フィールド日記
頭上を飛び交う親ガラス
2007年6月5日
やっと咲き出したハナショウブ
明治神宮にて
三日前に見たツノホコリがどうなったかと
お弁当を持って昼休みに明治神宮の内苑に行ってみました。
今日のツノホコリのようす
そのツノホコリはというとずいぶん形が違ってしまい
同じ種類とは思えないほどです。
(なるほど変形する菌だから変形菌か・・・)
・ ・ ・
ところでその変形菌のあるところは
森の中の人通りの少ない道のそばの朽木で
その道に入ったとたん
二羽のカラスが頭上を飛び交いながらけたたましく鳴き、
頭をつつかれそうになりました。
頭上を飛び交う親ガラス
理由判明!
近くの茂みのなかに幼鳥がいます。
巣から落ちたのかそれとも巣立ったばかりなのか
逃げようともしません。
ハシブトカラスの幼鳥
しかし変形菌はその子ガラスのすぐ近くなので
後頭部を攻撃から守るため
三脚を頭上に掲げ持ち
うずくまってルーペで変形菌を見ていたのですが
親ガラスたちは危害を加える人ではないと思ったのか
しばらくすると鳴きやみ、
近くの枝でボクの様子を見下ろしています。
おかげで
その後は落ち着いて三脚で撮影ができたというしだいです。
・ ・ ・
話は変わりますが
すでにおおぜい人が見に来ている花菖蒲園はというと
やっと咲き出したところですョ。
来週ぐらいからが見ごろだと思いますね。
(入苑料は500円です)
22:15 2007/06/05 記
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