フィールド日記
靴に付いた泥について
2008年9月30日
水滴のタワーのようなチカラシバ
代々木公園にて
オシベもメシベも水滴の中のヒナタイノコズチ
代々木公園にて
水をためたオオブタクサの雄花
雨の日なので超アップを撮りました
(ボクはこれの花粉症なのですョ)
代々木公園にて
今日見た花1・アゲラタム(オオカッコウアザミ)
代々木にて
今日見た花2・チェリーセージ(サルビア・ミクロフィラ)
代々木公園にて
・ ・ ・
帰化植物が広がる理由は人ですけど
山奥の登山道で本来無いはずのオオバコが
登山者の靴底の泥に運ばれて生えてきたり、
離島(無人島)の調査などで人の衣服や靴に付いた種で
その島になかった植物が広がったりなど、
植物が人為的に拡散されてしまうことは避けなければ・・・と、
山や里山などに出かけるときには気をつけているのですが・・・
昨日のこのページに書いた、
田んぼで付いた靴の泥を代々木公園の原っぱで落としたことについて
今日、メールをいただきました。
メールの抜粋
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> 靴の泥には様々な植物の種が紛れ込んでしまっています。これを別のフィー
> ルドでぬぐうのは植物の攪乱や病害虫の拡散などの手伝いをしていることにな
> り、植物を愛している者の行為としては厳に慎むべき事のように思われます。
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ご指摘のとおりたしかにルール違反でした。
安定した環境の田んぼの泥なので
公園の原っぱには水生植物は生えないわけだしと考えたのですが
アサハカでした。
想定を超えた事態が起こらないとはいえないわけで、
都市の公園でも、自然豊かなところでも、
対応は同じでなくてはいけなかったのです。
今後、気をつけます・・・
靴に付いた違う地域の泥はどんな状況でも
拡散を防ぐ対処をして洗い落とすことを誓います。
21:43 2008/09/30 記
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