鈴木庸夫の自然を楽しむ トップページ バックナンバー 2005前期

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植物図鑑

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ひさびさの雨に煙る明治神宮の森




梅雨とはいっても
関東地方ではこのところ雨がなく
草木もつらそうでした。

そんななか
昨夜からひさびさの雨がふり
今朝、明治神宮を通ると
草木たちのうれしそうな様子が伝わってきます。

‘雨が降って良かったねぇ!’と
つぶやきながら森の道を歩いていると
こちらもなんとなくシアワセな気分になり
足取りも軽く仕事場に向かいました。

雨もほどほど
晴れもほどほど
嵐はごくたまに、
ぐらいがいいですね。

(嵐もたまに来ないと自然環境に悪影響があるそうですよ。)



22:02 2005/06/29 記



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東京では空梅雨で
原っぱの草を見ると朝露が光っていました。
そろそろ雨が降ってくれないかなぁ。




東京は猛烈な暑さでしたね。
まだ6月だと言うのに・・・

今日フィールド日記に載せたハンゲショウも
例年とは違う咲き方でしたが
植物たち
とくに寒い地方出身の植物たちには
この暑さはストレスでしょうね。

この夏は
そうした植物たちの様子を
見て行きたいものです。



21:08 2005/06/28 記



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変形菌 ウツボホコリ(茶色)と キフシススホコリ(黄色)がつく倒木。
明治神宮にて。




いました、いました。

元気な変形菌たちが
おおぜいいました。

梅雨の時期のこの蒸し暑い天気は
変形菌たちにとって
快適なのでしょうね。


木漏れ日のなかのホソエヌカホコリ
明治神宮にて。



ホソエヌカホコリ


胞子を飛ばすホソエヌカホコリ

ことしも
高倍率のルーペをもって
蚊に刺されながら
暗い森の中に這いつくばう
変形菌の季節になりました。

さて
ことしはいくつ
見たことのない変形菌たちに
出会えるかなぁ。



21:48 2005/06/26 記



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ビワの木の下で
ボクと
九つ下の弟(6月13日生まれ)の
二人の誕生パーティーを兄弟一族で催してくれました。

このビワの木は
ボクが子供のころ
祖母がボクの誕生日の記念に植えてくれたもので
樹齢は40年を超えています。

うれしいやら
てれくさいやら
かかわりのふかいビワの木の下で
誕生パーティーをやってくれました。

手前でトウモロコシを焼いているのは
ウチの子です。



21:58 2005/06/25 記



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田んぼのわきでお化粧をすませたハンゲショウ
神代水生植物園にて。




ボクはこのホームページをはじめるとき
悩みもせず
「そうだ、きょうからホームページを始めよう」と
2002年1月30日に4ページからスタートしたのでした。

それからほぼ毎日更新していて
ページ数はたくさん出来ましたが
毎日いきあたりばったり
見たものを更新しているわけです。

1年ほどまえ
友人で編集者のY氏が
「ホームページを立ち上げたいのだけど」
という相談をうけました。
「じゃあ、今日からでもはじめなょ」と
アドバイスしたのですが
彼は完ぺき主義のようで
その後、ノートパソコンで
「こんなふうに作ってみたのだけどどうでしょうかねぇ」
というふうに
ネットに載せず何度も作りなおしていました。

そして、
先日いよいよ公開を決意したようで
ネットにアップして
アドレスを連絡してきました。

彼は、自然全般に知識が豊富で
海岸に漂着する種子に関するページでも
とても参考になります。

お勧めしますので
見てみてくださいね。

アドレスはhttp://ashibee.net/です。


22:45 2005/06/24 記

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ツタの葉 茂る
新宿区下落合にて。


壁紙になります
(壁紙にする方法)
800 x 600
1024 x 768


朝、雨。
昼前には曇りとなり
平凡な一日でした。

ただいつもとちがうのは
今日はボクの誕生日だったということです。

「そうか、
きょうは誕生日か!」と思うだけで
いつもと違う空気につつまれます。

10年前の今日
20年前の今日

30年前の今日
40年前の今日
を思い出せるからかもしれません。

懸命に思い出そうとしても
50年前の今日は記憶にありませんけどね。



23:14 2005/06/23 記

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雨の朝(手前の木はユリノキ)
代々木公園にて





ミズキよりだいぶ遅れて今、花盛り。
クマノミズキの花
代々木公園にて。


今朝、起きて外を見ると雨です。

なぜかその雨を見て、
うれしくなりました。

旅先では雨続きで
帰宅したとたんに良い天気になることもありますが
今回はその逆で
帰宅した朝の大雨を見て、
うれしくなっただけで
雨を待っていたわけではないのです。

雨の中
仕事場に向かう足取りも
ミュージカル映画の
「雨に唄えば」の気分です。

映画のシーンのように
傘もささず
水溜りの中を
スキップしながら踊るようなことは
しませんでしたがね。



23:01 2005/06/22 記



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花盛り!明治神宮の花菖蒲園
EFS 10-22mmで撮影




天気もしばらくは悪くなさそう。
そうだ、尾瀬に行こう!!

というわけで、
今、夜行バスで尾瀬に向かっています。

行くことを決めてから
準備をバタバタとやったので
せわしなかったぁ。

    ・ ・ ・

明日からは携帯電話も通じない山の中なので
しばらく更新はお休みします。

21日火曜日の夜は更新するつもりです。

では!

行ってきまーす!!

23:01 2005/06/18 記

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まだ巣立ったばかりのハヤブサの飛翔。
江ノ島にて。






待てど暮らせど
なかなか飛び立ってくれないハヤブサくん。



やっと、飛ぶ気になってくれたよう!


飛びたつ瞬間!



          
              飛ぶ瞬間を待つカメラマンたち。


江ノ島の岸壁で
ハヤブサが巣を作り
子育てをしているという話を聞き
見に行ってきました。

いました!
はじめて見たハヤブサの飛翔。
かっこよかったです。

    ・ ・ ・

ところで、
今日は
ハヤブサを見たいというのもありましたが
昨日買ったレンズの
テスト撮影をするために
海岸を選んだのです。

そのレンズは
デジタル一眼レフカメラ専用の
キャノンのEFS 10-22mm という
超広角ズームレンズで
植物の生える環境を表現できそうで
面白そうだなぁ。


EFS 10-22mmで撮った砂浜に生えるツルナ。
七里ガ浜(神奈川県鎌倉市)にて。


このレンズで撮った写真を
バンバン載せます!

乞う、ご期待!

22:33 2005/06/17 記

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解体を待つ古い団地
目黒区東山にて




上の写真の左隅の青い建物は
目黒区立東山小学校の体育館で
この4階建ての団地は解体を待つ
元国家公務員住宅です。

ボクは小学校の2年から4年までの3年間
この学校に通っていて
この団地の左隅の3階には
クラスメートの好きだった女の子
A子ちゃんが住んでいて
よく遊びにいきました。

今はこの庭も廃墟になっていて
オオマツヨイグサが茂っていますが
当時は子供たちがおおぜい遊んでいましたよ。


子供のころ遊んだ覚えのある壽福寺境内。

このお寺も
甘茶をもらいにとか
よく行って、
境内で遊んだ覚えがあります。


壽福寺の参道。

路地を歩いていて
遠い記憶がよみがえり
この家はS君ちだったなと思って
表札を見ると
ちゃんと‘S’となっていました。

A子ちゃん、S君、T君と
当時の顔を思い出してしまいました。

今では知り合いが一人もいない町ですが
ボクにとっては
子供のときの思い出がいっぱい詰まった
懐かしい町です。
こういうのを‘ふるさと’って言うのかなぁ。



22:51 2005/06/16 記



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エノキの大木と
木陰で涼む子犬を連れた女性。
群馬県館林市にて。




新聞に掲載するための花の写真を
群馬県館林市の
つつじヶ丘公園の中にある温室に
撮りに行ってきました。

ベンケイソウ科のタキツスという花で
暑い温室に咲いていたのですが
さっさと撮影を済ませ
温室の前に広がる
城沼周辺を散歩しました。


蓮が茂る城沼
館林市にて


今の季節は
温室の中の外国の植物よりも
太陽を浴びて茂る
夏の草木を見るのが楽しいですね。

そういうわけで
今日のフィールド日記は
湿地の植物を三つ紹介しますね。



23:00 2005/06/14 記



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アジサイの季節ですね。
新宿区にて






今日のフィールド日記に載せたこの花は
鉢に札がついていました。


鉢についていた札

それには
ブラキカム・ディバシフォリアとかかれており
学名が
Brachyscome dibassifolia
と書かれていました。

カタカナで表記すると
ブラキカムでもブラキコメでもいいのですが
Brachyscome
というのは聞いたことがありません。
Brachycome
のはずで‘s’が余分です。

種小名の
dibassifoliaも、
調べてみると
diversifoliaが正解のようです。

花を買う人は
それについている札が頼りなのですが
写真つきの印刷物の札が間違っているというのは
感心しませんね。
ホント!

23:11 2005/06/13 記

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強い日差しを浴びて咲くセイヨウヒルガオ。
代々木にて



気象庁が梅雨入り宣言をした後の週間予報は
傘と雲のマークばかりが並んでいましたが
今日は予報に反して
真夏の太陽が照りつける良い天気となりましたね。

そんななか
ウチの中学生の子の運動会を見にいってきました。

毎年、
子供たちから募集した標語を掲げて
それをテーマに進める運動会なのですが
今年の標語は
「燃えつきるな勝つまでは」でした。




太平洋戦争のさなか 一般から募集して入選した標語で
「欲しがりません勝つまでは」
というのがありますが、
運動会の標語を作った子は
昔の人と発想が似ているのか
「欲しがりません」をもじったのか…

すぐあきらめて燃えつきちゃいそうな子の多いなか
なかなかこの標語、
ブラックユーモアが効いていて上出来ですね。

感心しちゃいましたよ。



22:11 2005/06/12 記



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リュウキュウベンケイの葉
新宿御苑にて




今朝、NHKニュースで放送していた
新宿御苑で行われている
「絶滅危惧植物展」を見てきました。

今日のトップの写真は
もう自然界では
最近は自生が確認できず
絶滅してしまったと言われている
リュウキュウベンケイです。

(野生絶滅(ER))

もう、野山には無くて
小さな鉢でかろうじて
人間に生かされているのですね。

ほかにも数が少なくなって
フィールドでは
めったに出会えないものなどが展示されていました。

今日のフィールド日記は
そんな絶滅危惧種を三つ紹介しますね。



18:49 2005/06/11 記

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ウエブ写真展

6月の雨




アジサイ 雨






ノビル 雨




ガクアジサイ 雨




草むら 雨





19:18 2005/06/10 記



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土手に広がるタチアオイのお花畑
埼玉県鳩ヶ谷市の新芝川にて




来春出版予定の庭作りの本に載せる写真を撮るため
今年は埼玉県川口市の安行に何度も通っています。

安行というところは
首都圏の庭木の生産、供給地として
昔から有名なところで
神田神保町に本屋が集まっていたり
秋葉原に電気屋が集まっているように
植木の生産、販売業者が集まっています。
そういうわけで
川口市立の植物園‘グリーンセンター’も
県営の植物園‘植物振興センター’も
他では見られないような面白い植物がたくさんあります。

それぞれの花木の
花、実、紅葉を撮るため頻繁に通うわけで
昼ごはんに入る食堂などでは
もう顔を覚えられていて
半常連という気分です。

安行に行くという時は、
フィールドに行くというより
‘通勤’するという感じですね。

なんか、楽しくないなぁ。



22:15 2005/06/09 記



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いました、いました。
大きなお饅頭の様な変形菌
高田馬場にて




仕事場の近くの
駅前商店街の小さな公園の切り株で
変形菌ススホコリの
お饅頭のような着合子嚢体を見つけました。

変形菌のイメージは
深い森の中でひっそりと暮らしていそうですが
こんな街のなかでも
ちゃんと居場所があるようで
ときどき見かけます。


ココアのような胞子

指で崩してみると
ココアの粉を固めたような胞子がびっしり詰まっています。

無数の胞子が飛んで
街の中でも
また居心地の良い場所をみつけるのでしょうね。

これから梅雨に向けて
変形菌が活発になる時期です。

今年は何が見られるか
楽しみだなぁ。

22:46 2005/06/08 記

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スイレンは花盛り
明治神宮内苑にて




花がたくさん咲いていた一昨年の6月7日と同じ日に
同じ明治神宮の内苑にハナショウブを見にきたのですが今年はまだほとんど咲いてません。


まだほとんど咲いていない花菖蒲園

しかし、
前もって日にちを決めてあるバスツアーなどの花見客は
花はまだいくらも咲いていないとわかっていても
日程変更はしないようで
続々とやってきています。


少ない花を見る花見客

入り口の案内の人は
「まだ、ハナショウブは咲きはじめですけど
スイレンはよく咲いていますよー!」と、
と叫んでいましたが
やはり、ベンカイしているように聞こえてしまいます。


モネの絵のようなスイレン

しかし、
そのスイレン、なかなか綺麗でした。

20:59 2005/06/07 記

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成長を追ってビデオカメラで撮影を続けている双葉



インターバルの自動撮影を
6月1日にスタートして
発芽の様子を追っているのですが
もう五日たちました。


ベランダに置いた衣装箱のなかのビデオカメラ


もともと雑草の種がたくさん落ちている土にレンズを向けて
何が出てくるかわからないまま
撮影をしているのです。


発芽の様子を撮影しているビデオカメラ。

運よくレンズを向けた土の真ん中から
三日前に双葉が出てきました。


成長を記録している小さな双葉

まわりからでてきている
イネ科などの他の芽はどんどん大きくなるのに
肝心の双葉はちっとも大きくなってくれません。


たくさん芽吹いてきた双葉や単子葉の発芽

毎日気をもんで注目しているわけなのですが
まあ、2〜3週間たてば
きっと育ってくれることでしょう。

23:11 2005/06/06 記

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このところ雨が多いためか
水量豊富な多摩川。

調布市にて。





先週はなぜか忙しくて
土曜日も仕事場に行きデスクワークでした。

今日は日曜日。
仕事はしないぞ!と決めて
寝坊して
家でのんびりすごしました。

午後、ちょっと散歩のつもりで
調布の京王多摩川駅のそばにある
京王フローラルガーデン・アンジェに行きました。

休日は、その庭の一角で
野外コンサートが行われるのです。

今日はハープとソプラノ歌手の協演で
初夏の午後の木陰で
いい時間がすごせました。

ところで
京王多摩川駅には
フローラルガーデン・アンジェと逆の出口に
京王閣という競輪場があるのです。

今日は競輪の開催日で
駅のホームに降り立った人々は
ガーデンに向かう人は北側の出口へ向かい
競輪に行く人は南側の出口に向かうわけです。

南側出口に向かう人は
ラフな作業服姿で
予想誌と赤鉛筆を持ったおじさんばかりで
北側出口に向かう人は
小さな子供をつれた家族や
ピクニックスタイルの女性グループなどで
まったくタイプが違うのですよ。

ボクはおじさんではありますが
予想誌も赤鉛筆も持っていませんでしたね。

23:05 2005/06/05 記

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暗い林床に差し込む光がまるでプラネタリウムの星のよう
代々木公園にて





初夏の陽を浴びる
カミツレ(ジャーマンカモミール)の花


日差しは強く、
サングラスが欲しいほどです。

林の中を突き抜けるのが
駅への最短距離なので
マテバシイの森の中を歩いていると
明るいところに目が慣れているせいかもしれませんが
林床は次の一歩を踏み出すのも怖いほど真っ暗です。
そして、
暗い中に木漏れ日の光が点々と灯っているようで
まるで、
宇宙空間で足元にまで広がる星のなかを
一人、歩いているような感じです。

しかし、
森を抜けてふりかえると、
ただの小さな公園の林があるだけでした。


マテバシイの林

23:00 2005/06/04 記

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ツルバラは今、最盛期です。
代々木公園で見かけたツルバラ(品種名・つる聖火)





ほぼ工事の終わった原宿駅の土手

ついひと月ほど前まで
この土手は草木が茂り
毎朝、電車が来るまでのひととき
眺めていて
季節ごとの変化を楽しみにしておりました。

思い出しただけでも
ススキ、センニンソウ、タケニグサ、オニドコロ
ノカラマツ、クサボケ、ノイバラ、ワレモコウ、ゼンマイ
などなど
近づけないところですが
よく見たいときには
電車を2〜3本やりすごして
双眼鏡でじっくり観察したりしました。

それがある朝、突然
草一本もない土の斜面になっていて
あっという間にコンクリートで覆われてしまいました。

‘自然保護’とか‘環境破壊’とは言えないし
安全のための工事なのでしょうけど
ボクとしては
あの植物たちがかわいそうで
とても残念ですね。

もっと、スマートなやり方はないのでしょうかねぇ。

23:00 2005/06/03 記

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咲きはじめたガクアジサイ(斑入り葉)の花
代々木にて




デジタルカメラが普及してきて
最近では写真屋さんなどで
デジタル写真のデータをとりこんで
すぐにプリントしてくれますね。

ボクの使っているデジカメは
一眼レフタイプで
容量の大きなメモリーカードで
一日にたくさん写真を撮ります。

それを、ノートパソコンに取り込んで
プリントしたい写真だけ
別のメモリーカードにコピーして頼むと
10枚ぐらいの写真なら
10分ほどで仕上げてくれます。

自分のプリンターにパソコンをつないで
写真用の紙をセットして
印刷する大きさや
解像度を設定して…などなど
自分でプリントアウトしたら
半日ぐらいかかってしまいそうですよ。

先日、京都に行ったときのことですが
通りかかりの写真屋さんで
ちょっとプリントしてもらい
すぐ知人に送りましたよ。

旅先で
自分で撮った写真の絵葉書をだしたら
受け取った人は
きっとうれしいでしょうからね。



22:58 2005/06/01 記

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新緑の大谷川と神橋
日光にて




日光の東照宮の入り口の
大谷川に架かる神橋(しんきょう)は
だいぶ以前から改修のために
橋全体を仮設の覆いがしてありました。

こんかい、通りかかると
久しぶりに朱塗りの橋が見られました。

大修理は平成9年からはじめたとのことで
8年もかかったようです。

黒と朱色のしっかりとした漆塗りで
風化してない塗りたての様子は
よく出来た合成樹脂のように見えてしまいます。

素人のボクは
お椀なども漆塗りか樹脂製か
手にとって見ても
本物かどうかわからないですものね。




国の重要文化財で
世界遺産登録後初のお目見え。
日本三大奇橋のひとつだそうで
今、特別公開中で500円で橋を渡れるようです。
100円くらいだったらいいのに
ボクは近くで見るだけにしましたよ。

    ・ ・ ・

ところで今回は
ナスノヒオウギアヤメの花を撮るため
日光植物園に行くというのが目的のひとつで
事前に植物園に問い合わせしていたのですが
情報どおり咲いてました。

フィールド日記に
載せましたのでご覧ください。

21:56 2005/05/31 記

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5月も末だというのに、まだ新緑の緑あまり目立たない
奥日光の小田代ヶ原



まだ日陰には残雪もあり早春という感じの
奥日光湯ノ湖で見かけたミズドクサ




このところ良い天気の日が続いていたのに
よりによって
奥日光にやってきた今日に限って雨もよう。

それでも、小雨の中、
たくさんの花に出会えました。

午後からは晴れてきて、
折りたたみ自転車で千手ヶ浜にサイクリング。
そして、自転車を抱えて歩いた
菖蒲ヶ浜への散策路では
シロヤシオが満開でした。

少々の雨でも風でも
フィールドで過ごすのは
気持ちのいいものですね。
ところで
今夜の宿は日光のペンションで
はじめて泊まったところ
(焼酎とジャズの好きなオーナのやっている
ガストホフ木馬というペンション)
ですが
なかなか快適です。



22:02 2005/05/30 記



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土手の斜面に咲くウツギ
代々木八幡にて




近所の散歩で見かけたウツギの花に
「ウー!ウツギモサイテイルノカ!」
と、うなってしまいました。


ウツギの花


スーパーではもうトウモロコシも売っていて
季節は容赦なく進んでいきます。

うかうかしていると
すぐにも夏が来そうで
ウツギの花を見て楽しむのではなく
あせってしまうのです。

そうだ!
明日は日光に行こう!

