フィールド日記

バランスがくずれたらタイヘンだよなぁ



今日見た花1・ツリフネソウ科インパチェンス・バルフォウリ(Impatiens balfourii)
花壇に植えられる花ですがインドなどに自生しているもので
繁殖力が強く、
すでに帰化植物として広がりつつあるちょっと怖い植物です。
花は野生の風情があってハナツリフネとも呼ばれ
涼しげな好ましい雰囲気の花ですが
庭には植えないほうがいいと思いますね。

代々木にて


今日見た花2・エノキグサ
トウダイグサ科ユーフォルビア属の雑草です
帰化植物ではなく日本全土に自生するものですが
台湾やアジア東部にもあるようで
本来の出身地はそうした暖かいところのような気がしますね。
花は地味ですが雄花と雌花があります。
代々木にて


エノキグサの雄花と雌花です
雄花は棒状に左上に伸びるほうで
雌花は右下の編み笠の中に置いたお団子のようなもののほうです

昨日書いた話の続き

‘ベランダの水槽に水を汲み鉢に水をやると雨が降る’
というジンクスですが
よく考えてみたら
前回の雨でたまった水槽の水を使い切り
植物が水不足でかわいそうになったころ
水を汲み鉢に水遣りをするわけですが

それがちょうど自然のサイクルも次の雨の降る頃・・・
ということなのでしょうね。

天の神様は
植物たちが水不足でつらくなる頃の
タイミングを見計らって
雨をもたらせてくれるのでしょうね。

それにしても自然ってのはよく出来ていますね。

そのバランスがくずれたらタイヘンだよなぁ・・・

今日は「フィールド日記」ありません

 記




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