フィールド日記

今日はマクロレンズの目です

2005年8月30日
東京都 渋谷区


ルーペで見ると繊細で洒落ている
アマチャヅルの花
明治神宮にて。




ふだん、このフィールド日記の写真は
仕事場に向かう途中
代々木公園や明治神宮などを通り
その日出会ったものにカメラを向けるのですが
通勤途中なので
交換レンズもそれほど持たず
「今日は望遠レンズをつけていこう!」とか
「今日は広角にしようっと!」などと
家を出るときにもうその日使うレンズをつけています。

そうすると面白いことに
カメラに望遠レンズをつけた日は
木の枝にとまる鳥
高い木のこずえの上につく実などに目が行きます。

広角レンズをつけた日は同じ道を歩いていても
草はらに群生する花
空に浮かぶ雲などに目が行くのです。

今日は接写のできるマクロレンズをつけて家を出ましたが
そうすると
小さな花が気になります。

しゃがみこんで
米粒の様な花を見て
‘この花は形が面白いなぁ’とか
‘たくさん咲いているのにアップに耐える花はないなぁ’とか
ひとり、つぶやきながら撮影をするのです。

そういうわけで
今日の写真はぜんぶマクロレンズで撮った花の超アップです。

はたから見たら
アブナイオジサンに見えるのかしらん。



22:21 2005/08/30 記


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