| フィールド日記 |
いきあたりばったりの旅で･･･
2006年5月19日
青森県 深浦町
新緑が鮮やかなブナの原生林。
青森県岩崎村、十二湖にて。
十二湖のひとつ青池。
本来なら神秘的な青さをたたえる水面ですが
ブナ、ミズナラ、カツラの終わった花がたくさん浮いていて
いまひとつ美しくなかったなぁ。
ボクは旅に出るとき
予約はほとんどとらず
現地で、
いきあたりばったりで決めることが多いのですが
偶然その地域で運動の大会があったり
近くにある企業が研修会などを開いていたりすると
宿が全部ふさがっているということがあります。
ところで昨日の夕暮れ、
秋田の能代市に着き
いつも泊まる宿に電話したところ
「満室です！」ということなのです。
しかたないので電話帳で
市内のビジネスホテルに問い合わせてみたところ
どこも‘満室’という返事です。
不思議に思い
「なにかイベントでもあるのですか？」
と聞いたのですが
宿の人も理由がわからない様子です。
昨夜は結局、
4Km近く離れた隣の東能代駅前の旅館にしましたョ。
・ ・ ・
一夜明けて、今朝のことなのですが･･･
宿でテレビを見ていると
下校途中の小学生の男の子が
死体で発見されたという報道でもちきりです。
その子は秋田県の藤里町に住んでいて
発見現場は能代市の河川敷･･･と聞いて
理由が判明！
昨夜は報道関係者が能代市に大勢集まり
宿が全部ふさがったということなのでしょう。
ボクの泊まった宿のおかみさんも
昨夜は部屋が空いていないかという電話が
9時をすぎてもかかってきたということでしたョ。
21:48 2006/05/19 記
| フィールド日記の目次に戻る● |
次のページ
前のページ
[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く
Top page (English)