というわけで
明日は日光の花を紹介しますね。
何が咲いているかなぁ。
楽しみだなぁ!

22:19 2005/05/29 記

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毒性の強い薬用植物だけど
鉢花としてもとてもきれいなジギタリスの花
代々木上原にて




お店の自動扉って
お客さんのためを思ってつけているのですかねぇ

ボクは今日、お店に入るとき
前の客が入り
まだ開いている扉に
その客の後に続いて入ろうとして
閉じかけた扉にぶつかってしまいましたよ。

手動の普通の扉だったら
前の人は次にボクが入るのを見て
扉を閉じずに入り
ボクが閉めるわけですよね。

お店としては
客が閉め忘れた扉を
閉じに行くのが面倒なために
自動扉にしているのではないでしょうかね。

それはそれで
お店の都合でしょうけど
自動扉に慣らされてしまって
自動扉がこわれていたり
ついていないお店の扉の前で
立ち止まって
何もせず待ってしまうことってないですか?

しばらく突っ立っていて
ふと気がついて手で開けるわけですが
なんかシャクですよね。

22:55 2005/05/28 記

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葉っぱはナデシコ科のハコベのような感じだけど
花を見ると納得!サクラソウ科のコナスビの花
代々木公園にて




先日出版した樹木図鑑に載せた
ツクバネについて
秋田県の読者からの質問が来たと
出版社からの連絡がありました。
質問は
「p282ツクバネについて、関東以西と書いてあるが、
秋田にも見られる。
 地元の資料では秋田も分布地と紹介されているが、
この本とヤマケイの本では関東以西となっており、
そのことについてお教えいただきたい」
とのことでした。

植物の分布については
その種類ごと、
全国行脚して調べるわけにはいきませんので
発表されたものを参考にして載せるわけなのですが
ツクバネの記載をいくつかの図鑑で調べてみると

平凡社 日本の野生植物 木本1 では
本州(関東以西)、四国、九州北部

保育社 原色日本植物図鑑 木本編2 では
暖帯、温帯下部:本州、四国

山と渓谷社 山渓カラー名鑑 日本の樹木 では
本、四、九(佐賀、長崎、大分県)

山と渓谷社 山渓ハンディー図鑑3 離弁花1 では
本州(関東以西)、四国、九州

と、それぞれ記載内容が違います。

秋田県にお住まいのこのかたは
ご自分でも確認されているのでしょうし
地元の資料にも分布していると
記載されているそうですが
秋田県にあるということが確認できても
山形県、福島県、新潟県、宮城県、青森県…
群馬県、茨城県はどうなのかがわかりません。

樹木図鑑のツクバネの記載は
山渓ハンディー図鑑3 を参考にして
本州(関東以西)、四国、九州となっていますが
本当はどこにあって
どこにはないのか
ツクバネ本人には聞けないし…。

悩みがまたひとつ増えましたョ。

22:05 2005/05/27 記

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幼児向けの絵本に載せるため
キャベツ畑の写真を撮る必要があり
子供のころ
キャベツ畑の中の道を通学していた
保谷市(現・西東京市)に行ってみて
昔懐かしい通学路を歩いてみました。

ありました、ありました。
キャベツ畑!

それも通っていた
「ひばりヶ丘中学校」の真裏です。


撮影のため農家の方にお願いして
収穫したキャベツ。


校舎は昔のままで
校庭では
運動会の練習でしょうか
大勢子供たちがいて
先生の声が聞こえてきます。

理科の田中先生、
国語の星野先生、
体育の三辻先生・・・

職員室に行けば会えるかなー
こっちが50才を過ぎていて
そんなわけないのに
聞こえてくる先生の声が
三辻先生そっくりでしたょ。

22:23 2005/05/26 記

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エゴノキ落花
明治神宮にて


壁紙になります
(壁紙にする方法)
800 x 600
1024 x 768


無実なのに犯人だと思われ
何を言っても信じてもらえず
犯人にされてしまう冤罪(えんざい)事件という構図は
捜査陣などが勝手にイメージをつくって
犯人と決め付けてしまうようなことから
起こるような気がしますネ。

話はかわり、一昨日のことなのですが
秋にシラカシのどんぐりを撮影した枝に
花が咲いていました。
(と、思い込んでしまいましたが
実はスダジイの花だったのです。
確かめに行ったところ
シラカシの木は隣に生えていました。)

その時はすっかりシラカシと思い込み、
ルーペで観察して、撮影して
あろうことかシラカシとして
フィールド日記にアップしてしまいました。

今になって考えてみると
シラカシは4月ごろ咲き
雄花は黄色っぽくまばらな感じで垂れ下がり
葉は細めで葉裏は粉白色。
スダジイの葉裏は薄茶色で
ちょっと考えればわかるようなことなのに
すっかりそう思い込んでしまいました。

今朝、おきてぼんやり考えていて
『あれ、なんか変だな』と思いだし
やっと、間違いに気づいたというわけです。

言い訳はともかくとして
ご覧になった方で
「ああ、これがシラカシなのか」と
頭にインプットしてしまった方は
スダジイと入れ替えておいてください。
お詫びします。
ごめんなさいね。

しかし、
思い込みというのは怖いですね。

いつも、 何に対しても先入観をもたずに
見ようと思っているのになぁ…。

ああ、ハズカシ!

21:58 2005/05/25 記



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山でももう咲き出したかなぁ。
満開の代々木公園のヤマボウシ。




花や実ならわからなくても
図鑑で調べれば答えにたどりつく可能性があります。

しかし、今の時期
散歩していて何の芽だかわからない
芽吹きに出会うことがあります。

たくさん芽生えていて
そんなに珍しいものではないはずなのに
考えても考えても見当もつかない
というようなことがあります。

場所を覚えていて夏や秋に見れば
「なんだ、・・・だったんだ」
ということになるはずですが
その時期を過ぎると
疑問だったこともわすれてしまい、
また翌春
「これなんだろう去年もわからなかったなぁ」
ということになってしまいます。

そんななかで
下の写真の二つはなんとか解決できました。


5月14日撮影、不明の芽吹き
下のほうの葉は切れ込みがありました。



5月23日撮影、不明の葉
アオキの葉のような感じもしますが
蔓植物です。


明日、フィールド日記で正解を発表します。

正解者多数の場合も少数の場合も賞品は出しませんが
お分かりの方はどしどし
メールで回答をお寄せください。

ぼくはさんざん悩みましたよ。

21:51 2005/05/24 記


×××××××××××××××××××

緊急訂正!
23日のフィールド日記で‘シラカシ’としたものは
間違いで「スダジイ」でした!

取り急ぎご報告します!

12:17 2005/05/25

×××××××××××××××××××



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さわやかな5月の風の朝、
仕事場に行くのをやめて
どこか山にでも行きたい気分です。
明治神宮にて




ふたつのぜんぜん違うものが
頭の中でごっちゃになって
どっちがどっちだかわからなくなることってないですか?

僕の場合、
お恥ずかしい話ですが
‘縁’という字と‘緑’という字が
どっちが‘みどり’でどっち‘ふち’だっけ?
と、自分の兄弟の名前が‘緑’なのに
混乱してしまうことがあったり
ヒヨドリムクドリが どっちがどっちだったかすぐにはわからなかったり
ということがあります。

先日の植物観察会の講師をやっていたとき
海岸にコウボウシバが生えていて
参加者に聞かれてわかっているはずなのに
なぜかコウボウムギとごっちゃになって
講師なんて立場なのでよけいパニックになって
「えーと、えーと、えーと、コウボウムギだったっけ?」なんて
あやふやに答えて
バスに戻ってから図鑑で確認して
「あれはコウボウシバでした」などと答えたのでした。

僕の場合、昔からそうでしたので
歳のせいというわけではないのですが
みなさんにはそういうことってありません?

22:49 2005/05/23 記

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香りを漂わせ開きかけた蕾は小玉スイカぐらいの大きさ。
この花は何だと思います?
答えは今日のフィールド日記をご覧ください。
新宿御苑にて。





休日の午後
東急ハンズ新宿店の文具売り場のレジは混んでいて
運悪く、並んだ列の前の人は
小さなものをいっぱい買っているようで
レジにずいぶん時間がかかります。
そのうえ次の人の買った商品は値段がわからず
店員は売り場まで調べに行きます。

他のレジはすいすいと進んでいるのに
なんでこの列に並んでしまったのか
不運を嘆いてもしかたがありません。

やっと僕の番が来たかと思ったら
何かの都合なのでしょう
「ちょっとお待ちください」
と言われました。

ボクも50歳を過ぎて
落ち着いた紳士として振舞おう
と心がけていますが
ちょっとカチンと来ましたョ。

心の中で
『ざけんなよバカヤロー!』
と思いつつ

「はい…」と
穏やかそうに微笑んでいる自分に気づきました。
(ちょっと顔が引きつっていたかな?)

ボクもオトナになったものだ!



18:37 2005/05/22 記


追伸

樹木図鑑の初版で
校正でチェックしたはずなのに
なぜか修正前のデータが入ってしまったようだったり
いくつか間違いが見つかりました。

そういうわけで先日アナウンスしていた正誤表が出来ましたのでアップします。
間違いがないように注意をはらっていたつもりでした。
キャプションの雄花と雌花の間違いなど
どうしてこんなミスがでてしまったのか
不思議なのですが
多くの人の手を経て作られる書籍では
予想外のことも起きてしまうこともあるようで
ボクとしても残念です。

6月上旬には修正した二刷が出回ります。

初版をお持ちの方は
ご面倒でも正誤表をご確認ください。



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常緑ですが今年の葉の緑が美しいクスノキ。
明治神宮にて。





蒸し暑いほどの陽気だった今日。
このところの寒さに
とまどっていただろう草木たちも
ほっと一安心だと思います。

山でも例年より残雪が多く
雪が消える時期も遅くなるわけで
尾瀬などでは
早く雪の消えた年は
ミズバショウなどは
遅霜にやられてしまうことがあるようですが
ことしは
きっと美しいミズバショウが見られることでしょう。

ひさしぶりに
6月になったら
尾瀬に行きたいなぁ。

23:22 2005/05/21 記

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一日花でこのたくさんの花も今日だけの命なのか…と、思うと
不思議な感じのハマヒルガオの群生地。
沼津市の牛臥海岸にて。





いつもは一人で行動しているのですが
観察会の講師という仕事は
大勢の人を‘引率’するわけです。

富士山の裾野に生えるアシタカツツジと
湧水地の柿田川のミカワバイカモ
駿河湾の海岸に咲く海浜植物観察ツアーを
今日一日なんとかこなしてきました。


マイクロバスの中の様子

十里木高原に到着すると
早速目にしたフタバアオイを取り囲んで撮影するみなさん



柿田川の湧水地も見学


牛臥海岸の群生するハマヒルガオを取り囲むみなさん。

新宿駅前で午後7時半に解散。
無事、終了!

参加者のみなさんも
それぞれ楽しんでくれたようでした。

23:09 2005/05/20 記

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南国情緒を楽しめる庭木・ニオイシュロラン花ざかり
渋谷区の代々木にて




普段は人との接点も少なく
ひとり、
マイペースで写真を撮ってるわけですが
写真好き、植物好きのかたがたと
情報交換の出来る観察会は
いつも楽しみにしています。

新しい切り口をいつも模索しているつもりの
写真の構図も
参加されている皆さんの写真を見ていて
その斬新さ、
撮影意図、発想の自由さに
おどろかされることがあります。

ひとの感覚、発想って
ひとりひとり違うのは当たり前ですが
写真を撮っている方々は
自分を表現しようという意思が感じられて
分かり合える感じがいいですね。

だって、
自然を楽しんで
映像化しようと言うスタンスが
ボクと同じですものね。

20:41 2005/05/19 記

追伸
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明日の観察会に参加されるみなさんへの伝言です。
天気もまずまずのようですし
初夏の富士山麓、湧水、海辺を楽しみましょう!
ヨロシク!!
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秋にはどんぐりになるシラカシの小さな小さな雌花
明治神宮にて




血液型で性格ってほんとにわかるものですかね。

今日、ひとと話していて
「私はB型だからあなたとの相性は良いほうですね」
などといわれましたが
その人とは打ち合わせで
何度もあっている人なので
相性の良し悪しはともかく、
ふつうにすごせる人なのです。

「彼はAB型だから二重人格だよな」
などと言われたら
AB型の人で二重人格でない人は
いわれない差別を
こうむっているようなものですよね。

とにかく
ボクはボクなのです!

ところで、一応言っておきますけど
ボクはO型です。

22:36 2005/05/17 記

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クスノキの小さな小さな花のアップです
代々木公園にて。




最近、我が家のベランダで
ホームセンターで買った
半透明の樹脂製の衣装箱を二個使って
中にビデオカメラを入れて
植物の動く様子を自動撮影しています。


ベランダにセッティングしたビデオカメラ


撮影中のタンポポの開花の様子


タイマーで夕方点灯する照明





そして暗くなり


夜の撮影の様子


明日、再び開花する夜のタンポポ

種が出来るまで撮影を続けるつもりですが
撮影後、
どうやって育っていたのかを見るのが楽しみですょ。

21:34 2005/05/16 記


追伸

新作のIshi紀行が届きました。
Ishi氏はゴールデンウイークはぜんぶ休みで
ボクと北アルプスにスキーに行った後
またNi氏たちとスキーをかついで山に行ったようです。
それにしても、元気なおじさんだなぁ。



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代々木の住宅街を散歩していて見かけた
花盛りのツルバラ(コクテール)のアーチ仕立て。




昨日、樹木図鑑が好評で
重版の話がでてきていると書きましたが、
特に図鑑の場合
初版には間違いが起きることがよくあります。

この本の場合も
校正でチェックして直したはずなのに
なぜか直っていなかったりと
すでにいくつかの間違いを見つけてしまいました。

今のところ写真のさし違いや
種類の間違いは出ていませんが
ボクの気づかなかったところでも
読者のかたからのご指摘もあり
印字ミスなど
いくつかの間違いを確認しております。

当然のことながら重版では直しますが
整理がつき次第
このホームページ上で
正誤表を出します。



22:32 2005/05/15 記

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やさしい色あいのイロハモミジの発芽
明治神宮にて




先月(4月20日)に出した 樹木図鑑
368ページが全部カラーで450種の樹木を
一種につき数点づつの写真を載せて作りました。

植物写真を撮りはじめてから苦節27年のスライドフイルム
ホームページをやり始めてから苦節3年のデジタルフォト
を惜しみなく使った本です。

本の価格は発行部数に反比例して
安く設定できるのですが
その内容と価格(税込み定価1575円)は
価格破壊といってもいいと思います。

なぜ、こうした本を出したかと言うと
植物が好きな人でも
高価な図鑑を買い揃えるのに二の足を踏む人が多く
掲載数の少ない小さな図鑑を使っている人を
多く目にしていました。

今度の本は、
そうした人でも気楽に買えて
家に一冊備えていれば
目にする身近な樹木はほとんど調べられると思うのです。

おかげさまで好評のようで
出版社からもう重版の話がきました。

そうなると欲がでてきて
同じスタンスで
‘草’の図鑑や‘園芸植物’の図鑑を出したくなってきましたョ。

22:13 2005/05/14 記

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園芸種に劣らず味わいのあるアヤメの花
渋谷区の代々木八幡にて




仕事場のある高田馬場へは
寄り道しなければ30分もかからずに行けますが
朝、1時間ほど早く出て
フィールド日記の写真を撮りつつ
寄り道しながら向かいます。

今朝は、
ウチの近くの代々木八幡神社周辺の花を見て
電車に乗り
高田馬場の一駅手前の
新大久保駅でおりて
線路沿いをまた花を見ながら仕事場に向かうつもりでした。

神社にいるころから
ちょっとトイレ(小さいほう)に行きたかったのですが
駅で、と思っていて
ようやく駅でトイレに行くと掃除中で
「しばらくお待ちください」
と札がかかっています。

しかたがないので
歩く予定のコースの途中に公園があり
‘そこのトイレでいいや!’と、
早足で公園のトイレに向かいました。

しかしそのトイレも
「配水管故障のため使用禁止」の札がかかり
入り口にロープがはられています。

期待して行ってダメだと
ショックは大きいものです。

もう小走りに仕事場に向かいました。

あてにして行く公衆トイレは
いつも使えるようにしておいてくれないと
こまりますよね。ホント!

