フィールド日記

ムラサキシメジ
キシメジ科
Lepista nuda
2005年11月4日
東京都 渋谷区


茎も太く立派なムラサキシメジ


生えている場所をたどると円を描いていてる。(ペンツール使用)


菌輪上の菌糸

スダジイの林床はあまり光もささず
落ち葉が積もっている。

そこにムラサキシメジが生えていた。

生えている場所をたどると
円を描いている
これは菌輪と言い
水面に石を投げ込んだときに広がる波紋のように
毎年円の直径が広くなり茸が並んで生えるのだ。

この円の茸の生えていないところの枯葉を
一枚づつ取っていくと白い菌糸があった。

茸のあるなしにかかわらず
この菌糸は連続して円を描いているようだ。

なお、この菌輪の直径を計ってみると3.7mだった。

代々木公園にて。

フィールド日記の目次に戻る●

次のページ
前のページ

[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く

Google
WWW を検索 鈴木庸夫の植物図鑑 を検索
Top page (English)