フィールド日記

生き物を見て‘旨そう!’って思うのは健全なんじゃないかなぁ

2008年11月2日


秋の夕暮れ
代々木八幡にて



今日見た花1・ヤツデの花じゃなくて蕾を見つけました
もうヤツデの花の咲く時期なんですね
代々木八幡にて




今日見た花2・ノコンギク
代々木八幡にて


水族館で居合わせた親子の会話で
おかあさんが子供に向かって
「あのおさかな、おいしそうね」と言うのを聞いたことがあります。

ブリでもアジでもイワシでもタイでも
魚屋で売っている姿を見慣れているし
それが水槽で活き活きと泳いでいるんだから
日本人だったら‘旨そう’と思うのは自然ですよね。

インドの人はきっと
牛を見ても旨そうとは思わないでしょうけど
今の時代、
日本で和牛をみて旨そうと言う人もいるでしょうね。
しかし
野鳥を見て「あのツグミ旨そう」とか言う人がいたら
聞いた人は‘えっ!’っと思うんじゃないですかね。

魚だったらよくて野鳥はダメ?
イノシシだったらよくてサルを見ておいしそうと思うのは異常?

考えてみると海の魚も
空の鳥も野の動物たちも
野生生物としては同格だと思うんですけど
生き物をみてどう思うかはビミョーな問題ですよね。

でも、
人によって対象はそれぞれでも
生き物を見て‘旨そう!’って思うのは
健全なんじゃないかなぁ・・・



 記


フィールド日記の目次に戻る●

次のページ
前のページ

[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く

Google
WWW を検索 鈴木庸夫の植物図鑑 を検索
Top page (English)