フィールド日記

樹皮の薄片を見ていくのもけっこう面白い


今日見た花1・ギンバイカ
代々木公園にて


今日見た花2・アイナエ
明治神宮にて


地面に落ちている見慣れないもの

今の時期、森を歩いていると見慣れない
植物の必要なくなった部分だと思われるものがよく目につきます。
上の写真はケヤキの木の下のもので
ケヤキの剥がれ落ちた樹皮片です。


今にも剥がれ落ちそうな樹皮がついているケヤキの幹

樹木の幹が成長して太くなるこの時期
樹種ごとにそれぞれ
縦に長く裂けて剥がれ落ちたり(例えばサルスベリ)の
モザイクのように部分的に剥がれ落ちたり(例えばモミジバスズカケノキ)
弾力があるのかなめらかな樹皮のままだったり(例えばアオギリ)
それぞれ戦略があるようです。

夏の森の散歩のテーマとして
落ちている樹皮の薄片を見ていくのも
けっこう面白いのですよね。
(きょうのフィールド日記にはモミジバスズカケノキと
サルスベリの樹皮の薄片を載せました)






今日見た変形菌1・ツノホコリか?
代々木公園にて


上の写真の部分トリミング


今日見た変形菌2・ムラサキホコリの仲間
代々木公園にて

 23:01 2011/08/02記 清川のアトリエにて


今日、フィールド日記あります




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