フィールド日記


今日見た野鳥・見たけど撮れなかったアカゲラ

2005年3月6日


ケヤキの幹のメジロ
明治神宮にて。




野鳥を撮影する人たちは
よく、超望遠レンズを三脚にセットして
撮影ポイントにエサをおき
野鳥が来るのを待っています。

明治神宮ではそうしてエサを置くと
ソウシチョウ、ルリビタキ、シジュウカラ
などが来ますが
メジロは人間の置いたエサなどには目もくれず
梅などの花の蜜や
樹皮についている虫などを
探してついばんでいます。

エサの少ない冬のこの時期
食べるものがたりなくて力尽きたのでしょうか
何度か死んだメジロを見かけました。

小さなメジロが
垂直な幹にしがみつき
ひっしにエサを探している様子は
たいへんそうで、けなげで、
「もうすこしの辛抱だよ!
そうしたらエサの豊富な春になるよ!」
と声をかけ、応援したくなりますネ。

    ・ ・ ・

今日出会った野鳥でなんとか写真が撮れたのは
下に載せますが
残念ながらアカゲラは双眼鏡では見れたのに
カメラを向けたときには
飛んでいってしまいました。

明治神宮では鳴き声は耳にしても
なかなか姿がみられません。

こんど出会ったらぜひ撮影したいものですなぁ。



シメ
梢の上で休憩のようでした。



ルリビタキ♂
すぐ近くで、「ちゃんと撮ってくれよ」というように
ポーズしてくれました。



ソウシチョウ
すぐそばに来て、「エサくれないの?」と言うように
じっとボクのことを見上げていました。



シジュウカラ
ソウシチョウに追い払われながらも
人の置いたエサをしっかり食べていました。



アオジ♂
遠くて、やっと一枚撮りました。



カケス
遠くて、そのうえ枝の陰から出てくれず
うまく撮れませんでした・・・



22:29 2005/03/06 記



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