フィールド日記

生命力が強くなるのかも

2008年11月14日


今日見た花1・年に二回咲く花で
二度目の花が咲き始めたアツバキミガヨラン
代々木にて



今日見た花2・ホソバウンランがまだ咲いてました
帰化植物でいかにも外国出身の花という感じ
代々木にて



今日見た花3・ムラサキツメクサ
春から夏にかけて咲く花ですけど
なぜかたくさん咲いてました
代々木にて



殻斗が花びらのように開いて
スダジイのドングリが顔を出しました
このドングリは炒ると食べられます
明治神宮にて


先日も同じようなことを書きましたけど
秋も深まった今の時期に咲く花は
自生のものでは菊や山茶花など限られてますよね。
しかし、日本の冬の寒さを知らない
外国出身の植物たちは
冬の備えをしないまま
戸惑いつつも花を咲かせているのが多いような気がします。

それでも結局、絶えてしまうわけじゃなくて
ちゃんと種子は作っていて
来年も茂るんですけどね。

話はかわりますが
僕の住んでいる付近では
外国から来た若い人を大勢みかけます。

そうした若者たちは
日本の習慣やしきたりに戸惑うことでしょうけど
はつらつとした顔で
元気に仕事や勉強に励んでいるように見えます。

ひょっとして
人間でも植物でも見知らぬ土地にやってくると
持っている能力を最大限に発揮して
生命力が強くなるのかも知れないなぁ・・・



今日、フィールド日記はありません。

23:01 2008/11/14 記


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