フィールド日記

なんとか止められないものかなぁ


今日見た花1・マメアサガオ
東京大学の駒場キャンパス(目黒区)にて


今日見た花2・ナンバンカラムシ
駒場キャンパスにて

マメアサガオは北アメリカ原産の帰化植物で
写真のものは葉に切れ込みがありませんが
3裂するものもあります。
駒場キャンパスの一角でフェンスに絡まって
盛大に茂っていました。

ナンバンカラムシもアジア大陸原産の帰化植物で
大きくて他の植物を圧倒するように生えています。

こうしてみていくと、
丹沢の山の奥のように
人の手があまり入っていないところは
もともとそこに昔からある自生植物が多いのですが
街の中では、緑の多い公園でも大学のキャンパスでも
帰化植物をよく見かけます。

多摩川や相模川の中下流域の河川敷では
帰化植物ばかりが目につきます。

主な原因は輸入飼料に雑草の種が混じっていて
家畜の糞尿から発芽することが多いようですが、
堆肥発酵すれば種子は死に絶えるのに、
そのまま捨ててしまうことが多いようです。

このままでは
在来の植物が駆逐され帰化植物ばかりになってしまいそう!

なんとか止められないものかなぁ・・・

 22:23 2011/09/12記 代々木にて


今日、フィールド日記あります




フィールド日記の目次に戻る●

次のページ
前のページ

[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く

Google
WWW を検索 鈴木庸夫の植物図鑑 を検索
Top page (English)