22:14 2005/05/13 記

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3月22日には赤い蕾だったアカシデが
もう葉も茂り実もたくさんなっています。
代々木公園にて




時期ごとに撮る花があり
今年は京都植物園にすでに4回通いました。

朝早めに東京を発つと
10時には撮影を始められます。

いつも泊まるところは
老夫婦がやっている
小さな宿で
いつも決まった部屋を使わせてくれます。

たまにしか泊まらないのですが
同じ部屋に泊まるため
なぜか自分の下宿に帰った気分です。

電話でお願いしておけば
宿につく時間が遅くなろうが
その部屋に‘帰る’という気分なので
なんとなく気楽で安心です。

以前はそうしたなじみの宿が
宮崎市や秋田県の能代市
高知市、札幌市などよく行くところに
いくつもありましたが
最近は廃業した所も多くなり
チェーンの
ビジネスホテルに泊まることが多くなりました。

そうした個人の旅館もそうですが
レストランや居酒屋、喫茶店も
みんな、全国チェーンの
均一サービスの店ばかりになり
つまらないですね。

オーナーの個性が
それぞれのお店の魅力なんですけどねぇ。

21:42 2005/05/12 記

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左側が琵琶湖・大津市、右奥のかすんでいるあたりが京都
滋賀県の比叡山にて




水平線が見えまるで海のような琵琶湖
琵琶湖大橋の橋上から撮影。




山に囲まれている京都は
当然のことながら街からちょっとはずれると
緑濃い低山のまっただなかです。
野生の猿や鹿もいるようです。

今の季節、
そうした山には
今日のフィールド日記で紹介する
ジャケツイバラやフジ、
ヤマツツジが咲いていました。

今日は
ケーブルカーとロープウエーを乗り継ぎ比叡山。
近江側におりて
折りたたみ自転車で琵琶湖周辺を
のんびりサイクリングです。

皐月晴れの湖畔は爽快でした。

22:56 2005/05/11 記
夕方の新幹線の車中で今日のフィールド日記はほぼ作り
このコメントは自宅で書きました。
新幹線ってのはホント早いですねー。


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夕暮れ、木の下での休憩。
京都市、鴨川の河川敷にて。




今朝、新幹線で
京都に来ました。

そのまま、京都植物園に直行!

探していたトキンイバラが
東京周辺では見つからず
掲載の期日も迫っているので
またまた京都植物園にやって来ました。

トキンイバラの所に直行!
咲いていました!
撮れました!!!

ところでその後、
植物園の方と話していて
ボクが
「京都植物園は日本一ですね」と言うと
彼は
「そう思ってはいるのですが
儲かるように何とかしろと京都市長に言われるのですよ」
と、こぼしていましたョ。
充実した
生態が観察できる植物のコレクションこそ意味があるのに
市長は
客を集めるために遊園地にでもするつもりなのですかね。

    ・ ・ ・

ところで
撮影が済んで、
夕暮れの鴨川の河川敷でサンドイッチを食べましたが
前に来たとき、
手に持っていたサンドイッチをトンビに奪われた苦い経験があるので
今日は大きな木の下にしましたよ。

そうしてサンドイッチを食べていると
スズメが近づいてきます。
そして、手元のパンをつつけるような距離まで来るのですよ。


手元まで来たスズメ。

ためしに手のひらにパンを載せたところ
驚いたことに手に乗るのです。


手に乗るスズメ

明治神宮には手に乗るヤマガラはいますが
京都ではスズメが手に乗るとは
びっくりしたなーモウ!

京都の宿にて
23:26 2005/05/10 記

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NHKふれあいホールの舞台



いやあーっ!
久しぶりにテレビに出ましたよ。
NHKは初めてでしたけど
我が家から自転車で5分の
いつもの散歩コースなので
ちょっと散歩ついでに気楽に出演!
と、思っていたところ
大勢のスタッフが立ち働く中
生放送の勢いにのまれて
あれよあれよというまに進行していき
あたふたしているうちに終わってしまいました。


立ち働くスタッフ


直前のリハーサル

テレビの生放送というのは
普通の生活感覚や
時間の進み具合とまったく違う
不思議な空間でしたね。

22:34 2005/05/09 記

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ヤマボウシ、もうすぐ咲くかな
代々木公園にて。




ハナミズキはもう終わりですが
バトンタッチするように
ヤマボウシの花びらのような総苞が
目立ちはじめました。

近づいてよく見てみると
真ん中にある本物の花は
蕾でまだかたい感じでした。


ヤマボウシの蕾。

    ・ ・ ・

ところで、
母の日にあわせて
練馬の実家に行ったのですが
モッコウバラの垣根や
アーチ仕立ての家をたくさん目にしました。

10年ほど前練馬に住んでいたころ
撮影したくてずいぶん探して
なかなか見つけられなかったのですが
皇室の紀子さまのお印として
話題になったせいでしょうか
そのころブームで売られた苗が
大きく育って
方々のお宅で花を咲かせているようです。
それも黄色いタイプばかりです。

街の風景も
植物のはやりすたりによって
ずいぶん変わるものですね。



23:05 2005/05/08 記

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クリーニング屋さんの店先に置かれた鉢に咲くドイツスズラン
北新宿にて




小型GPSに目的地の緯度、経度を入力すると
そこまでの距離と矢印で方向を示してくれます。

よく行くフイルムの現像所へは
いつもは大きな道から行くのですが
今日はその現像所の緯度経度をGPSに入力して
迷路のような路地を通りました。

路地を歩いていて
「現像所はここを右だろうな。」と思って
GPSを見ると左を指しています。

「入力の数値を間違えたかな」と思いましたが
いちおう矢印に従ってみました。

「へんだなぁ、どこに行ってしまうのだろう」
と思いつつ歩いていくと
なんのことはない
そこは現像所の前でした。

方向感覚には自信があったのに…
今日、発見しました。
ボクは方向音痴だったようです。

    ・ ・ ・

話はかわりますが
月曜(5月9日)にテレビに出ます。
番組はNHK総合、12時20分からの
「お昼ですよ!ふれあいホール」です。

よかったら見てくださいね。

全国放送で、ナマ番組なので
ちょっとドキドキものですけどね。

22:46 2005/05/07 記

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ユリノキ咲く
代々木公園にて


壁紙になります
(壁紙にする方法)
800 x 600
1024 x 768


今回の連休はどこかへ行きましたか?

ボクは山にスキーに行きましたけど
花の咲くこの時期に
雪の中でスキーばかりはしておられず
スキーのあとは里におりて、
せっせと写真を撮っていました。
結局植物写真家としては
仕事をしていたということになりますね。

今日はひさしぶりに仕事場に行きましたが
やらなければいけないデスクワークが
山ほどたまっています。

その上、
月曜のテレビ出演のための
打ち合わせが入ったりして…
休みだった分
普段の3倍ぐらい忙しい金曜日でした。

そういうわけで明日は土曜出勤で
残ったデスクワークです。

連休とはいっても
あまり休んだような気分がしませんョ。



22:30 2005/05/06 記

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ベニバナトチノキ満開!
埼玉県花と緑の振興センターにて




掲載の予定期日が迫っている
トウカエデの園芸品種の「花散里」がどこにあるかを
ネットで調べていくと
よく撮影に出かける
埼玉県川口市安行にある
花と緑の振興センターにあることがわかりました。

安行は昔から花木の生産地としての歴史があり、
県営の展示施設の振興センターの
花木のコレクションは充実しています。

「花散里」はすぐ見つかり
写真が撮れましたが
園内は花木の花盛りで
黄色いトチノキや
ピンクのニセアカシアなど
ほかにもいろいろと収穫がありましたよ。

そういうわけで
連休の最後、こどもの日に
仕事をしちゃいました。

うちの子ももう中3で
こどもの日を祝おうなんて
嫌がるに決まってますものね。

    ・ ・ ・

ところで、
もうひとつ探しているものがあるのです。
それも至急なのです。

トキンイバラという
八重咲きの白い花なのです。

‘バラ’という名がついていますが
バラ(Rosa)の仲間ではなく
キイチゴ(Rubus)の仲間なのです。

花の咲いているところをご存知の方
連絡いただけませんかー!
お願いしまーす!

23:00 2005/05/05 記

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混雑する高尾のロープウエー駅の前



五月晴れとは
まさに今日のような日のことを言うのでしょう。

家(うち)に居るのはもったいないと、
つれあいと高尾山に行くことにしました。

京王線の高尾山口駅で降りると
人、人、人の大混雑で、
ケーブルカーやリフトの順番待ちは
長蛇の行列です。

そういうわけで
即、予定変更
小仏川・裏高尾散歩となりました。

ハイカーの影はなく
水辺で、夫婦仲良く
缶ビールを開けてのランチタイム。

近所の子供たちは
もう、水中眼鏡をつけて
川の淵で潜っています。




「君たち寒くないのかい?」
と、聞くと
「そりゃ、寒いですよー!」との返事です。

そういえば
だいぶ昔のことですが
ボクも5月の今頃
山に残雪の残ってる北アルプス山麓の木崎湖で
あんまり気持ちがよかったので
泳いだことを思い出しましたョ。

雪解けの水の木崎湖では
楽しんで泳ぐわけにはいかず
飛び込んだとたん
あわてて岸に戻ったことを思い出しました。

22:54 2005/05/04 記

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ニセアカシアの大木も満開
代々木公園にて




一日家ですごすつもりでいましたが
退屈になりちょっと散歩にでました。

代々木公園をぬけて
原宿駅→表参道→青山界隈を歩きましたが
天気のよい休日の午後とあって
ものすごい人出でした。

表参道の狭い歩道は混雑した駅の通路という感じで
歩行者が詰まっていて渋滞。
広い車道も車であふれ大渋滞です。

こんなことなら散歩コースは別のところにするべきだったと
悔やんでもしかたありませんが
住んでいる人は大変ですよね。

鎌倉なども休日は大渋滞となりますが
生活にも支障をきたすことでしょうね。

ヨーロッパのように車を締め出し
路面電車や自転車で
街に入るようにすれば
排気ガスもない、騒音もない
快適な街になりそうですけどね。

21:47 2005/05/03 記

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花盛りのコバノタツナミ
代々木の花壇にて




春、来たりなば…
もう、夏という感じですね。

東京ではTシャツでも汗ばむような陽気でした。

    ・ ・ ・

話はかわりますが
植物が好きなかたがたとともに
花の観察や、写真撮影をテーマに
フィールドを歩こうという
観察会を企画しました。

交通機関や保険など
いろいろ手配がたいへんなので
アルパインツアーサービス株式会社
というところに手配を頼んでの開催です。

この会社のツアー一覧の中で
「国内 花の観察会 (山溪カルチャークラブ」
のなかの、

5月20日(金)
アシタカツツジとミシマバイカモ 西伊豆の海浜植物
(日帰り)

8月8日(月)
夏の四国 キレンゲショウマ 剣山と石鎚山
(3泊4日)

の二つの講師を僕がやります。

僕のホームページの読者の方と
植物の話や写真の話をしながら
いろいろな植物が見られるとうれしいですね。

よかったら、
一緒に行きませんか・・・

詳しいことは
アルパインツアーサービスにお問い合わせください。





22:47 2005/05/02 記

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雪形を見ての農作業が進む白馬村にて



水面から出始めた芽の造形(ミツガシワの芽)
白馬村の親海湿原にて。





ゴールデンウイークは
ずっと山で過ごすというIshi氏とは別行動をとり
五竜岳山麓を歩きました。

    ・ ・ ・

雪国では雪の解けたばかりのこの時期のこの連休
半農半サラリーマンにとっては
貴重な農作業週間ですので
大勢の人が畑仕事をしています。

ザックを背負って
カメラを抱え、
あぜ道を歩く僕は目立つのか
トラクターで通り過ぎる人が
わざわざ止めて話しかけてきます。
カメラが好きな人のようで
写真談義が始まりました。

山の雪形がいまちょうどよいとのことです。
残雪の形で
農作業の目安とすることは聞いていますし、
白馬村という名前は
雪形は白い馬の形となることからのようですね。

その白馬村の現役のファーマーが
天気予報や、暦にたよらず
今でも雪形が指標になっているとしたら
なんか、うれしいですね。

帰りの中央線あずさの車中にて


20:33 2005/05/01 記

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白馬岳、小蓮華山を望む

小蓮華山、金山沢の滑降(滑っているのはボクです)
Ishi氏撮影




前日の風雨がうそのような好天にも恵まれ
北アルプスの春の山を一気に下るスキー滑降。

連休明けにテレビ出演の予定があるので
顔があまり焼けないように
日焼け止めクリームを分厚く塗って滑ったのですが
それでも頬がほてっている感じですョ。


山から下りてきて
山麓の焚き火キャンプでカンパイするIshi氏とボク


明日ももう一本滑ろうかとも思いましたが
山麓が桜が満開で
春の花がたくさん見られそうなので
Ishi氏とも相談して
ボクの今シーズンのスキーはおしまいとしました。

調子にのって足でも折ったら
花を撮りに行けなくなっちゃうものなぁ。

    ・ ・ ・

ところで、
中年遊び隊のもう一人のメンバー
今回は仕事の都合で参加できなかったN氏に
この場を借りコメントです。

『いやあ!爽快だったぜ!』



キャンプ地からは
携帯電話は一本した立ちません。
アップできることを祈って
早めに更新します。

21:53 2005/04/30 記

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雨の中に咲くカスミザクラ
新潟県にて



友人の別荘の二階から眺めた新潟県某町の春の風景。


瀟洒(しょうしゃ)な友人の別荘

昨日、
山スキーをするために深い山に入るので
連休前半はホームページを更新できないと書きましたが
長野県の北部〜新潟県は一日中雨が降って
そのうえ突風も吹き、
山スキーは延期!
そういうわけで
HPをアップします。

今夜は新潟県の某市にある
友人の別荘にころがりこみ
アップすることにしました。

海岸ぞいは春真っ只中
ちょっと山に入るとまだ早春というぐあいで
今日は季節を2倍たのしめました。

明日は天気がよさそうなので
スキーを持って山に行きます。

22:11 2005/04/29 記

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爽やかな青空に咲く
コバノトネリコ
調布市にある
京王フローラルガーデン アンジェにて





ハナミズキも満開

一昨日のフィールド日記に
‘キバナスズシロモドキ’
として載せたものが間違いで、
‘ハリゲナタネ’でした。

帰化植物は資料が少なく
調べるのがなかなか厄介なのですが
僕はこの植物を以前関西で撮影したことがあり
てっきりキバナスズシロモドキだと思っていたのです。

しかし
関西にお住まいの
帰化植物の研究をされているM氏からのご指摘で
間違いだということがわかりました。

M氏のメールによると
本物のキバナスズシロモドキは
一時帰化(外国からの植物が一時期生えていて
現在はもうなくなっているもののこと)で
以前僕が関西で見た
キバナスズシロモドキだと思われていたものは
研究者のU氏が再同定して
学名Brassica tournefortii 
だということがわかったそうなのです。

そういうわけで
和名は新称‘ハリゲナタネ’となったそうです。

しかし、
世界中からやってくる
植物の素性をしらべるのは大変ですよね。

Mさん
ご指摘ありがとうございました。


21:46 2005/04/27 記

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神代植物公園のサクラソウ展。




ノダフジの園芸品種‘口紅藤’
神代植物公園にて。


撮りたいものがあったので
神代植物公園に行ってきました。

入園料は500円ですが
年間パスポート2500円というのがあったので
それを買うことにしました。

65歳以上は割引で1250円と書いてあります。

窓口で、
「年間パスをください」と言うと
「どちらのパスですか?」と聞かれました。

65歳以上のパスと、
普通のパスの2種類しかないので
「あなたは65歳より上か下?」
と聞かれたことになります。

ちょっと、‘ムッ!’としましたが
「2500円のほうをください。」と言いました。

1250円のほうをお願いしたら
売ってくれるのか試してもよかったけど
躊躇なく売ってくれたりしたら
ショックだよなぁ。

でも、その窓口の人(歳のいった男性)に
「領収書をください」と頼んでも
耳が遠いようで
なかなか通じなかったのです。

きっと、目もわるいのでしょうね。

23:04 2005/04/26 記

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ハーブとして葉は食べられるナスタチュームの花壇
代々木にて




先日、20日に発売と書いた樹木図鑑ですが
配本が遅れたようで
本屋に行っても見当たらないという
メールをいただいたりしました。

恐縮です。

週があけて、ほぼ配本が済んだようで
「買いました」とのメールも来るようになりました。


この本が 日本文芸社刊
葉 実 樹皮で確実にわかる
樹木図鑑
です。



367ページのオールカラーで内容も充実しています。


先日アナウンスしたときに
価格が1600円と書きましたが
僕の間違いで
な・なんともっと安いのです。

定価は1500円+税ということでした。

よろしくお願いしまーす!

23:01 2005/04/25 記

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満開のウワミズザクラ
明治神宮にて

壁紙になります
(壁紙にする方法)
800 x 600
1024 x 768



オオモミジの花と若葉
明治神宮にて

壁紙になります
(壁紙にする方法)
800 x 600
1024 x 768


だいぶ以前のことですが
今は亡くなってしまった先生で
樹木の研究をされていた
林弥栄(はやしやさか)さんのご自宅に伺ったとき
「ナラガシワの写真を撮りたいのですが
生えている場所を教えていただけませんか?」
とたずねたところ
「明治神宮の駐車場のふちにありますよ。」
と、即座に答えてくださいました。

そのときは、
夏で花も実もない時期だったため判別がつかず
駐車場の周辺のブナ科の落葉樹をつぶさに見て回っても
どれがナラガシワかわかりませんでした。

あきらめて撮影はほかの場所ですませて
すっかりそのことは忘れていましたが
今日、
クヌギでもない、コナラでもない、カシワでもない
ブナ科の落葉樹の花を見かけ、
‘ナラガシワのようだなぁ’と思いついて
「あっ!」
と声をあげてしまいました。

まさに駐車場のわきに生えているのです。

ここはふだんよく通る道で
生えている木はみなわかっているつもりだったのに…

この木のことはコナラだと思いこんでいて
よく見もしなかったようなのです。

なんについても言える事ですが
ぱっと見て決めつけないで
よーく観察する必要がありますよね。

    ・ ・ ・

ところで
今日は、特別サービスで
壁紙を二つ作りました。

使ってくださいね。

21:57 2005/04/24 記

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ヤマコウバシの実を去年の秋に撮った 皇居の東御苑に花を見に行ったのですが
時、すでに遅く、もう終わっちゃってました。


ヤマコウバシの若葉と終わった花

がっかりして、
やっぱり去年の秋に実を見たミカイドウが近くにあるのでいってみたら
やっぱり終わってました。


花が終わってしまったミカイドウ

春が来たと思ったら
見たいと思っていた花が
もう終わってしまっていましたョ。

今年は、春先、寒い日が続いて
花がいっせいに咲き出したので
追いきれない感じでしたね。

22:59 2005/04/23 記

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咲き始めたハナミズキ
代々木公園にて




早くも春の第二ラウンドという感じですね。

東京を離れていたのはほんの数日でしたが
かえってから
今朝、代々木公園を歩いてみると
ケヤキの緑はいっそう濃くなり
初夏の雰囲気になっています。

ソメイヨシノは言うまでもなく葉桜で
ハナミズキがあちこちで花を目だたせ
存在感をアピールしています。

うかうかしていると
今年ももう終わってしまいそう・・・
(ちょっとオーバーか!)

