フィールド日記

原爆を思う・広島にて

2005年8月27日
広島県 広島市


この大きな美しい都市に
60年前 アメリカは原子爆弾を落としたのですよね。
広島市安芸区海田の岩滝山にて。



瀬戸内海、倉橋島の白い砂浜




広島に来ると
いつもそうなのですが
やっぱり原爆のことを考えてしまいます。

瀬戸内海に面した平野に広がり
川に囲まれた美しい広島市。

戦争には責任も関係もない
多くの市民の頭の上で
原子爆弾が炸裂したことを・・・

山の頂上から広島市を眺めていると
炸裂したあたりの
中心部の真上のそらに目が行きます。

それにしても
広島県はエネルギーのある
大きな都市が多いような気がしますね。

旅でふれあう
宿の人も
食堂などお店の人も
皆さん、気配りが細やかで
おだやかで優しい感じがします。

そういえば昨日お会いした広島大学の教授も
えらぶらない優しそうな方でした。

60年前、こんな人たちの頭上に
爆弾が炸裂したのですよね。

もう、勝敗の決着はついていたというのに。



広島県廿日市市の小さな旅館にて。



22:57 2005/08/27 記



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