フィールド日記


照れくさい自画像の撮影

2005年3月16日



芽吹き始めたアジサイ
高田馬場にて







西部劇の背景の砂漠の山並みではありません。

明治神宮の芝生に
土がほうぼうで盛り上がっています。

トンネルを掘っているモグラが
あまった土を地上に押し出したものなのです。

ここは柵のなかの
人の入れない芝生なのですが
ゴルフ場なんかでは
こんなぼこぼこではきっと
プレーが出来ないでしょうね。

    ・ ・ ・

ところで
ボクの写真で作った樹木図鑑が
日本文芸社からもうすぐ出版されるのですが
奥付の著者を紹介する欄に
ボクの顔写真を入れたいとのことで
仕事場の昼休みに近くの都営住宅の空き地に
デジカメと三脚をもって撮りに行きました。

背景があまり写りこまないように
望遠レンズをセットして
タイマーで撮ったのですが
望遠のため自分が立つ位置と
カメラとがだいぶ離れていて
タイマーをセットしてから
立つべき位置に走って行き
小道具のカメラを持ち
いかにも木を観察しているふりをしました。

撮った後
カメラに戻って液晶画面で
写り具合を確かめると
あまり気に入りません。

そういうわけで
何度も撮りなおし
そのたびタイマーをセットして
走っていって
そのポーズを繰り返しました。

これがその本に載せるつもりの写真です。
このホームページでは
ボクの顔写真は初めて載せますが
ちょっと見てください。


樹木を観察しているふりをしているところ。

今度出版されるその本は
多くの人に
樹木に親しんでもらいたいので
価格を安めに設定して
写真をふんだんに提供して
わかりやすく作りました。

自分で言うのもへんですが
丁寧に丹念に作ったつもりです。

本屋にならんだら
見て、
もし、気に入ったら
買ってくださいね。

21:20 2005/03/16 記



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