ところで、
山と渓谷社の創刊の雑誌
「ワンデル」に
明治神宮での変形菌の出会いを書いた
僕の文章と写真が載っています。

都会散歩を楽しむための
しゃれた雑誌です。

読んでみてください。

再び、ところでですが、
先日、20日に発売と書いた
日本文芸社刊行の
樹木の図鑑ですが
まだ、書店にいきわたっていないようです。

週明けには全国に並ぶとは思いますが
見かけなくても注文していただければ
手に入ると思います。
よろしくお願いいたします。

23:16 2005/04/22 記

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奈良公園は
サトザクラ満開!(ピンクのが‘ショウゲツ’白っぽいのが‘フゲンゾウ’)




ソメイヨシノが葉桜になって
今、サトザクラのシーズンです。
奈良公園もショウゲツやギョイコウなどのサトザクラは満開です。

しかし、目的であるナラノヤエザクラはというと
な、なんとまだ咲いていません!




おととい確認した奈良公園に植えられているものを
今日、再び見てまわり
探し回ったあげく
一輪だけ開いた花をみつけました。


かろうじて咲いていた一輪。

しかし、枝の上のほうで
どうにも写真になりません。

残る望みの綱はおととい見かけた
奈良女子大の構内の膨らんだ蕾だけです。


おととい(4月19日)に撮影した奈良女子大で見かけた枝。

自転車を飛ばして行ってみると
うれしいことにばっちり咲いてくれていました。


おととい蕾だった枝に咲いていたナラノヤエザクラ

掲載日が決まっているので
ぎりぎりセーフというところです。

やれやれ!

そういうわけで
今、東京へ向かう新幹線の中です。
(19:27 2005/04/21)
もうすぐ、新横浜に着きます。
帰宅を急ぐサラリーマンで満席です。
まるで通勤電車ですね。


    ・ ・ ・

ところで、
今朝、自転車で
京都の祇園を通りかかりました。

まるで、
時代劇のために作られたセットのような町ですね。




路地からひょいと
おさむらいさんでも出てきそうだと思っていたら
舞妓さんがでてきましたよ。


ばっちりお化粧をした舞妓さんたち。


19:36 2005/04/21 記

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ミツガシワの大群落
京都市の深泥池(みどろがいけ)にて。




京都へは2週間ほど前に来たのですが
もうすぐ咲きそうで、
見たいと思っている花がいくつかあり
奈良からは近いので再びやってきました。

    ・ ・ ・

話は変わりますが
雨の切れ目のひととき
鴨川の河川敷のベンチで
サンドイッチを食べていて
上空にはトビが飛んでいました。


空を舞うトビ

食べ物をねだって
足元にはハトがたくさん集まってきました。


集まってきたハトたち。

食べかけのサンドイッチを手にしたまま
「君たちにあげる分はないよ」とつぶやき
ハトを眺めていたのですが
突然、
ばさっと頭をはたかれるような感じがして
手に持っていたサンドイッチを
わしづかみ(とびづかみか…)にして
トビが奪っていったのです。

ハトのことを気にしていたら
トンビに油揚げじゃなかった
サンドイッチを奪われたというわけです。

皆さんも、 フィールドでのランチタイムには
上空のトビには
用心したほうがいいですよ。

22:53 2005/04/20 記

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まだ、ぜんぜん咲いていないナラノヤエザクラ
奈良公園、荒池にて。





昨日、奈良市の観光協会に問い合わせて
「ナラノヤエザクラは
奈良公園の浮見堂や荒池では三分咲きです。」
との話だったので 夜行バスに揺られ
奈良に早朝到着して
早速、荒池に来てみてびっくりです。

ナラノヤエザクラはたくさんあるのですが
蕾はふくらんではいても
ぜんぜん咲いていないのです。

しゃくにさわったので
その場から携帯で観光協会に電話してみると
やっぱり「荒池では三分咲きです!」と言うんですよ。
「あなたは見たのですか」と聞くと
見ていなくて
また聞きの情報をそのまま伝えているようなのです。

観光客に来てほしくて
「そのくらいのガセネタだったらまぁいいか…」

ということでしょうが
僕は、それが目的で時期を合わせて来たのに…

観光協会の電話の窓口は
正確な情報を提供するのが仕事なのでしょうに…

    ・ ・ ・

奈良市内にはたくさん植えれてているので


おおもとの木のある、知足院の石柱。



奈良県庁駐車場脇の木

原木のある知足院をはじめ
折りたたみ自転車で
市内を見て回りましたが
奈良女子大学の構内の木の蕾がこの程度でした。


ほんとにもうすぐ咲きそうな奈良女子大学の木

しかたがないので
「咲くまで待とうホトトギスじゃなかったナラノヤエザクラ!」
というわけで
今週いっぱいこっちにいます。

21:36 2005/04/19 記

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木漏れ日をうけて咲くシャガ
新宿の中央公園にて。





今夜の夜行バスで奈良に行きます。

折りたたみ自転車を抱えて
何度も乗り換えるよりも
新宿まで自転車に乗って行って
バスの床下に積んでもらって
明日の朝、
奈良の町を自転車で走れるので便利なのですよ。

このページの左に載せた
‘★おねがい’の
ナラノヤエザクラを撮りに行くのです。

高尾のサクラの保存林では
まだ、蕾が固いので
奈良の観光協会に今日電話で尋ねたところ
咲き始めたとのことでした。

目的が新聞に掲載するためなので
高尾の保存林で咲いてからでは
間が抜けてしまうのですよ。

本場の‘奈良の八重桜’
明日、出会うのを楽しみに・・・

「行ってきまーす!」

21:26 2005/04/18 記

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カリンの花
同じバラ科の花ですが
これ見よがしに咲くサトザクラより
僕は好きですね。

目黒区の駒場野公園にて。





午後のひととき
ちょこっと散歩に
自転車で駒場野公園に行ってきました。

きょうはそれほど写真を撮る気はなかったのですが
カラタチ、ウワミズザクラ、シャガ、カリン、
ウツギ、クワ、コナラ等など・・・
春の花が申し合わせたように
いっせいに咲いています。

そうして、
今年も咲いてくれている花を見ていると
なぜか、せつない気分になりました。

春の盛り、
花にかこまれていて
自分でも理由がよくわからないのですが
なんだかせつないんですよね。

    ・ ・ ・

ところで、
先日アナウンスした樹木図鑑の
発売日は20日となりました。

家に一冊あると
かならず役に立つと思います。

書名「葉 実 樹皮で確実にわかる 樹木図鑑 」
出版社 日本文芸社
価格 1600円です。

恥ずかしながら奥付に僕の写真も載っています。

書店にない場合は
注文して買ってくださいね。

  22:11 2005/04/17 記

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サトザクラ‘鬱金(ウコン)’の花
新宿御苑にて




写真の鬱金(ウコン)や御衣黄(ギョイコウ)は
サトザクラの品種で
サクラにしては珍しく黄色っぽい花が咲きますが、
昨日、高尾のサクラ保存林で、
ロレツの回らない酔っぱらったようなおじさんが
ヒュウガミズキを指差し
ボクに向かって「キザクラだ!黄桜だよねこれ!」と、
同意を求めるように話しかけてきました。

“マンサク科のヒュウガミズキですよ”
と言おうと思ったのですが、
断固として同意を求める口ぶりなので
「よくわかりません。」と答えておきました。

黄桜というお酒もあることですし
サクラの保存林で咲いているのだから
そう思うのもわからないでもないですけど、
考えてみたら黄色い桜って
鬱金(ウコン)や御衣黄(ギョイコウ)くらいしか
思い当たりませんよね。



18:44 2005/04/16 記

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桜の花の時期と言ってもこの山は咲きすぎですよね。
それもそのはず、桜ばかりを植えた
高尾の桜の保存林なのです。





このページの左の‘★お願い’のコーナーに
ナラノヤエザクラの撮影をしたいと書きましたが
東京郊外の高尾にあるサクラの保存林の木は
大きすぎて花のアップは撮れそうもないのです。

撮れなくても花の様子は・・・と、
今日、行ってみました。


まだ、葉も出ていないナラノヤエザクラ。

しかし、ほかのサクラはもう花盛りなのに
ナラノヤエザクラは
春を忘れたかのように
冬のとき見たまんまでぜんぜん芽吹いていません。

4月中に撮影を済ませて
印刷物に提供するつもりなのに
高尾ではだめそうです。

折りたたみ自転車を持って
春の奈良にでも行って来ようかなぁ。

    ・ ・ ・

ところで
高尾のサクラの保存林は
平日にもかかわらず
ものすごい人出で
撮影のための三脚も出せる雰囲気ではありませんでした。




ほかの季節には
なんでこんなにベンチがあるんだろうなぁ
というほどたくさんのベンチが
今日は満席でしたょ。


スタジアムの座席のようなベンチが満席!

21:40 2005/04/15 記

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ヤマザクラが咲く春爛漫の雑木林
埼玉県滑川町の森林公園にて




都心ではソメイヨシノもほぼ終わりとなりましたが
埼玉県の真ん中ぐらいに位置する滑川町付近は
サクラが満開で木々も芽吹いたばかりで
ホントに一年中で一番いい時期と言えるでしょうね。

ところで 朝、東武鉄道の森林公園の駅の改札を出ると
ツバメが看板の上にたたずんでいます。




見回すと、
ツバメの巣がたくさんあり
まるでツバメの団地のようです。





駅の改札から階段付近

素通しガラスの窓はみな閉じられていて
ツバメたちはどうやって二階部分にある
改札のところにやってくるのか不思議です。

売店のおばさんに聞いたところ
階段を通るのだそうで
しばらく階段のところで見ていたところ
階段の斜めの空間を
普通に行き来していました。


ツバメの通路でもある階段。

この駅は、
毎年ツバメの子育て団地になっているのでしょう。
売店のおばさんも
「もうすぐ子供がたくさん生まれてかわいいわよー」
と、言ってました。




22:31 2005/04/14 記

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冬芽の先から伸びだしたドウダンツツジの蕾
代々木公園にて





花咲くイロハモミジ
代々木公園にて


壁紙になります
(壁紙にする方法)
800 x 600
1024 x 768



もうすぐ
僕の写真で作った樹木図鑑が出版されます。

ページ数も多く
わかりやすいようにたくさん写真を載せました。

去年はそのためにせっせと写真を撮り
夏以降はせっせと
写真のセレクトや構成など
一生懸命に作った本です。

内容のわりに価格はうーんと安いですよ。

「立派な高い樹木図鑑は買う気はしないけれども
家に一冊ほしいなぁ」という方が
気楽に買える価格です。

な、なんと1600円なのです。

自分で言うのもなんですが
良い本ですよー!

発売日が確定したらアナウンスしますので
ヨロシク!



22:06 2005/04/13 記

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流れる花びら
神田川にて




高田馬場の繁華街を流れる神田川の周辺は
ビルばかりでソメイヨシノは見あたりません。

しかし、川を見下ろすと
水面を覆いつくすほどたくさんの花びらが
切れ目なく流れています。

桜の木の下で
吹雪のように散る花びらを見るのもよいでしょうが
こうして、水面を見ながら
川上の花吹雪を想像するのも
花見のひとつかもしれませんね。



    ・ ・ ・

先日のスキー山行
Ishi氏の紀行文が届きました。

文面で
“鈴木氏は靴が合わずか、かなり「よれて」いる。”
のところなど
靴が合わずというより
せっかちおじさんのIshi氏においつけずに
「よれた」ような気もしますが・・・

まあ、お読みください。

17:44 2005/04/12 記

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ピンクと白の配色が美しいハナカイドウ
渋谷区の代々木にて




ボクは新宿区の高田馬場の
マンションの一室を仕事場にしており
今まで撮った写真を貸し出したり
出版社の人と打ち合わせをしたりします。

外部との連絡手段は
以前は電話が主でしたが
最近ではメールでのやり取りが多くなりました。

このごろ仕事場にかかってくる電話は
「お墓を買いませんか」とか
「こちらの電話会社のほうが安いですよ」とか
「お金を融資しますよ」などのセールスばかりです。

一方、重要な通信手段となったメールも
怪しげな商品の売り込みや
アダルトサイトの宣伝。
異性を紹介するというような
いわゆる「スパムメール」が
毎日々々どっさり来て
それを一通ずつ削除するのが大仕事になってしまいました。

そうしたメールの件名もひと目で
スパムメールだとわかるものならよいのですが
「お世話になります」とか
「同窓会の連絡です」とか
あけてみなければわからない紛らわしいものも多く
ポンポン捨てているうちに
必要なメールをうっかり捨ててしまうこともあります。

電話もメールも
仕事の連絡という本来の目的以外の
セールスの手段として
一方的に標的にされていて
こまってしまいますョ。

22:35 2005/04/11 記

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そろそろ
今年も落ち葉の季節になりましたね。

   ・
   ・
   ・

なーんちゃって
寝ぼけているわけではないのです。

クスノキの落ち葉の季節なのです。

今日は風が強かったので
ひらひらと舞い落ちる枯れ葉の様子は
まるで秋のようでした。

常緑樹のクスノキは
冬の間緑の葉をつけていますが
この時期になり色づいて散るのです。

落ちる時期がずれているだけで
落葉樹と同じ感じですね。

    ・ ・ ・

昨日のハードなスキーで
体のあちこちが筋肉痛ですよ。

そういうわけで
今日はとぼとぼと
明治神宮を散歩しました。

22:57 2005/04/10 記

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平標(たいらっぴょう)山の頂上付近で(左から今回のメンバーのIshi氏、N氏、Nishi氏)


今日降りた斜面


今日のメンバー(左端がボクです。)

標高差1000mを一気に登り、
ダーッと下りました。

快晴で、ほぼ無風、
スキーツアー日和でした。

でも、今、体中が筋肉痛。
サングラスをかけていたにもかかわらず
雪目(まぶしすぎて目がやられる状態)のようで、
目がしょぼしょぼしています。

全員、同い年の
昔からの山仲間ですが
みんな同じ状態です。

日曜には用事があるというメンバーがいて
夜行日帰りになりましたが
おじさんたちには
ちょっと強行軍だったようです。

22:51 2005/04/09 記

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ヒマラヤスギの発芽
代々木公園にて


お花見真っ盛りの東京から
物好きにも山スキー仲間4人で
雪のまだたっぷりある
谷川岳近くの
平標山に行きます。

花がいっせいに咲いて
スキーどころではないのですが
春の山スキーは爽快なのですよね。

明日のこのページは
山の様子を載せます。

では!
行ってきます。

22:30 2005/04/08 記

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ヤマブキの花ももう満開
新宿区の高田馬場にて




東京付近では
小、中学校の入学式のころに
桜が満開というイメージですが
最近では、
三月下旬の卒業式のころに満開で
入学式のころはもう葉桜となっていました。

しかし、今年は花が遅く
今日が入学式の学校では
記念写真の背景に
イメージどおり
満開のソメイヨシノが
花を添えたことでしょうね。

そういえば、
僕の小学一年生の入学式の写真の背景も
満開の桜だったような気がしますョ。

22:47 2005/04/07 記


追伸
Ishi氏の紀行文、更新しました。
お読みください。

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東京はソメイヨシノが見ごろです


代々木公園にて


千代田区九段にて



昨日見た京都のソメイヨシノは
咲き始めたばかりでした。

ところで今朝、
仕事場に向かう道をあるいていて
今度の京都はたった一泊二日の旅だったのに
なぜかずいぶん長い旅だったような気がしました。

その理由を考えてみて
出かける前にはまだ咲き出したばかりのソメイヨシノが
ほぼ満開となっており
一気に春真っ盛りの雰囲気になったからのようです。

起きてみたら一面の雪景色となっている冬の朝も
印象的ですが
東京中でいっせいに開花するソメイヨシノも
ものすごいインパクトがありますね。

22:55 2005/04/06 記

皇居のお堀端
九段にて







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白い花の咲く大きな木はアンズ、
赤い花はカンヒザクラの木。
京都植物園にて。





ソメイヨシノが満開となるのは来週でしょうが
今、京都はいいですよ!

エドヒガンやシダレザクラ、
ハナモモ、アンズの花が咲きみだれ
今日は晴れた暖かい日で
なんともいえず
爽快な一日を過ごせました。

そんな朝の鴨川べりで
近道なのでしょうか
川の飛び石を散歩の足取りではなく
すたすたと渡って通勤する
サラリーマンを見かけました。







大都市なのですが
京都っていいですね。
一回ぐらい住みたいなぁ。

19:46 2005/04/05 記

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東海道新幹線にて



「そうだ、京都へ行こう!」と思いたち
今、新幹線の中でこれを書いています。

東京を出るときは雨でしたが
今走っているの豊橋付近でしょうか
車窓からの風景は曇り空が広がっています。

道はまだ濡れているようです。

畑の畦や土手には菜の花が見えます。

桜の並木とでしょうか
まだ冬木です。

ああ、このところバタバタしていたけど
やっと旅に出られたなぁ。

8:46 2005/04/04



    ・ ・ ・




シダレザクラは見ごろでした
京都の御所にて


先日撮影できたと思っていた
椿の品種「松笠」ですが
八重咲きの赤い花に白い斑がはいっていました。
本当の松笠は赤い椿のようで
それに白い斑が入っていものは
品種名が「鹿児島」というようなのです。

図鑑などでも
斑が入ったものを
間違って「松笠」としたものがあったり
混乱しているようで
先日、埼玉で撮影したものは
札は「松笠」だったのですが
「鹿児島」のようなのです。

そういうわけで
本当の「松笠」が植えられている
二条城にやってきました。


豪華絢爛な二条城の唐門
奥は二の丸御殿




二条城の庭園では
「松笠」の札がついた木は何本もあります。
しかし、
期待に反して白い斑が入っています。

探し回ったあげく
一本だけ斑のない花を咲かせている
本当の「松笠」がありました。

京都まで
来た甲斐があったというわけです。

その上
熊谷(くまがい)という品種を撮りに
熊谷市に行って
ガセネタでだめだった「熊谷」が
今日、二条城にあったのです!

出会ったものを撮るというのとは違い
こうして
捜し求めての撮影というのはタイヘンですよ。
ホントに!

