フィールド日記

見ていてつらかった二本の映画

2007年2月5日
東京都 渋谷区



レンテンローズの花
新宿高層ビルわきの花壇にて。


昨日つれあいと、
クリント・イーストウッドがプロデュースした映画
「硫黄島からの手紙」を見てきました。

渡辺謙演じる司令官栗林中将を中心に
塹壕にこもる日本軍の戦いぶりを描いた映画です。
そして、
やはりクリント・イーストウッドが同じ戦いを
アメリカ側からの視点で作った
「父親たちの星条旗」を見たくなり
早速、今日見てきました。

たった60年ほど前、
日本とアメリカが殺しあった様子を
それぞれの側からの視点で作った二本の映画は
それぞれ重く、見ていてつらかったですね。

そういえば
ベトナム戦争を題材にした映画
「地獄の黙示録」とか
「グッドモーニングベトナム」、
カンボジアの内乱を描いた
「キリングフィールド」とかがありましたね。

こうした映画を見ていると、アメリカって
過去を検証して
美化もせず、隠そうともせずに
作品を作ろうという態度だけでも
まだ、健康だと思いますね。

そのうち、
イラクの戦いを見つめなおした映画も出てくることでしょうね。

それに比べると日本は忘れっぽくて
過去の検証や反省はあまりしないように見えますね。

(植物や自然をテーマにして作っているホームページなのに
二日続けて映画を見たので
今日は映画談義になってしまいました。)


22:26 2007/02/05 記


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