フィールド日記

はまべのこれ、わかりました

2008年8月4日


今日見た花1・百日紅(サルスベリ)の花が咲きだしました。
これから百日間ほど紅の花が咲き続くはずです。
代々木公園にて



今日見た花2・アサガオ
夏の朝、いい雰囲気で咲いてました。
代々木公園にて


九十九里浜の不明生物
いただいた回答を昨日のこのページに載せましたが
今朝、友人の nao.氏からそのことについてのメールがきました。

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>毎日暑いですね。
>週末は実家にいてネット環境になかったので、今日HPの方を拝見しました。

> >海辺の諸々ですが…
>最初のはハスノハカシパンです。
>ナミベリハスノハカシパンかどうかはちょっと不明です。
>一般に見られるのはハスノハカシパンではないかと思うのですが情報不足です。
>ナミベリの特徴として「殻の縁が波打つ」というのがあるのですが
>ハスノハカシパンでも縁は波打つので、正確な区別点とは思えません。
>殻の薄さなどが違うという話もあるのですけど…。
>(ハスノハカシパンは殻が全体に厚く、ナミベリの方が小さめで薄い)

> >名前は殻の裏を見ると、ハスの葉のような葉脈模様があるためです。

> >2枚目の貝は、どなたかのご指摘通り、ヒメバカガイのようですね。

> >3枚目は、サメの卵殻ではなく、ガンギエイというエイの卵殻です。
>両側に突起が出ているのが特徴で、ここにひも状のものがあって
>海藻などに絡みついています。
>サメの卵殻は両側に突起がなく、片側だけにひも状の突起がついた形です。
>あの『はまべのこれなぁに?』にも載ってますので、ぜひご覧ください(笑)
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nao.氏は断定的に書いていますけど
海に詳しいライター・編集者なのです。
彼のホームページにもハスノハカシパンが載っていましたよ。

ところで彼のメールに出てきた 『はまべのこれなぁに?』という本は
彼と海洋写真家・瀬戸口靖氏の合作で
フレーベル館の月間絵本‘しぜん’の今月号(2008年8月号)なのです。
砂浜の生き物をテーマにした絵本で
年間の購読契約をしている人が対象の出版物で
残念ながら書店では扱っていないんですけど
東京の本駒込にあるフレーベル館のお店だったら
手に入ると思います。
既刊の出版物には磯の生き物の本はありますけど
砂浜の生き物をわかりやすく書いたこの本、
ホント良い本ですよ、お勧めします。



22:20 2008/08/04 記


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