花冷えの京都市内にて。

21:50 2005/04/04 記

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ボケの垣根とハクモクレン
練馬区の南大泉にて




東京郊外の練馬区には畑が残っていて
春は花木も原っぱの花もたくさん咲きます。

春の休日の散歩に
武蔵野市の井の頭公園や
練馬の畑の周辺を散歩しました。

ついでに、同じ東京に住んでいるのに
なかなか行かない実家にも顔を出しました。


栗の畑のした一面に咲いていたコスミレ
練馬区の南大泉にて


昔、よく歩いたフィールドは
マンションや家がだいぶ建っていて
がっかりさせられますが
それでも、たくさんの花に出会えました。

    ・ ・ ・

ところでひさしぶりに
クイズを出しますね。

さて、
これはなんでしょうか?


樹高4mほどの落葉樹です。

答えは今日のフィールド日記をご覧ください。

22:56 2005/04/03 記

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大きな葉をひろげたオオカナメモチの芽吹き
新宿御苑にて




カメラを買ったので新宿御苑にテスト撮影に行きました。
キャノンEOS7というカメラで
最近使う頻度が多くなったデジカメEOS20Dと
使い勝手がほぼ同じで
二台を交互に使っていて混乱しないために選びました。

撮った写真はまだ現像に出していませんが
なかなかよい感じでストレスなく使えました。

後日また使用レポートを書きましょう。

    ・ ・ ・

ところで
今日は天候が悪くなってくるとの予報で
気温も低めでした。
ソメイヨシノの花は
まだちらほらと咲いているという程度で
4〜5日前と
芽吹きのぐあいはそう変わらずまださびしげです。
それにもかかわらず
新宿御苑には
花見の人々がおしかけていて
ブルーシートを広げて宴会です。

来週末ごろには
満開の桜の下でお花見が出来ることでしょうが
花の具合より
気象庁の桜の開花宣言を基準に
お花見の日程を決めるのでしょうね。

22:33 2005/04/02 記

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サイタ・サイタ・代々木公園のソメイヨシノが
今年もサイタョ!




興味をもって 植物を見ていると
新しい植物に出会うことはまれになります。

しかし、今まで見たことのない植物に
いくつも出会うことができました。

新横浜の近くの
花木生産をされている平野農園で
植物たちに出会えたのです。


セイヨウシャクナゲ・金時

このセイヨウシャクナゲの大木も早春にもかかわらず
ほぼ満開で驚かされました。

23:07 2005/04/01 記

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[ウエブ写真展]
木々が芽吹いてきましたョ



芽吹き始めて煙るようなケヤキ
明治神宮にて





ユリノキ芽吹き
高田馬場の戸山公園にて



マユミ芽吹き
明治神宮にて



シロダモ冬芽ふくらむ
明治神宮にて



アオキ芽吹き
明治神宮にて


22:27 2005/03/30 記

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明日にでも咲きそうなソメイヨシノの蕾
2005/03/29 午前9時ごろの様子
代々木公園にて





ソメイヨシノよりちょっと早めに満開になっているコヒガンザクラ
代々木公園にて





ソメイヨシノがもうホントに
明日にでも咲きそうです。

一本だけもう咲いているサクラがあったので
そばに行ってみてみたらコヒガンザクラでした。

コヒガンザクラの花は
やわらかいピンク色で
パーッと咲くソメイヨシノよりも
品のよい感じで僕は好きだなぁ!

    ・ ・ ・

ところで
朝食べたミニトマトが
2粒がくっついたような奇形でした。




食事を中断して
写真を撮りました。

22:40 2005/03/29 記

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雨の日のシデコブシ
我が家の前の街路樹です。
渋谷区代々木にて




デスクワークに追われ
晩御飯も食べずに
夜の9時まで仕事場ですごしました。
こんなことは、
昔サラリーマンをやっていたとき以来です。

時間に追われて急いでこなしても
よい仕事はできないので
一呼吸おいて
じっくりやるのがよいとは思うのですが…

とにかく
やっつけ仕事にならないように
気をつけようっと!

    ・ ・ ・

この雨があがったら
”春本番”となりますね!

22:48 2005/03/28 記

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明るい葉の緑色と蕾の紅色の配色がしゃれている
イロハモミジの芽吹き
明治神宮にて





そろそろ出てきたタラの芽
渋谷区代々木にて


[今日見た野鳥]
ちょっとスマートな感じのカワラヒワ
明治神宮にて



いよいよ春となり
どこかへ出かけたい気分になりますよね。

僕の場合
花を追って
撮影のために出かけなければいけない
時期でもあるわけです。

しかし、
冬の間にやるつもりだったデスクワークが残っていて
その締め切りが今月いっぱいで
『出かけたい気分』を心の中に押し込めて
机に向かう毎日です。

こうなったらあしたは
徹夜してでもさっさと終わらせちゃって
フィールドに出かけるのだ!

21:14 2005/03/27 記


追伸
「Ishi氏の紀行文」新作が届きました。
お読みください。


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サワヤカに咲くコブシ
代々木公園にて





明るい緑と黄色の配色がこれもサワヤカな
チョウセンレンギョウ



林の下で 木漏れ日を受けて咲くクサイチゴ

春が来たという実感は
東京付近ではやはり
ソメイヨシノの開花ということでしょうね。

そう考えると
あとちょっとで春本番!
秒読み段階というところですね。

    ・ ・ ・

ぜんぜん話は変わりますが
普通パソコンはCDロムやDVDが
読めたり書けたりする機械がついていますよね。

その規格はDVD-RAM,ROM,R,RW +R ,-R, CD-R/RW+,-,
DVDビデオ、音楽用CD,etc.
最近、ブルーレイがどうの
メーカーの規格統一がどうのと
わけがわかりませんね。

自分のパソコンで何が読めるのか
そのうえ書き込むソフトの設定とかもあり
ますます混乱してしまいます。

ノートパソコン用にと
コンパクトなDVDドライブを買うため
カタログを集めたり
お店で聞いたりしましたが
もうお手上げですよ。

パソコンが家電のように
誰でも使える道具となるには
まだまだ
超えるべきハードルが
たくさんあるような気がしますね。

22:50 2005/03/26 記

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サイタ・サイタ・ハクモクレンが咲いた!
新宿の中央公園にて


ハクモクレンが咲きました!

実は昨日も
代々木公園の大木が咲いてるのを見たのです。
昨日は曇りで
写真を撮ってはみたものの
何か印象が違うの
でホームページには載せませんでした。

やはり、今日のような青空がよく似合う木ですね。

    ・ ・ ・

ところで
網タイツをはいたようなこのケヤキの木は
新宿の高層ビル街で見かけました。

クリスマスのころだけではなくて
一年中電線を巻きつけられ
夜、煌々と輝くというわけです。


がんじがらめに巻かれた電線。


枝先までまかれた電線。

よく公園などで見かける
針金でつけられた種名板や
幹に直接ホチキスでつけられた標識も嫌ですが
こんなに電線を巻かれた木も不憫ですね。

22:39 2005/03/25 記

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ウエブ写真展

小さな春をたくさん見つけたよ!



葉がひらきはじめたヤマツツジ





冬芽から蕾になったヤマツツジ



一輪だけ見つけたアオキの雄花



今年も出会えたシュンラン



曇り日の朝、
まだ完全に開ききっていないカタクリ


[今日見た野鳥]


ヤマガラ(手に乗った野鳥)



ヤマガラのおこぼれのピーナツを食べにきたソウシチョウ


明治神宮の内苑にて

22:12 2005/03/24 記

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雨の中、咲きだしたニワウメ
新宿区の高田馬場にて





咲き始めたユキヤナギ
代々木公園にて


仕事で植物の写真をとっていると
主に盛りの時期のきれいな花に
カメラを向けることになります。

しかし、
ホームページをほぼ毎日更新していると
花にばかり目を向けてはいられません。

仕事場に向かういつもの短い道のりで
なにかネタはないものかと探しながら歩いていると
まだ1〜2輪ほどしか咲いてないものや
花の咲く前の葉だけのものに目が向きます。


まだ、葉っぱしか見えないチューリップ
代々木公園にて


そうしてみていると
冬の間地面に張り付いていたロゼットの葉が
角度を上向きにしてきたり
冬芽が膨らんできて
冬木の枯れ枝のグレーの森が
パステルカラーの柔らかい色合いになってきたり
毎日なにかしらの発見があります。
これも
ホームページを
やり始めてから得られた視点なのですよね。

寒い間は
変化に乏しかったフィールドですが
これからの季節は
‘バクハツ’するかのごとく
変わっていくので
しばらくはHPのネタには困りませんよ。

22:19 2005/03/23 記

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茶色く煙るようなアカシデのつぼみ
3月22日代々木公園にて




連休中はこのホームページの更新をせずに
新しく買ったパソコンの設定をしたり
スキーに行ったりしてすごしました。

おかげさまで
よい休日を過ごせましたョ。


満開のシュゼンジカンザクラ
うららかな初春の休日の新宿御苑にて
3月21日撮影



サンシュユも満開!
新宿御苑にて
3月21日撮影


東京ではもう
春が来ていて
花もどんどん咲き出しています。



    ・ ・ ・




まだ一面の銀世界
逢ノ峰(群馬県草津町)付近、ツアースキーにて
3月20日撮影


雪国ではまだまだ木々の芽吹きも見られず
冬と同じようですが
太陽の光は強くて
今回のスキーでは
思ったよりも日焼けしてしまいました。

22:34 2005/03/22 記

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陽をうけて
いっせいに花開くオオイヌノフグリ
代々木公園にて





帰化植物ですが東京では
早春の野原の風物詩です。


届くはずのパソコンを
朝から待っていましたが
午後になってやっと着きました。

神戸の工場から昨日出荷した
できたてのホヤホヤです。

近くにもヨドバシカメラなど
すぐ買える店があるのに
なぜ、
工場から配送してもらったかというと
出荷時からメモリーが768メガだったり
普通に市販されているものより
ちょっぴり軽いということで
工場から直接買ったのです。

そういうわけで
届くまで待つということになりました。

今日はそれからは
ソフトのインストール
メールの設定
データーの移し変えなどの
作業をはじめました。

普通に使えるようになるまで
まだまだたいへんですょ。

考えてみると
パソコンを便利に使うというより
パソコンに
いいように振り回されるという感じですね。

22:52 2005/03/18 記

◎◎◎追伸です◎◎◎
金曜の午後から、新しいパソコンの設定に没頭しておりました。
今 土曜日の夕方ですが
やっと、何とか使える状態になりました。
しかし、まだ、旅先で更新できそうもありません。

これから、「中年遊び隊」3名で山スキーにでかけます。
そういうわけで
この連休は、ホームページはお休みにします。

では
行って来まーす!

16:20 2005/03/19


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芽吹き始めたアジサイ
高田馬場にて







西部劇の背景の砂漠の山並みではありません。

明治神宮の芝生に
土がほうぼうで盛り上がっています。

トンネルを掘っているモグラが
あまった土を地上に押し出したものなのです。

ここは柵のなかの
人の入れない芝生なのですが
ゴルフ場なんかでは
こんなぼこぼこではきっと
プレーが出来ないでしょうね。

    ・ ・ ・

ところで
ボクの写真で作った樹木図鑑が
日本文芸社からもうすぐ出版されるのですが
奥付の著者を紹介する欄に
ボクの顔写真を入れたいとのことで
仕事場の昼休みに近くの都営住宅の空き地に
デジカメと三脚をもって撮りに行きました。

背景があまり写りこまないように
望遠レンズをセットして
タイマーで撮ったのですが
望遠のため自分が立つ位置と
カメラとがだいぶ離れていて
タイマーをセットしてから
立つべき位置に走って行き
小道具のカメラを持ち
いかにも木を観察しているふりをしました。

撮った後
カメラに戻って液晶画面で
写り具合を確かめると
あまり気に入りません。

そういうわけで
何度も撮りなおし
そのたびタイマーをセットして
走っていって
そのポーズを繰り返しました。

これがその本に載せるつもりの写真です。
このホームページでは
ボクの顔写真は初めて載せますが
ちょっと見てください。


樹木を観察しているふりをしているところ。

今度出版されるその本は
多くの人に
樹木に親しんでもらいたいので
価格を安めに設定して
写真をふんだんに提供して
わかりやすく作りました。

自分で言うのもへんですが
丁寧に丹念に作ったつもりです。

本屋にならんだら
見て、
もし、気に入ったら
買ってくださいね。

21:20 2005/03/16 記

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今年も飾られたチューリップ
山手線の原宿駅



正月以外は使われない無人ホームに飾られています。




日付と名前の書かれた板

代々木公園の梅に木の札がかけられていて
それには白いペンキで大きく
男女の名前と日付が書かれています。

木の幹や東屋の柱などのいたずら書きは見ますが
わざわざ札をつくって掛たとは・・・
と思いつつ、裏を見てみたら


裏側に書かれた種名。

「うめ」と書かれています。

付近を見ると
アカシデの種名板もありました。


「アカシデ」の種名板

これは表が種名で
裏に小さく
製作者の名前が書かれています。


裏面

「うめ」の札を作ったアベックは
だいぶ自己主張が強いようですね。

まあ、いいけど
やはり表側は種名がいいと思うけどなぁ。

    ・ ・ ・


フリンジパンジー・フラメンコ
(今日のフィールド日記に載せた写真です)



話は変わりますが
フィールド日記の1月のトップページの
「教えてください」のコーナーで
この花を探していると書いたところ
写真家のK氏から
「御茶ノ水のサカタのお店で売っているよ」
と教えてくださいました。

早速買ってきて
その日のうち(1月28日)に撮影しました。

印刷物に使う予定だったので
HPには載せませんでしたが
結局掲載されないことになりました。

しかし、驚いたことにその日以来、
仕事場のベランダに置いたままのこのパンジーは
その後の雪にもめげず
花を咲かせ続けています。

一株しか買わなかったのですが
そのときの値段は105円だったのです。

パンジーという花はあまり好きではないのですが
その安さと丈夫さには脱帽です。

21:54 2005/03/15 記

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すでに花盛りのシキミ
代々木のお寺の境内にて。




我が家の亀くんも
そろそろ起こそうと思って
5日ほど前にいちど箱から出して様子を見たのですが
そのときはまだ寝ぼけていて
また箱に入れてそっとしておきました。

今日、再び箱を開けてみてみると
もう起こしてもよさそうです。


去年の秋から発泡スチロールの箱で
新聞紙にくるまれて寝ていた亀。


冬の間、ほぼ4ヶ月ほど
箱の中で寝ていたわけですが
その間、ものも食べず、
排泄もせず、
ひたすら春を待っていたというわけですよね。

亀の甲羅は縮んだりしないので
ちょっと見ただけでは寝る前と変わっていません。
しかし、よく見ると
寝る前にはムチムチに太っていて
後ろ脚など甲羅からはみ出るようでしたが
今は脚も細くなっていて甲羅の中は余裕があります。


すっかり甲羅の中に納まっている後ろ脚

毎年様子を見ていると
起こしてからしばらくは食欲は無いようなのですが
一月ほどすると活発になってきて
とめどなく食べるようになるようです。


水槽に入れた亀。


早速、顔を出して泳いでいました。

22:04 2005/03/14 記

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花盛りのカンヒザクラ八重
埼玉県、花と緑の振興センターにて




八重のカンヒザクラの花がきれいなので
ファインダーを通して花を見ていたら
枝にへんな模様の楕円形のものがついています。


楕円の変なもの。

たぶん、昆虫の‘イラガ’の繭だと思うのですが
花を撮ろうと思ってファインダーをのぞいていて
よくこうした目的以外のものを見つけます。

探そうと思っても
なかなか見つけられないようなものでしょうけどね・・・

    ・ ・ ・

ところで
今日も埼玉県川口市にある
花と緑の振興センターに行ってきました。

ツバキの品種‘松笠’を撮るためです。

一度目はまだ蕾で
二度目は植え替えられていて
三度目にしてやっと花にめぐり合えました。
小さめな花で
たった一輪きりでしたが
何とか咲いてくれていました。

印刷物に使う予定なので
このページには載せませんが
とりあえず撮れましたョ。

ヨカッタ、ヨカッタ!

22:37 2005/03/13 記



追伸

Ishi氏から山の紀行文が届きました。
お読みください。


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ネコヤナギ
高尾の森林科学園にて




桜の品種、
‘ナラノヤエザクラ’の撮影をする必要がでてきて
花はまだ咲いてはいませんが
下見として
八王子市高尾の多摩森林科学園に行って
ナラノヤエザクラの木を見てきました。


ナラノヤエザクラ冬木

立派な木が3〜4本ありましたが
観察路から距離があり
アップの撮影は難しそうです。

どなたかアップの撮れる木をご存知の方
教えていただけませんか?

    ・ ・ ・

ところで
春だというのに寒いですね。

予報ではこの時期にもかかわらず
真冬のような寒さになり
日本海側などで
大雪が降るようですが
気分的に、
もううんざりという感じですね。

はやく、本格的な春が来ないかなぁ。

22:50 2005/03/12 記

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芽吹いてきて
パステル調の明るい色になってきたシダレヤナギ
代々木公園にて




代々木公園のバードサンクチュアリーの
池の前の展望所から
双眼鏡で林の奥をみると
最近、木枠に網を張った檻が見えます。


展望所から見える檻

この檻は数年前から公園などに置かれている
カラスを捕獲するための檻なのです。

カラスがえさにつられて入ると
でられないように作られていて
そうして捕まえたカラスを殺すようです。

以前は公園の
人目につくようなところに置かれていましたが
カラスの命を助けようと
ゲリラ的に網を破って逃がす人がいたり、
殺すことに批判があったりするようで
最近では見かけなくなってきました。

人の入れない、
野鳥のために作られたところの奥に
そうしたものを置くのは
ボクはどうも納得できませんね。

聞くところによると
そうして捕らえられるカラスは
生まれて間もない若いカラスばかりで
経験豊かな優秀なカラスはかからないそうです。

ゴミの出し方など、
根本的な対策をとらない限り
都会のカラスは減らないと思うのですけどね・・・。

21:12 2005/03/11 記

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まだ蕾のミツマタ
渋谷区代々木にて




早春咲くミツマタも
まだ蕾です。

しかし、近くでよく見ると
下の枝はちらほらと花が咲きだしていました。


ミツマタの花

ショカッサイ(ハナダイコン)も
今年初めて花を見ました。


ショカッサイの一番花。
高田馬場にて


花壇でも
クロッカスが花盛りです。


クロッカスの花
高田馬場にて


まだ冬枯れの景色ですが
足元をよく見てみると
方々に春は見つかりますョ。

今度の週末は
春を探しにどこかに行きたいなぁ。

22:36 2005/03/10 記

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池の住人たちも
あったかくなってきて
‘ホワッ’とした気分のように見えます。


オシドリ♂


オシドリ♀


カルガモ

ウチの亀もそろそろ起こすころになりました。

さっき、そっと見てみたら
まだ寝ぼけまなこでしたけどね。

21:47 2005/03/09 記

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代々木方面は今日から春です!


