フィールド日記

人の顔の見える街

2006年1月25日
東京都 渋谷区


降雪後たっぷり水を含んだ大地から林立する霜柱。
代々木公園にて。




それまで何もなかったところに
新しい駅が出来て
そのまわりに計画的に作られた団地。

駅周辺には商店街があっても
なんだか温かみのない町並み。

そうしたところはいくつも見ています。

大きな繁華街、
たとえば渋谷の駅周辺など
人の生活の気配が感じられません。

街は人が居て(住んでいて)出来ているようなもので
図面で作られたような新しい街は
人間味も味わいも無いような気がします。

そんななか
ぼくの住んでいる‘代々木’は
新宿の隣ですが
人の顔の見えるなかなか良い町ですよ。

今日の夕暮れ、
小さな赤提灯に寄って
偶然同席した顔見知りと盛り上がりましたョ。


赤提灯がともる小さな店


ヒトとのつながりをどう築くか・・・
都会生活の課題と言ったらオーバーかもしれませんが
どんな場合でもひととのつながりって
必要なものだと思いますね。



21:28 2006/01/25 記


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