フィールド日記
残雪の形は白い馬
2005年5月1日
雪形を見ての農作業が進む白馬村にて
水面から出始めた芽の造形(ミツガシワの芽)
白馬村の親海湿原にて。
ゴールデンウイークは
ずっと山で過ごすというIshi氏とは別行動をとり
五竜岳山麓を歩きました。
・ ・ ・
雪国では雪の解けたばかりのこの時期のこの連休
半農半サラリーマンにとっては
貴重な農作業週間ですので
大勢の人が畑仕事をしています。
ザックを背負って
カメラを抱え、
あぜ道を歩く僕は目立つのか
トラクターで通り過ぎる人が
わざわざ止めて話しかけてきます。
カメラが好きな人のようで
写真談義が始まりました。
山の雪形がいまちょうどよいとのことです。
残雪の形で
農作業の目安とすることは聞いていますし、
白馬村という名前は
雪形は白い馬の形となることからのようですね。
その白馬村の現役のファーマーが
天気予報や、暦にたよらず
今でも雪形が指標になっているとしたら
なんか、うれしいですね。
帰りの中央線あずさの車中にて
20:33 2005/05/01 記
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