小田急線の土手で見かけたフキノトウ
代々木にて





咲き始めたジンチョウゲの花

今日!
東京都渋谷区代々木方面に
春がやってきました。

ジンチョウゲの花の香りがすると思ったら
咲いている花をみかけました。

その後、道を歩いていると
どのジンチョウゲの株も
花が咲きだしています。

あたりには香りが漂い
まるで「今日から春だよ!」と
言っているようです。

まだ寒い日もあることでしょうが
そういうわけで
代々木地方に春が来たことを
宣言します。


ちらほらと咲きだしたユキヤナギ


ふくらんできたビワの実

21:46 2005/03/07 記

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ケヤキの幹のメジロ
明治神宮にて。




野鳥を撮影する人たちは
よく、超望遠レンズを三脚にセットして
撮影ポイントにエサをおき
野鳥が来るのを待っています。

明治神宮ではそうしてエサを置くと
ソウシチョウ、ルリビタキ、シジュウカラ
などが来ますが
メジロは人間の置いたエサなどには目もくれず
梅などの花の蜜や
樹皮についている虫などを
探してついばんでいます。

エサの少ない冬のこの時期
食べるものがたりなくて力尽きたのでしょうか
何度か死んだメジロを見かけました。

小さなメジロが
垂直な幹にしがみつき
ひっしにエサを探している様子は
たいへんそうで、けなげで、
「もうすこしの辛抱だよ!
そうしたらエサの豊富な春になるよ!」
と声をかけ、応援したくなりますネ。

    ・ ・ ・

今日出会った野鳥でなんとか写真が撮れたのは
下に載せますが
残念ながらアカゲラは双眼鏡では見れたのに
カメラを向けたときには
飛んでいってしまいました。

明治神宮では鳴き声は耳にしても
なかなか姿がみられません。

こんど出会ったらぜひ撮影したいものですなぁ。



シメ
梢の上で休憩のようでした。



ルリビタキ♂
すぐ近くで、「ちゃんと撮ってくれよ」というように
ポーズしてくれました。



ソウシチョウ
すぐそばに来て、「エサくれないの?」と言うように
じっとボクのことを見上げていました。



シジュウカラ
ソウシチョウに追い払われながらも
人の置いたエサをしっかり食べていました。



アオジ♂
遠くて、やっと一枚撮りました。



カケス
遠くて、そのうえ枝の陰から出てくれず
うまく撮れませんでした・・・



22:29 2005/03/06 記

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花盛りのアシビ(馬酔木)
代々木にて




長年、
毎日ホームページの このトップページの文章を考えていると
書くことが思いつかないことがあります。

きょうも、なにを書こうかと思っても
なにも思い浮かびません。

なんだか、
今年三回目の風邪をひきそうな雰囲気ですが
そのせいかもしれませんね。

さっさと寝ようっと!

    ・ ・ ・

ところで
ウチの近くのこのロゼット
なんだかわからないのです。

春になってから
花が咲いたらわかるとおもうのですが・・・
ちょっと待ちきれません。

ご存知の方、
教えていただけませんか?


不明のロゼット
小田急線の
日当たりのよい線路ぎわに生えていました。


22:29 2005/03/05 記

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ウエブ写真展・3月の雪
明治神宮にて


エノキ・雪降る
明治神宮にて


壁紙になります
(壁紙にする方法)
800 x 600
1024 x 768



膨らんだ蕾につもる雪



カラスザンショウの木の枝に積もる雪



雪のマントをかぶるカラスザンショウの冬芽


21:39 2005/03/04 記

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ちょうど一年前の今頃、
山手線の原宿駅の無人ホームのこのハゼノキは
色づいた葉や常緑樹のように緑色の葉がたくさん残っていました。
(2004年2月26日の様子)

今年は寒い日が続き、
早々に葉が落ちてしまい、
すっかり冬木となっています。

毎年繰り返す季節の移ろいも
その年によってずいぶん違うものですね。

冬は冬らしくしっかりと寒く、
梅雨はそれなりにたくさん雨が降り、
夏は暑く!(異常高温はこまりますけど)

そうでないと、植物たちも
動物たちも戸惑ってしまいますよね。

この冬はじゅうぶん寒くて
雪国では豪雪のようですが
そろそろ、
木々が芽吹きだし、
花が咲き始める春が待ち遠しいですよね。

22:26 2005/03/02 記

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陽だまりで咲いていたオキザリス・プルプレア
新宿区の戸山公園にて。



戸山公園のイヌマキ

仕事場の近くの戸山公園には
いかにも手作りの植物の種名板がかけられています。




このマキ科イヌマキの幹には
‘マキ’という札がついています。

和名ではマキ科にはマキという植物はなくて
イヌマキとその変種のラカンマキ、
それとナギという植物があります。

コウヤマキ科のコウヤマキは別名ホンマキとも呼ばれます。

しかし、単にマキという植物はないのです。

他の木にかけられている種名版も
紅花のトキワマンサクの木には「ベニバナマンサク」
コブシの木には「ハクモクレン」などと
ずいぶん間違っていて
以前、
公園の職員を見かけたときに
指摘したこともありますがそのままです。

種名版をつけた人は
間違いないと思っても
図鑑でもう一度確かめてから
種名を決定すればよいものを
こまったものですよね。

こんど、
マジックで正しい種名を書き込んじゃおうかなぁ。

22:40 2005/02/28 記

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冬木の林
神奈川県青葉区の‘こどもの森’にて


‘こどもの森’は横浜市と東京都の町田市にまたがる
丘陵地をひらいて作られたもので
その一画には残された雑木林があります。

東京周辺の里山は
こうして、意図して残さないと
どんどん開発されてしまいますね。


こどもの森の梅園

この梅園ももともとは梅畑だったのでしょう。

園芸品種ではなく
実を作るための栽培種の大木が
たくさん植えられていました。


丘陵地に点在する施設。

天気のよい日曜日ともあって
春を待ちかねた家族連れや
まじめそうな若いカップルなどが
おおぜい来ていました。

手をひかれている子供を見ると
申し合わせたように
みんな小学校入学前ぐらいです。

小さな子供を連れて行くところとしては
刺激の強いアトラクションのある遊園地などより
こうしたところのほうがよいわけですね。

一人っきりで歩き回っているのは
ボクぐらいでしたよ。

22:19 2005/02/27 記

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去年の実が付いている枝に芽吹いていた
フサフジウツギ
渋谷区の代々木にて


新製品の液晶のモニターを買って
今まで使っていた
ブラウン管のモニターと入れ替えました。

今まで使っていたものは
机の上のほとんどのスペースを独占していて
その前に折りたたみのテーブルをおいて使っていたのですが
こんどのものは普通に机が使えます。

ナナオ製の色の微調整の出来るもので
デジタル写真を見るのに
以前のものに比べて
遜色はないようです。

今まで使っていたものもナナオ製で
当時(数年前)は最新式で
うん十万円して、
やっと買えたときにはうれしくて、
”サイコー!”と、思っていたのに
液晶のものがほしくなってからは
我慢して使っているような気分でした。

パソコン関係のものは
はてしなくテクノロジーが進むようで
使っているものがすぐ陳腐化するのは
こまったものですね。

22:40 2005/02/26 記

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花弁の周辺に白いぼかしのはいる「唐梅」
安行の埼玉県花と緑の振興センターにて。



だいぶ咲いてきた振興センターの梅園


このページの左側の目次の下に
「おねがい」として
撮影したいものを並べていますが
昨夜、えむ坊(ハンドルネーム)様より
ツバキの品種「松笠」の情報の
メールをいただきました。

見られるところを数ヶ所教えてくださったのですが
早速、そのなかでウチから一番近い
安行の埼玉県花と緑の振興センターに行ってきました。

指示された場所に行くと
「松笠」の札のかかった木があります。


札のかかった木

見上げると
咲き終わった花もありますが
今、ちょうど咲いている花は見当たらず
もうすぐ咲きそうな蕾がいくつもあります。


膨らんだ蕾

しかし、木が見つかればしめたもの、
5〜6日したら咲いてくれることでしょう。

    ・ ・ ・

[今日見た野鳥]

ジョウビタキの雄
代々木公園にて



シメ
代々木公園にて


22:50 2005/02/24 記

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赤い実がほとんど落ちたツルウメモドキ
渋谷区にて


ウチの猫はしゃべれて
朝、オニャニョー(おはようー)
と挨拶すると書きましたが
他にもニャヤ!(いや!)とも言います。

そのくらいしかしゃべりませんが
表情は豊富で
「かまわないで!」とか
「退屈だー!」とか
「イライラするなー」というようなことは
顔つきをみるとすぐわかります。

人間は言葉という手段があって
コミュニケーションをとるのに
不便はないはずですが
発する言葉の裏に隠されたホンネなどは
なかなかつかめず
この人とは通じ合えないなぁ
というようなことがよくありますね。
ボクは・・・。



22:53 2005/02/23 記

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雨の日の散歩で見かけた枝垂ウメ
渋谷区の代々木八幡にて


冷たい雨が朝から降っている休日の午後。
今、夫婦の片一方が五十歳以上だと
ひとりあたり千円でロードショーが見られる
割引料金の設定があるので
つれあいを誘って映画を見てきました。

見たのはアニメ映画の
「ハウルの動く城」で
公開されてからだいぶ経つので
空いていて、良い席に座れました。

宮崎駿のアニメではいつも感じるのですが
丁寧な絵で
画面の隅々まで神経が行き届いていて
いいですね。

ただ、お花畑のシーンでは
咲いている花の種類が
今回の映画ではマメ科みたいだなぁ
というぐらいは見当がついても
そうした草はらに生えるマメ科のもので
あの色の植物は何だろうと考えてみても
思いあたりませんでした。

「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」などでは
植物画を見るようで
種類がすぐわかったのですが
なんだろうなあのマメ科は・・・?
ヨーロッパに分布する植物かなぁ。

20:08 2005/02/19 記

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花が咲き乱れている
暖房の効いた東京ドームの世界ラン展の会場



外は冬の寒さの東京ドーム



明日(2月19日)から開かれる世界ラン展の
内覧会が前日の夜おこなわれ
ラン栽培家の‘酒中仙(ハンドルネーム)’さんに
ご案内いただき見てまわりました。

種間雑種のことや原種の起源など
専門家の説明を聞きながらみるランは
見方もかわって
興味がつきませんでした。

そういうわけで
今日のフィールド日記は
ランを三つ紹介しますね。




22:53 2005/02/18 記

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カクチョウランの花
今日と植物園の温室にて


五日前の2月12日に紹介したカクチョウランは
東京の神代植物園のものでしたが
今日、京都植物園の温室で見たカクチョウランは
数倍立派で
全景が絵になるので今日のトップページとしました。

仕事柄、植物園によく足を運びますが
京都植物園は‘日本一’と断言できます!

植栽の規模、管理の良さもそうですが
たとえば、
温室での三脚撮影やスケッチなども
東京では一律に禁止です。
京都植物園では
休日など混んでいるときには禁止
平日のすいたときにはOKのようです。

ボクは仕事柄、三脚は必需品ですが
オフシーズンの客が誰もいないような時でも
三脚禁止と決まっていたら使いません。

しかし、京都植物園は状況を見て自己の判断で
使いたければ使ってもいいよというわけで
とてもありがたいですョ。

なにか、対応にやさしさを感じますよね。

京都は、町の食堂にしても喫茶店にしても
チェーン展開のお店は少なく
どのお店も個性と主張があるようです。

地方出身者の集まりのような東京に比べると
京都の住民は先祖代々の
‘京都人’という誇りを持ったひとが多いようですね。


カクチョウラン

    ・ ・ ・

[今日見た野鳥]

アオサギ


ユリカモメ


ヒドリガモ

23:06 2005/02/17 記

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今日は波も荒く
海岸ぎりぎりを走る紀勢本線は潮をかぶりそうです
和歌山県古座町付近にて


昨夜からの雨が続いていて
自転車では走れそうにもないので
紀勢本線に乗り込み
田辺のほうに行くことにしました。

雨の中、
車窓から眺める鉛色の太平洋は波も荒く
いかにも‘旅’してる気分です。

午前中は‘雨’とあきらめていましたが、
しばらく走っていると
空が明るくなってきました。

青空ものぞいています。

気ままな途中下車の旅ですので
白浜駅(田辺市)でおりて
早速折りたたみ自転車で海岸まで行きました。

雨上がりの南風が吹き
暖かい南紀でも
特別暖かい日となったようです。


白浜駅前にて。

    ・ ・ ・

そのまま田辺の市街地まで走り
以前から行ってみたかった
南方熊楠のお屋敷をたずねてみました。
今では一般に公開されているお屋敷は
数年前までご家族が暮らしていらしたそうで
ただ一人の見学者である僕に
身内だという女性が応対してくださり
熊楠の生前のエピソードや
大量の標本の様子などのお話が伺えました。


南方熊楠のお屋敷

    ・ ・ ・

その後、
和歌山県田辺市から移動して
大阪を通り過ぎ京都に来ました。
そして、何度か泊まったことのある
鴨川近くの小さな宿で一段落というところです。

明日は、ちょっと見たいものがあるので
京都植物園に行くつもりです。

22:05 2005/02/16 記

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那智の滝
和歌山県那智勝浦町にて。


正月、原稿書きに追われ
暇になったら
‘折りたたみ自転車をもって温泉でも’
との思いがあって
ふらっと南紀に来て、
今、那智勝浦の温泉宿に泊まっています。

    ・ ・ ・

休暇のつもりで
図鑑を持ってきませんでした。
しかし目につくものは
植物や鳥たちです。

そういうわけで
今日のフィールド日記に載せた植物も野鳥も
種名は帰京して確認してから書き足します。

今日は撮った写真だけアップします。

[今日見た野鳥]

鷺(さぎ)の仲間


これは間違いなく鳶(トビ)ですね


鴎(カモメ)の仲間


磯にいたヒヨドリ(?)

20:43 2005/02/15 記

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実の落ちたトウネズミモチ(モクセイ科)
東中野にて。



去年猛暑だったためか
今までに見たほどもないほど
青い実がびっしりとなって
木全体がブルーの霞がかったように見えていた
トウネズミモチだが、
いつの間にかすっかり実が落ちていた。

木の下にはそれほど落ちていない。

あのものすごい量の実は
いったいどこに行ってしまったのだろうか。

ヒヨドリがよく来ていたが
彼らが食べつくしたとしたら
体に似合わず
そうとうな大食漢のわけだ。


散々探して
一粒だけ見つけた。



    ・ ・ ・

今、夜行の高速バスの中にいます。
中央高速をひたすら走っていて
明日朝、南紀の勝浦温泉につきます。

折りたたみ自転車で
のんびり、紀州の海岸を走るつもりです。

山奥ではないので
携帯電話でネットにつながるはずなので
明日もアップするつもりです。

南紀のようすをお伝えしますので
お楽しみに。

22:19 2005/02/14 記
いつもよりちょっと早めに更新します。
高速バスの中は真っ暗でみんな静に寝ているようです。



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クチナシの葉のつけね
代々木にて



ひれのような托葉の残るつる植物の冬芽
明治神宮にて(種名は不明)


この写真はおとといのトップページに載せたものですが
種名がわからなくて
教えてくださいとの問いかけをしたものです。

そうしたら、早速翌日(昨夜)
植物の進化を研究されているHさんという方が
メールをくださいました。

メールによると
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>「ひれのような托葉」とのことですが、このよう
>な葉柄間托葉(interpetiolar stipule)はアカ
>ネ科に特徴的なものではないでしょうか。−中略ー
>(ヘクソカズラとか、ありふれたものではないです
>よね・・・)。
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とのご指摘がありました。

ボクのすんでいる付近では
アカネ科のつる植物としては
ヘクソカズラしか思い当たりませんが
一年で枯れてしまう草だと思っていて
実は観察することはあっても
冬に蔓の様子を
まして、冬芽を見たことはなかったのです。

そういうわけで
今日、家の近所の
ヘクソカズラのたくさん生えていたところに見に行ったら
まさしくおとといの写真の正体は
ご指摘のとおりヘクソカズラなのでした。


クチナシの枝

ついでにアカネ科のクチナシの
葉のつけねも見に行ってみましたが
クチナシにはひれではなく
タデ科の葉鞘のようなものがついていました。

観察しているようで
ぜーんぜん知らなかった
アカネ科の特徴を今日はひとつ知りました。

こんど、
ハシカグサ、オオフタバムグラの葉のつけ根を見てみよう!
タニワタリノキ、ヘッカニガキなどもであったら
葉のつけ根を見るのが楽しみだなぁ。

Hさんありがとうございました。

そういうわけで
今日のフィールド日記には
ヘクソカズラの冬芽を載せました。
ご覧くださいね。

22:01 2005/02/13 記

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つぼみ膨らむネコヤナギ
調布市の深大寺水生植物園にて


[今日見た野鳥]
カワラヒワ

調布市の深大寺水生植物園にて


植物の分類というのは
似たもの同士を集めてグループにして
それを科とか属に分けているということですが
ユリ科のテッポウユリやヤマユリなどの
いわゆる百合の花と
ヒガンバナ科の
アマリリスやクンシラン、ナツズイセンなどは
百合の花とよく似ていますね。

同じユリ科でもホトトギスやエンレイソウ、
スズランなどは形がずいぶん違いますよね。

植物を分ける根拠は葉が平行脈だとか
オシベの数や花びらの数とか
子房が花びらより上につくとか下につくとかで
分けられたりしているようですね。

それが、
今日(2月12日)の朝日新聞夕刊にも載っていましたが
植物のDNAの研究で
本当の植物同士の距離がわかってきて
分け方を変えなければいけなくなってきたようですね。

新聞によると
分類を大幅に見直すことになりそうで
ユリ科も五つの科に分ける必要があるとのことです。

その五つとは

1、ユッカ、ヒガンバナ科などを含めた
  クサスギカズラグループ。
2、ユリ属、ショウジョウバカマ属などを含めた
  ユリグループ。
3、ソクシンラン属、キンコウカ属のグループ。
4、オゼゾウ属、サクライソウ属のグループ。
5、チシマゼキショウ属のグループ。

だそうです。

頭の中に入っている
科のグループ分けのイメージを
組み替えなければいけないとすると
頭が混乱しそうですよホントに!


