フィールド日記

管理のやり方で大きく変わる植生


今日見た花1・ツルウメモドキの雌花
渋谷区の神宮前にて


今日見た花2・オヘビイチゴ
代々木公園にて


今日見た花3・サギゴケ(白い花)とムラサキサギゴケ(ブルーの花)
代々木公園にて

今日このページに載せたツルウメモドキは
つる性の木なので当然ですが
オヘビイチゴもサギゴケも毎年同じ場所で花が咲きます。

その花の時期になるとその場所に見に行きたくなってきて
散歩の楽しみでもあります。

昨日載せたヤセウツボもその場所に毎年咲くのですが
年々増えているようです。
ヤセウツボのような帰化植物が
年々増えるというのはちょっと心配!

この植物は在来種なので応援して
あれは帰化植物なのでやっつけてやろうなどとは思いませんが
植物たちが折り合いをつけながら
それぞれの居場所を確保して生きているのを見ていると
‘すごいなぁー!’って思いますね。

ひとつ言えることは
河川敷などを例にとると
ブルトーザーなどで整地したようなところに生えている植物は
ほぼ全部帰化植物で
ほどほどに草刈などをして安定した環境を保ってる河川敷は
貴重な在来種の宝庫だったりで
同じような環境でも人間の管理のやり方で大きく変わるような気がしますね。

22:27 2010/05/18 記 代々木にて


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