フィールド日記

空想の世界にあそぶ

2006年7月27日
東京都 渋谷区


今、育ち盛りの時期。
スダジイの実です。
明治神宮にて。




山と渓谷社の雑誌「ジョイ」で
ボクの写真と文章で
「日本の色 山の花色」というページを担当しているのですが
今日、8月末に出る秋号の原稿を書いていて
気分はすっかり秋の花、秋の山になってしまいました。

まだ梅雨も終わっていないのに
夏の北アルプスへはこれから行こうと思っているのに
思い浮かぶことは
初霜とか、陽だまりをみつけてのひなたぼっことかです。

人間って便利なもので
仕事場からの帰り道
ヒグラシの鳴く熱気の残る明治神宮の中の森の道を歩くと
すぐに今の季節の気分に戻れますが
考えてみると
いくらでも時空を超えて
違う季節を味わうことも
別の世界で遊ぶこともできるわけですね。

はたからみたら
空想にふけるあぶないおじさんに見えるでしょうけどね。



22:15 2006/07/27 記


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