20:45 2005/02/12 記

追伸

アップしてからしばらくして
Ishi氏から紀行文が届きました。

今日、暗いうちから山に登り
どっさり歩いて
帰ってからこの紀行文を書いて
送ってきたわけで
出来立てほやほやの
山の様子を予定外ですが追加で更新します。

お読みくださいね。

23:37 2005/02/12


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ひれのような托葉の残るつる植物の冬芽
明治神宮にて(種名は不明)


いつものフィールドで
ルーペをもって冬芽をかたっぱしから見ていくと
冬芽と葉痕の面白い造形に感心させられます。

夏に見ているのでたいてい種類はわかるのですが
上の写真のつるの植物の冬芽は
種類がわかりませんでした。

その場所に何の蔓があったか覚えがないのです。

芽吹いて葉がでてきたらわかると思いますので
後日、名前がわかった時点でお知らせしますが
どなたか冬芽を見ただけでお分かりの方
教えていただけるとうれしいですね。

    ・ ・ ・

そういえば
今日の明治神宮の駐車場には
右翼の宣伝カーがたくさん集まっていました。

大きなスピーカーからの音はなく
こわそうなおじさんたちが
ニコニコと談笑しています。

そういえば
今日は建国記念日で
第二次大戦前は紀元節だった日で
そのお祝いの集まりのようでした。

21:31 2005/02/11 記

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雨上がりの暖かい朝
春霞ともいえるようなもやがかかっておりました。
明治神宮にて


太陽の輝きは力強さをましてきて
木々はまだ芽吹いてはおりませんが
空気はすでに‘春’です。


蕾が膨らみ花が咲き始めたサンシュユ
新宿御苑にて


早春の花も蕾が膨らんできて
気の早いものはもう咲き始めています。


満開を過ぎたカンザクラに来るミツバチ

そんななか、盛りを過ぎたカンザクラは
数少ない蜜源なのでしょう
ミツバチがたくさん来ていて
終わった花が多い中
盛りの花を探して飛び回っておりました。

    ・ ・ ・

ところで今日、
僕のパソコンは問題なく動いてくれました。

新しいものが良いかというと
パソコンに関しては
良いには決まっているのですけど
新品に換えると
メールの設定
ネットにつなげる設定
いろいろなソフトのインストール
自分で作ったIMEのユーザー辞書の入れ替え
デジタルカメラやGPS
携帯電話の接続など
周辺機器のドライバのインストールなどなど、
考えただけでもうんざりですよ。

よっぽど時代にあわなくなったらしかたがないですけど
今のパソコンが使える限り
少々遅いとか電池がもたないとかは我慢しても
使い続けたいですね。

21:48 2005/02/10 記

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なぜか、ほがらかそうに見える
クサギの冬芽
代々木公園にて。


今使っているパソコンが不調で
新しいノートパソコンを買う決断をしました。

機種はパナソニックのW3にするつもりになりました。

今使っているソニーのC1というやつは
去年故障して
(保険ですみましたが)修理に11万円以上かかって
その保障期間が過ぎてからすぐまた不調になって
信用できなくなったので
折りたたみ自転車を愛用している
パナソニックにしようと思ったしだいです。

しかし、
新しいのを買う決断をしたころから
不調を回避するコツがわかってきて
このところ
だましだましですが
なんとか使えそうなのですよね。

そのコツとは
起動スイッチを入れるときに
心の中で”ちゃんと起動してくれよ!”と願いつつ
強く起動ボタンを押すのです。

なにか、パソコンを使っているわりに
迷信の世界に生きているようで
すっきりしないのですが
これでうまくいくのですよ。

そうしたわけで、
使い慣れた道具ですので
今のパソコンを
もうしばらく使う気になっているところです。

「お願い!
明日もちゃんと動いてちょうだい!!」

22:02 2005/02/09 記

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代々木公園の人工池には
カルガモをはじめ
年によってはキンクロハジロなども来ます。

しかし今年はカルガモばかりで
他の鳥は見当たりません。

この池はコンクリートで出来ていて
よく浚渫(しゅんせつ)するので
水草も小魚もほとんどいないはずですが
このたくさんのカルガモたちの食べ物は
散歩の人が与えるエサだけなのかもしれません。

今日のような冷たい雨の日には
おなかがすくことでしょう。

こうした公園のカルガモの
人をあてにしているところは
ドバトやカラスとかわらないですね。


21:39 2005/02/08 記

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センダンの実にヒヨドリがあつまっていた。 明治神宮にて


冬の初めの頃
鳥たちが見向きもしなかった
センダンの実に
ヒヨドリたちが来ていました。

[今日見た野鳥] 1

センダンを食べるヒヨドリ

この時期になっておいしく熟したのか
他に食べるものがなくなり
しかたなく食べているのか
鳥たちは「うまい!」とか「まずい!」
などと言わないのでわかりませんけどね。

    ・ ・ ・

[今日見た野鳥] 2

高田馬場の近くを流れる神田川で
浅い水面にくちばしを入れて
エサをさがすコガモたち








21:43 2005/02/07 記

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ガラス繊維の細工物のような
マメ科カリアンドラ(Calliandra namatocephala)
新宿御苑の温室にて



[今日見た野鳥]

カンザクラにきたメジロ
新宿御苑にて



「お願い」としても載せましたが
セダム(薄化粧)
ベンケイソウ科(Sedum palmeri)
多肉の観葉植物。
が、御苑の温室にあったような気がしたので
ちょっと見に行ってきました。

そのとき、目的でないものは
何があったのかはうろ覚えで
行ってみるとセダムの仲間はあったのですが
別の種類でした。

他にもいくつか
撮りたいものがあります。

ご存知の方、
教えてください。

タダで教えろとは言いません。

お礼に、
僕の写真で作った
図鑑をさしあげちゃいます。

よろしく!
おねがいしますョ。

22:47 2005/02/06 記

5日更新した不明のキンポウゲ科の花は
解決しました。
そのページは直しましたので
ご覧ください。

★Ishi氏の紀行文 更新しました。
お読みください。


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多摩川 夕暮れ
世田谷区宇奈根にて



シダレヤナギ冬木
夕暮れ
狛江市緒方にて


夕暮れの多摩川の散歩に
折りたたみ自転車で行ってきました。

{今日見た野鳥}

並んで休むカワウ


今日は妹が夕方遊びに来て
ビールを散々飲んで
もう更新時間になっちゃいました。

明日は日曜!
ねぼうしよう!!

22:59 2005/02/05 記

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枝の上で休むムクドリたち
代々木公園にて。



くちばしと足のオレンジ色ががめだつムクドリ

子供の頃から
職業には貴賎がないとか
人間はみな平等だと
よく親からいわれていたのですが
野鳥のなかには
かわいい鳥と
カラスのような憎たらしい鳥がいますよね。

僕はどうもこのムクドリは
かわいく見えません。

決して悪いことをするわけではなく
野生の鳥として
機敏に身を守って行動しているのですが
なぜか、好きになれないのは
いっせいに飛び立つときの
‘ギル、キュキュ’というような
ちょっと品のない鳴き声のせいでしょうかね。

本人たちにとっては
見ている人間に好意を持たれるかもたれないかは
まったく関係のないことですけどね。

22:59 2005/02/04 記

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赤いタイツ姿の体操選手たちが
アクロバットな演技をしているような
咲き始めたばかりの花の赤いマンサクの園芸種
代々木公園にて


今朝10時半ごろ、
渋谷にある東急本店という大きなデパートに行ったのですが
開店は11時とのことで
待つことになりました。

てっきり10時開店だと思っていましたが
開店が遅くなったのですね。

考えてみたら、スーパーでもデパートでも
最近、閉店時間を遅くするところが多くなりましたが
働く人の数はそうふやさないでしょうから
朝ちょっとばかり開店を遅くしても
売り上げに影響が少なければ
そのほうが合理的なんでしょうね。

10時開店のつもりで来た客に申し訳ないと思っているのか
椅子のある暖房の効いたスペースがつくってあり
そこで座って待っていたら
デパートガールがスチュワーデスのような感じで
紙コップに入れたお茶を持ってきてくれましたよ。

世の中全体が
夜型にシフトしているようで
労働時間が長くなっているような気がしますね。

22:34 2005/02/03 記

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近くの学校の課外授業なのか
朝、子供たちがそろって凧揚げをしていました。
代々木公園にて



寒波が強く
ほうぼうで大雪とのニュースも流れてきますが
温暖化と都市化とで暖かいはずの東京も
このところ寒い日が続いています。

それでも
春の花たちが
咲きだしているようです。


山手線原宿駅のホームから見える
枯れススキの茂る土手に
クサボケが咲き始めていました。



[今日見た野鳥]


枝にとまるツグミ
ツグミは色の濃さも模様の具合も
個性があります。
今日見たツグミはちょっと色が薄い感じでした。
代々木公園にて。



    ・ ・ ・

ところで
土星の惑星タイタンに
小型探査機ホイヘンスが着陸して
画像を送ってきたというニュースがありましたよね。

データの解析はこれからの作業でしょうけど
メタンの雨が降り
メタンの川や海がありそうだということと
氷が岩石のような存在で
地表を被っている砂のようなものは
凝結した有機物が降り積もったもののようだ
との情報には驚かされますね。

そうなると、もし生物がいるとすると
体液はメタンで
彼らにとっては地面の氷は石のようなもので
水はマグマのような高温の物質なのでしょうね。

とにかく地球の常識では
考えられないような
不思議な世界があるものですね。

22:09 2005/02/02 記

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酸っぱそうで住人は誰も採らない
都営住宅の庭のナツミカン
新宿区にて


去年の暮れ
大手術を前にした友人のIshi氏が
昔みんなで登った山に行き
思い出の‘石’を拾ってきたという話のいきさつは
‘Ishi氏の紀行文’のなかの
今年最後の山行に詳しく書かれていますが
先日、その当時の山の仲間の新年会のおり
彼はみんなにお守りを作ってきてくれました。


Ishi氏のくれた‘お守り’


‘お守り’を裏返すと中はその石のかけらと
石のあった山の斜面の写真が見える。


その‘お守り’には

三頭山山頂ブロック石

安全・健康祈願

この石は、参拾七年間の風雪に耐え
今後も我々を見守る祈願の石です。

と書かれた札が入っていました。
大手術を前にした彼が
願いをこめて
山にこの石を探しに行ったと思うと
ほほえましくもあり
しばらくは持っていようと思います。

ただのコンクリートブロックのかけらですけどね。

22:49 2005/02/01 記

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雄花の花穂が伸びだしたハンノキ
練馬区石神井公園の三宝寺池にて


[今日見た野鳥]


きれいな水面でエサなどないようなのに
水面のエサを探すハシビロガモ




羽毛がふわっとしていて丸いのだが
もぐる寸前に膨らんだ羽毛を縮めるカイツブリ




黒い体にワンポイントの赤いくちばしがシックなバン



    ・ ・ ・

自己管理が悪いせいか
仕事が一段落したとたん
今シーズン2度目の風邪をひいてしまいました。

折りたたみ自転車を持って
南国の温泉めぐりをなどと思っていたのに
今日は折りたたみ自転車を持って
雑用で実家をふくめて練馬周辺いくつかの用事をすませ
ちょっと石神井公園で一休みです。

以前はあまり見かけなかった
ハシビロガモやホシハジロ、コガモなどもいて
楽しめました。

渡り鳥たちは、
シーズンごとに
居心地のいいところを探すのですかね。

20:23 2005/01/31 記

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すぐそばに来てエサをねだるようにこちらを伺うヤマガラ
(ピーナッツをポケットに入れていたのですが
シャッターの音に驚いて飛んでいってしまいました。)
明治神宮にて



頭上の枝にとまったシメ



菖蒲田の脇の杭にとまるルリビタキの雄





最近、野鳥観察にはまっています。

今日もつれあいと二人で
明治神宮の内苑に行ったのですが
ほとんど会話もなし!
仲がわるくて黙りこくっているのではなく
鳥の鳴き声が聞こえないかと
二人して耳をすましながら足音を忍ばせて
歩くのです。

日曜日の内苑に来る人は
外国の観光客のほかは
みなさん野鳥観察の人ばかりのようで
すれ違う人と
面識も無いのに
「あっちにルリビタキがいましたよ!」とか
「ソウシチョウが来てますよ。」などと
情報交換するのですよね。

そういうわけで今年初めてルリビタキを見ました。

22:46 2005/01/30 記

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人からいつもエサをねだっているようなドバトが
今日は林のなかで
エサを一生懸命についばんでいました。

僕がそばを通りかかっても
まるで眼中にありません。

人に頼らずにエサをついばむドバトは
あまり見たことがありませんでした。

なにを食べてるのかと思って
その場所を丹念に見てみても
食べられそうなものは見つけられませんでした
榎(エノキ) の大きな木のしたなので
きっと地面に落ちたエノキの実を探して
食べているのだと思います。

それにしても
食べられるものを良く見つけるものですね。

22:48 2005/01/29 記

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赤い実が落ちたあと、白く目立つ様子が
なかなかシックなナンテンの花茎。
代々木八幡にて。



近しい間柄でも
あいてを呼ぶときどう呼べばいいかと
ぼくはよく悩みますね。

母のことは
”おかあさん”と呼んでいたわけですが
うちに子供がうまれてから
”おばあちゃん”と呼ぶべきか悩みました。

そのときの役割で呼ぶよりは、と思い
今では名前で
”○子さん”と呼んでいます。

つれあいの呼び方は
結婚した当初から
”おい”とか”おまえ”とか
呼びつけに”△子”とか呼ぶのがいやで
”△子ちゃん”と呼んでいます。

△子ちゃんは僕のことを
”イサオくん”と呼びます。

人前でもどこでも
お互いにそう呼んでいるのですが
この年になるとちょっと抵抗感がでてきましたね。

髪も白くなってきた夫婦が
”くん”とか”ちゃん”とか呼び合っているのを見かけたら
ちょっと気持ち悪いですよね。

そんなわけで、
お互い”さん”づけで呼ぶぐらいが
いいのかなぁ、と思う今日この頃です。

この問題に関して
ちょっと話し合ってみなくちゃ!

20:54 2005/01/28 記

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冬の茸・エノキタケ発見!
先日紹介したものよりもずっと立派でした。
渋谷区にて



こんなに大きく育ったエノキタケは初めて見ました。

ほとんどの植物が休眠する冬のさなかに
ぐんぐん成長するエノキタケ。

寒さに耐えて生き延びるだけでなく
氷の張るような気温で
成長するというのですから不思議ですよね。

    ・ ・ ・

[今朝見た野鳥]


ホシハジロのオス
明治神宮にて
今日のフィールド日記にメスを載せました。
ご覧ください。



オシドリのメス
明治神宮にて。


22:00 2005/01/27 記

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雨粒をのせる色づいたオオアカウキクサ
詳しくは今日のフィールド日記をご覧ください。


いつも暇なのに
なぜか、人の休む正月前後に
ばたばたと原稿を書いたり
写真を選んだりという仕事が続きました。

そうして出来た雑誌が
今日(1月26日)書店に並びました。


「自遊人」付録の別冊「春 野の花 図鑑」

それは、隔月刊の「自遊人」という雑誌で
そのなかの別冊付録の 「春 野の花 図鑑」です。

小さな図鑑ですが
フィールドに持っていって
役にたつようにといろいろ考えて作りました。

本誌の内容も
春、花を見にでかけるための情報が満載で
なかなか良いと思います。

    ・ ・ ・

この春出版予定の
別の本の校正も終わりそうだし
さて、そろそろ
折りたたみ自転車を持って
どこか雪のないような暖かい地方で
(雪あると自転車は使えないから・・・)
温泉めぐりの旅でもしたいなァ。

それとも、山スキーを持って
今一番寒い地方の温泉めぐりでもするかなァ。

21:27 2005/01/26 記

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冬枯れの公園で
そのあたりだけ
春が訪れたかのような
カンザクラの林
代々木公園にて




[今朝見た野鳥]
暗い林の下を
首を縮めてほふく前進するかのように歩くツグミ


このところ仕事場に通うとき
新しく買ったキャノンのレンズ
EF70-300mm ISを肩にかけて歩いています。
出会った鳥にレンズを向け
シャッターを半押しにすると
ブレ止めの効果があり
鳥を見るためとしても
望遠鏡の代わりになるのです。

そして初めて見かけた鳥など、
シャッターを押して
連続撮影モードで何枚か撮っておくと
後で図鑑と照らし合わせて
名前を調べることができるのです。

ちょっと重いのがこまりものですが
野鳥観察には便利なようですね。

22:28 2005/01/25 記

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番線にとまるシメ
明治神宮にて。


去年撮影した変形菌の標本を整理しました。


紙製の箱に入れて保管してある変形菌の標本


整理しておかないと
ごちゃごちゃになって
後でわからなくなるので
オフシーズンの冬にはしっかりとやるわけです。

なーんて言っちゃって
変形菌をテーマに月刊誌に原稿を書くので
整理せざるをえなかったのです。


葉や枝についていたジクホコリの標本。

標本でも変形菌の個性的な造形は保たれていて
ついルーペで一つ一つ見始めてしまいます。


マッチ棒のようなジクホコリの子実体

古新聞を整理していて
つい読み始めてしまうようなものですね。

春に書店にならぶ雑誌ですが
出る頃、アナウンスします。
(原稿はまだかいていないのですが・・・)
読んでくださいね。

22:02 2005/01/24 記

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苔むした幹の生えるノキシノブ
明治神宮にて


寒い寒いと言っても
人の住む平地は穏やかで暖かいですね。

昨日、スキーツアーで登った山の上は
季節風が吹き荒れ、気温も低く、
現在位置を確認するために使っている
ハンディーGPSの液晶画面も
反応が遅くよく見えません。

デジタルカメラも
充電電池は低温に弱いので
スペアのバッテリーを2個、
内ポケットで暖めておいて
交換しながら撮影するつもりでしたが
カメラ本体に入れると
あっという間に冷えて
すぐ使用不能になってしまうのです。

昔の電気を使わない機械式シャッターのカメラだったら
冬山でも普通に使えたのに
最近の機械は
電気がないとにっちもさっちもいかないわけで
こうした特殊な状況には弱いですね。

22:46 2005/01/23 記
早速Ishi氏から
昨日の山スキーのときの原稿が届きました。
「Ishi氏の紀行文」に入っていますので
お読みください。


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地蔵峠から桟敷山方向を望む
(群馬県嬬恋村)



今回の山スキーは
寒かったですよ、ホントに!

