フィールド日記

春の芽ぶきで存在に気づく植物。

2006年4月26日
東京都 渋谷区


花よりシャレたデザイン!?
コデマリの蕾。
代々木八幡のお寺のお庭にて。




新芽の形とか色は個性があって
特に赤い芽は目をひきます。

春がすぎると普通の緑になって
風景に溶け込んでしまうので
そうした植物は今が見ごろといえます。


ベニシダの赤い芽吹き
代々木八幡神社にて。


ベニシダもその一つです。

ところで、この写真のチャンチンですが・・・


チャンチンの赤い芽吹き


商店街の街路樹の一本です。


チャンチンの木
代々木八幡商店街の街路樹の一本。


しかし、他の木はみなニワウルシです。
同じ複葉の木ですが
チャンチンはこれ一本だけです。

夏は両種とも同じような緑の葉です。

たぶん、植えた業者が間違って
一本だけチャンチンを植えちゃったのじゃないですかね。

ボクはよくこの道を通るのですが
春先の芽ぶきの色が違う今だからこそ
発見できたというわけです。



21:09 2006/04/26 記


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