フィールド日記

見て見ぬふりよりもいいと思いますね

今週は連日冬芽を撮るためにフィールドをさまよっていて
撮った写真は冬芽ばかり。

他のものが目に入らなかったかといえばそんなことはありません。
今回の大雪で倒れた木や折れた枝。
地面が雪に覆われ食べるものが乏しそうなヤマガラなどの野鳥たち。

そんななか、カメラを向ける気になったのは
何だろう?と不思議に思う物体でした。


タブノキの枝に張り付いていた不明生物
本郷の東大キャンパスにて2月16日撮影

撮影後ネットで調べてみると・・・
ヨコバイ科のコミミズクの幼虫にたどり着きました。

そしてこのたぶんカマキリの仲間の卵のうと思われるものは、


モチノキの枝についていた卵のう
明治神宮にて2月22日撮影

検索の結果、
ハラビロカマキリの卵のうのようでした。

フィールドでは得意分野以外のよくわからないものは
見て見ぬふりをしがちですが
ネットという道具でたどり着ける可能性が高まると
とりあえずバシバシと写真を撮って
あとでネットで調べて解決していくと成果あり!

まぁ、解決はしたものの
後日、再度みかけたときに記憶が白紙に戻っていて
「前に調べたんだけどなんだったっけ?」
ということになりがちですけどね。

でも、見て見ぬふりよりもいいと思いますね。


 22:44 2014/02/22記 代々木にて


今日、フィールド日記日記あります

     


フィールド日記の目次に戻る●

次のページ
前のページ

[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く

Google
WWW を検索 鈴木庸夫の植物図鑑 を検索
Top page (English)