フィールド日記
体液メタンの超低温生物
2005年2月2日
近くの学校の課外授業なのか
朝、子供たちがそろって凧揚げをしていました。
代々木公園にて
寒波が強く
ほうぼうで大雪とのニュースも流れてきますが
温暖化と都市化とで暖かいはずの東京も
このところ寒い日が続いています。
それでも
春の花たちが
咲きだしているようです。
山手線原宿駅のホームから見える
枯れススキの茂る土手に
クサボケが咲き始めていました。
[今日見た野鳥]
枝にとまるツグミ
ツグミは色の濃さも模様の具合も
個性があります。
今日見たツグミはちょっと色が薄い感じでした。
代々木公園にて。
・ ・ ・
ところで
土星の惑星タイタンに
小型探査機ホイヘンスが着陸して
画像を送ってきたというニュースがありましたよね。
データの解析はこれからの作業でしょうけど
メタンの雨が降り
メタンの川や海がありそうだということと
氷が岩石のような存在で
地表を被っている砂のようなものは
凝結した有機物が降り積もったもののようだ
との情報には驚かされますね。
そうなると、もし生物がいるとすると
体液はメタンで
彼らにとっては地面の氷は石のようなもので
水はマグマのような高温の物質なのでしょうね。
とにかく地球の常識では
考えられないような
不思議な世界があるものですね。
22:09 2005/02/02 記
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