フィールド日記

迷い込んだ小宇宙


2005年6月4日



暗い林床に差し込む光がまるでプラネタリウムの星のよう
代々木公園にて





初夏の陽を浴びる
カミツレ(ジャーマンカモミール)の花


日差しは強く、
サングラスが欲しいほどです。

林の中を突き抜けるのが
駅への最短距離なので
マテバシイの森の中を歩いていると
明るいところに目が慣れているせいかもしれませんが
林床は次の一歩を踏み出すのも怖いほど真っ暗です。
そして、
暗い中に木漏れ日の光が点々と灯っているようで
まるで、
宇宙空間で足元にまで広がる星のなかを
一人、歩いているような感じです。

しかし、
森を抜けてふりかえると、
ただの小さな公園の林があるだけでした。


マテバシイの林

23:00 2005/06/04 記
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