フィールド日記
‘うだつ’があがる町に泊まりました。
2005年8月6日
徳島県 つるぎ町
小鳴門とよばれるだけあって
うず潮がとうとうと流れていました。
徳島県鳴門市にて。
何度来ても
四国は良いですね。
なにか、時間がゆったりと流れている感じがします。
明日、剣山に登るので
今夜は山麓のつるぎ町貞光の宿に泊まっています。
夕暮れどき、町を散歩しましたが
昔の建物がたくさん残っていて
そのつくりが面白いのですよ。
ふるい建物の並ぶ商店街。
屋根の‘うだつ’のレリーフのような作品。
‘うだつ’があがらない。
の語源の‘うだつ’が二重につくられた建物が多く、
屋根瓦の飾りも面白く
彫刻作品の展示場のようです。
彫刻作品のような屋根瓦
ところで
そうしてあちこち見ながら散歩している僕を
石垣の上から見下ろす犬は
ほえるでもなく、
おだやかなまなざしをいしていました。
いかにも性格がおだやかそうな犬。
・ ・ ・
明日の剣山ではどんな花と出会えるか
楽しみです。
22:12 2005/08/06 記
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