湯の丸高原の池の平は
気温が氷点下15度ほどで
強い季節風が吹き荒れていて
スキーを楽しむという感じではなく
寒さに耐えて行軍するという気分でした。

今回はあんまり寒いので
予定を変えて
予定のコースを全部回らず
早めに切り上げて
冬将軍に負けて
逃げ帰ってきたという気分ですよ。

目を開けていられないほど太陽がまぶしくて
半そででも寒くないような
春スキーの方がいいですね。


冬のカラマツ林
長野県東部町


    ・ ・ ・

山の上では今年は雪が多いのですが
標高の低いところのスキー場では
夜、冷え込みが一番厳しい時間に
降雪機がフル稼動していました。


うなる降雪機
長野県佐久市にて


韓国のドラマ
「冬のソナタ」の場面を連想するような
スキー場の夜のひとコマです。

22:31 2005/01/22 記

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水辺にはりだす木に
一本足でたたずむオシドリ
明治神宮にて



冬芽というか
もうふくらんでいて蕾と言ったほうがよい
イヌシデの芽



ときどきモニターがまったく写らなくなり
その頻度が多くなってきた僕のノートパソコンですが
モニターのドライバーを入れ替えたら
なんとか調子が戻ってきました。

しかし、
いろいろな要素が影響するので
根本的な原因を解明しないかぎり
きっと、
また同じ現象がおきてしまうのですよね。

パソコンが不調というだけで
ああだ、こうだ、と
いろいろ原因を考えて
一喜一憂している自分が馬鹿らしくなってきますね。

パソコンという機械は
もうすこしどうにかならないのかなぁ。

    ・ ・ ・

今、中年遊び隊のメンバー3人で
浅間山の近くの湯の丸高原に向かっています。

明日は山スキーの足慣らしで
ちょこっと滑るつもりです。

しかし、寒そうだなぁ。

そういうわけで明日の更新は
遅れるかもしれません。

悪しからず。

22:56 2005/01/21 記


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ロゼットを広げるカントウタンポポ
その向こうのうっすらとした緑はヒメヤブラン
明治神宮にて



毎日撮影する
デジタル写真を一時保管する場所としても
毎日更新するホームページを作るためにも
原稿を書く道具としても
小さなノートパソコンにたよっていて
いつもそれを持ち歩いています。

それが、このところ不調なのです
メーカーに問いあわせると
修理の必要があるといわれましたが
その間1〜2週間は仕事が出来なくなってしまいます。

カメラだと 予備のカメラを用意しておけばいいのですが
パソコンの場合
まったく同じノートパソコンを2台持っていても
ふだん使っているものの代わりとして
もう一台が使えるかというと
そうはいかないのですよね。

今使っているこのパソコンが突然使えなくなったら
仕事がどれほど滞ってしまうかと思うと
恐ろしくなります。

そう考えてみると
不安定な道具にたより
薄氷の上を歩くような危うい状況で
仕事をしているような気がしますね。

もし、 このページが予告無く更新されなくなりましたら
パソコンがいよいよ壊れたためです。

急遽、別のパソコンで更新します。
(たぶん、数日後)

22:07 2005/01/20 記

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エノキタケはよく八百屋で
もやしのように育てられたものが売られていますが
本来は冬に育つ野性の茸です。

数日前に降った雨のためか
我が家の近くの
毎年出るところ で今年も見かけました。

ことしは、去年でた幹のわきからではなく
土のかぶった中から出てきて
傘に土をつけていました。

しかし、この寒いさなかに
もくもくと出てくるエノキタケの生命力には脱帽です。

売っているものとはまるで別物のような風味があり
おいしいんですよね、これが!

冬の数少ない収穫のひとつです。

21:20 2005/01/19 記

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もう、春の気分
ピンクの八重のウメが咲いてました。
新宿区の高田馬場にて



へたしか残っていない柿の木で 残った実を一心に食べるスズメ
高田馬場にて


    ・ ・ ・


枝にいる虫を丹念に探して食べるコゲラ


幹にとまるコゲラ


幹のエサを探すコゲラ


幹にしがみつき
首をそらして伸びをするかのようなヤマガラ



幹にしがみつきエサを探すヤマガラ
明治神宮にて


森の中で耳を済ましていると
鳥の鳴き声が聞こえ気配がします。

見上げると、キツツキの仲間のコゲラが
幹をわたりあるきエサとなる虫を探しています。

しばらく見ていると
ヤマガラやシジュウカラもやはり
幹にしがみつきコゲラと同じように
幹にいる虫を探して食べているようです。

冬の木々にとっては
野鳥たちは
体に付いた虫を食べてくれる
ありがたい掃除屋さんというわけですね。

20:37 2005/01/18 記

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翼の黄色い模様がめだつカワラヒワ
代々木公園にて


おととい買ったばかりの新しいレンズを肩に掛け
仕事場に向かう道すがら
代々木公園で見かけた野鳥たちを
スナップしながら歩きました。

    ・ ・ ・

通年居る留鳥のカワラヒワも
葉の落ちたいまごろはよく出会います。


地上に降りてエサをついばむカワラヒワの群れ

    ・ ・ ・

水辺で見かけるハクセキレイは
都会には意外とたくさんいて
よく出会う野鳥です。


芝生で虫を探して
すぐそばまで来たハクセキレイ



じっとこちらを見るハクセキレイ

    ・ ・ ・

北の国から渡ってきたばかりの初冬の頃は、
木の枝の上にいて
なかなか見つけられなかったツグミも
今頃は地上でエサを探すのでよく出会います。


首を伸ばしてエサを探すツグミ

    ・ ・ ・

雨がふっていても羽は水をはじくので
へっちゃらなカルガモたちも
久々のお日様がうれしいのか
日光浴をしていました。


日当たりで気持ちよさそうなカルガモ

    ・ ・ ・

ハシブトガラスも
気持ちよさそうに水浴びをしていました。
(今日のフィールド日記をご覧ください。)

20:46 2005/01/17 記

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冬の雨
明治神宮にて



水滴のつくアカマツの葉



ムラサキシキブ冬木

冬の冷たい雨の日に
わざわざ明治神宮の内苑に行く人など
僕ぐらいしかいないようで
誰とも出会わず静かな森を歩きました。

雨の中でも野鳥たちはいるだろうと
望遠レンズを首にかけ
鳴き声に耳をすませて歩いていても
姿は見えません。

あきらめて、
水の湧く清正の井戸に行くと
カルガモが一羽水辺にたたずんでいました。

冬の雨の日のすごし方として
暖かい湧水は
水鳥としては居心地が良いのかもしれませんね。


近づいても動こうともしないカルガモ


清正の井戸のカルガモ

    ・ ・ ・

話はかわりますが
1月8日のトップページで
「正月値段というのは嫌いですね」と題して
正月の特別価格を話題にしましたが
明治神宮の休憩所の缶ビールは
いつもの値段に戻っていました。


350円に戻っていた値札


正月の値段(1月8日撮影)

JRの指定券の価格なども
お盆や正月の繁忙期には高くなるのですよね。
指定席を確保しても
そうした時期は列車も駅構内も混んでいて
指定席車両のデッキも自由席に座れなかった人があふれ
ふだんより、乗り心地は良くないのですが
値段が高くなるというのは
僕は納得できませんね。

その時期、確実に需要があり
いつもより値段を高くしても
バスや飛行機に客を奪われることがなく
売れるんでしょうけど
なんだかフェアーじゃないですよね。

    ・ ・ ・

冷たい雨の明治神宮内苑を
昨日にひき続き
新しく買ったレンズ(キャノンEF70-300mm IS)を携え
手持ちで撮影しました。
手ブレを防ぐ効果を試すため
焦点距離を300mm(35mmカメラ換算にすると480mm)にして
シャッタースピードを1/15秒と1/8秒で
同じ画面を連続してシャッターを切り
ブレ具合を後で調べてみると
1/15秒では半分ぐらい
1/8秒では3〜4枚のうち1枚はとまっていました。

21:31 2005/01/16 記

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枝先に雨粒をつけるイヌシデの冬木
明治神宮にて



水際の枝にとまるオシドリたち


枝にとまるマガモ


ゆっくり漂っているホシハジロ

冷たい雨の日
明治神宮の水鳥たちは
浮いているだけでも漂ってしまうからでしょうか
水辺に触れんばかりに伸びている枝につかまり
同じ位置で
枝にとまるというか浮いているというか
じっとたたずんでいます。
そうした鳥たちを見ていると
雨の日の水鳥たちはやることがなさそうで
暇そうに見えますね。


買ったばかりのレンズ、キャノンEF70-300mm IS

朝から冷たい雨の降るあいにくの天気でしたが
新しく買ったレンズのテストをしました。

今日の写真は手持ちで
どの程度ブレずに撮れるかを試しました。
感度はISO400で
絞り優先オートで絞りF5.6
適正露出と0.5段前後、計3枚を撮りました。

結論から先に言うと
ほんとうにブレにくいですね。
超望遠レンズの部類に入りますが
スナップ感覚で撮影できますョ。

歩いているときに出会った野鳥など
気楽に撮れそうですね。

追伸

今週末はスキーツアーに行く予定だったのですが
天気が悪くて山は荒れそうなので
行くのは来週にしたのです。

おかげでレンズテストができました。

22:02 2005/01/15 記

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びっしり実がなっていて
遠くから見る木姿が
緑ではなくて青く見えるトウネズミモチ
品川区と目黒区にまたがる林試の森公園にて


何年もペンタックスのカメラを使っていたのですが
数年前からキャノンのデジカメを使いはじめたので
フイルムのカメラもキャノンのイオスに変えました。

そういうわけで
レンズも買い換えなければならず
お金がかかってたいへんですよ。

今日は
キャノン ズームレンズ EF70-300mm f4.5-5.6 IS
というのを買っちゃいましたョ。

今日撮った写真はテスト撮影で
全部そのレンズで撮りました。

ブレをとめる機構がついているので
三脚を使わず手持ちで撮ったのですが
なかなかよさそうです。

明日にでも本格的にテスト撮影しますので
結果をご報告しますね。

23:00 2005/01/14 記

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「E.T」の顔のような葉痕
アオイ科のムクゲの冬芽です
新宿区の高田馬場にて




さっき、品川区の中延にあるライブハウスで
ピアノ、ベースギター、ドラムの
ジャズ演奏を
連れ合いと一緒に聞きに行ってきました。


ライブハウス、ボナペティー

みんな現役の大学生なのですが
技術も高くセンスもいいんですよね。

じつは、
北海道に住んでいる中学校のときの同級生の息子さんが
東京の大学に通っていて
その息子さんがこのバンドのピアニストなのです。


ジャズピアニスト

旧友にも会えて
ジャズも楽しめて
いい宵をすごせました。

22:32 2005/01/13 記

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ウエブ写真展
霜の降りた朝


午後には木枯らしが吹いたのに
朝は無風で
原っぱ一面にうっすらと霜が降りていました。







枯れ葉におりた霜の粒には
幾何学的な模様の氷の結晶が見えます。



ヘビイチゴでしょうか
冬の葉は霜が降りたぐらいではへっちゃらです。



誰かが歩いたわきの
倒れた霜柱はまるでガラス細工のようです。







日の射しはじめたところの霜は
あっという間に解け
日が動くにしたがって
日陰に残った霜は痩せていきます。



    ・ ・ ・

冬も本番ですね。

土曜日に仲間と
今年初めてスキーに行く予定なのですが
東京でさえこんな寒いのに
冬山でキャンプしてのスキーツアーなので
さぞや雪国は寒いことだろうと
ちょっとひるんでしまいますよ。

そういうわけで
14日(金曜)と15日(土曜)の更新は
時間が変則的になると思います。

ところで
そのスキーに一緒に行くIshi氏は
暮れに大手術をしたばかりなのですが
彼が「もう大丈夫だから行こうよ!」ということで
行くことになったのです。

彼は今、
動けること、健康であること、生きていることに
しみじみと幸せを感じているようです。

その彼が9日の日曜日に
足慣らしの山歩きに行ったようで
紀行文が届きました。

目次から
「Ishi氏の紀行文」をクリックして
お読みくださいネ。


22:18 2005/01/12 記

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調べてわからなかった常緑の植物


昨日、連れ合いへのプレゼントに
渋谷のしゃれたお花屋さんでブーケを買いました。
(実はブーケの中の
興味のある花を買いたかったのに
単体では売っていなかったためなのですが・・・・
花を見たあと、
ブーケは連れ合いにプレゼントしました)

たぶん、外国から輸入されたものでしょうが
そのブーケのなかに
ヒイラギのような感じですが
名前がわからない鋸歯の鋭い互生の葉の植物が入っていました。

切花や鉢花は
世界中から入ってくるものも多くて
お花屋さんでみかけても
いつごろ咲くからとか
この地域で売られているものだから
というような
種類を見極めるための
重要なヒントにたよれないのですよ。

日本で売られている図鑑にも載っていないこともあり
ホントに名前を調べるのが厄介です。

この植物、調べてもわからないので
気になって仕方がありません。
ご存知の方
名前を教えていただけませんか?

22:07 2005/01/11 記

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夕日をうけてふわっとした毛が輝くコブシの花芽
渋谷区の代々木にて。


すでに書店に並んでいると思いますが
`スタジオボイス´という月刊誌の2月号
原稿を書きました。

二色ページなのですが写真も載せました。

2月号のテーマは
「森の生活」のソローを中心に据え
現代人と森(自然)とのかかわりを
いろいろな方向から見つめていこうということですが
その中で僕は
「100年の森、明治神宮を歩く」
というコラムを担当しました。

東京にいるときには
ほぼ毎日足を運ぶ明治神宮(通勤コース)のことを
思いつくままに書きました。

しかし、字数が少なくても多くても
文章を書くというのはけっこう大変ですよね。

指定した字数に活字を詰めるのは簡単ですが
読む人が飽きずに
興味をもって読み続けてくれる文章を
どうやって書こうかと
四苦八苦しましたよ。

気が向いたら読んでみてくださいネ。

22:25 2005/01/10 記

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もう咲きはじめたカンザクラ
新宿御苑にて


先日キャノンの新しいレンズを買いました。
EFS 17〜85mm という標準ズームです。
三脚を使わないときに
写真がブレないような機構の付いたレンズで
今日はためし撮りをしてきました。


新しいレンズ

最近、温室などでは
三脚の使用が禁止されているところが多いので
ブレ止めの効果を試すのには
温室での手持ち撮影がちょうどよいというわけなので
新宿御苑の温室で
手当たり次第にパチパチ撮ってきました。


温室の入り口に掲げられた‘三脚使用禁止‘の看板

今日のフィールド日記の写真は
そうして手持ちで撮った写真です。

結論から言うと
おおいに効果があります!
手持ちでの撮影の幅がだいぶ広がります。

それにしても
こうした技術革新は
すごいですね。

もうすこし使ってみて
後日また、使用感などを報告しますね。



22:56 2005/01/09 記

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葉の落ちた林で
アオキなどの常緑樹の葉が
冬の陽をうけて光を発しているようです。
明治神宮にて。



明治神宮の休憩所のわきに
自動販売機がたくさん並んでいます。


行列している自動販売機。

いたるところにある自動販売機と
方々に空き缶が捨てられているのを見ると
僕は缶の飲料は好きになれませんね。

    ・ ・ ・

ところで
明治神宮に元旦お参りに行ったとき
この自動販売機はいつもと値段が違い
150円という価格で売られていました。


元旦に撮影した150円の値札のついた自動販売機

今日通りかかって見てみたら
元の120円に戻っていました。


今日撮った写真

もともとの価格も
ずいぶん高いなーと思いますが
手間をかけて
機械の設定と価格のパネルを変えて
正月値段にするというのは面白くないですね。

そういえば
休憩所で売られている缶ビールも
いつもより高い値段がついていました。




大勢の人が初詣のためにやって来るのに
いつもよりも高い値段で売るというのは
あんまりいい気持ちがしませんね。



22:42 2005/01/08 記

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夕暮れのケヤキの冬木
代々木公園にて


朝起きてから
一歩も外に出ず
原稿を書くため
我が家の食卓でキーボード相手に悪戦苦闘です。

夕暮れになって
やっと一区切り付いたので
カメラを肩に代々木公園を抜けて
表参道、青山方面に散歩に行きました。


まだ葉の残るトチノキの街路樹
北青山三丁目付近にて


青山通りの街路樹は
明るい街灯に照らされ
都心のために気温もそれほど下がらず
もう冬になったことを知らないかのように
色づいた葉をたくさんつけていました。


葉の残るアオギリ
外苑前付近にて


特に街灯の光が強く当たる葉は
緑色です。


光の当たっているところの緑色の葉

都会では、
昼夜もなく人が働いていますが
植物たちも
冬を忘れて茂っていました。



20:37 2005/01/07 記

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雪吊りの似合う雪の降りそうな冬の日
明治神宮の内苑にて




正月の賑わいが一段落しただろうと
明治神宮に行ってみました。
三が日には
「柵内立ち入り禁止」の看板の立つ芝生に
臨時の売店ができていました。


元旦に撮った臨時売店の様子。

今日はその売店が
もうすっかり片付けられています。


今日の芝生の様子。

しかし、資材運搬のために
トラックが出入りしたのでしょうか
芝生には道ができていて
ぬかっていました。


ぬかっているために鉄板のおかれた出入り口

    ・ ・ ・

内苑は静かで人には出会いませんでしたが
うれしいことに
ヤマガラやシジュウカラやアオジなど
たくさんの野鳥たちと出会えました。

しかし、野鳥を呼ぶためでしょうか
木の脇や切り株の上など
ひまわりの種などたくさんのエサが置かれています。

僕は野鳥たちにとって
それが
良いのか悪いのかはわかりませんが
人のいない林のあちこちに
エサがおきっぱなしにしてあるのは
普通ではないし
あまり気持ちのいいものではないですね。

 
木のまたにおかれたヒマワリの種



22:33 2005/01/06 記

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水に浮くシダレヤナギ落ち葉
新宿区のおとめ山公園にて



昨日は中学時代の仲間の
新年会がありました。

ずっと付き合いを続けている
6〜7人ほどのメンバーですが
それぞれ
経営している会社が危ないだとか
子供が勤めをやめて心配だとか
ひとに話してもらちの明かないような
結構深刻な話題を明るい感じで
相談でもなく愚痴でもなく
近況として語りあいました。

聞くほうも
「たいへんだなー、まぁがんばれや!」
という相槌をうつぐらいです。

それぞれ、愚痴をこぼしながらも
自分で解決していく自信が見えるので
聞いている方もそれほど
心配はしていません。

しかし、そうして
自分のことを話せる相手がいるというのは
よいことですね。

話しているうちに
気も楽になるし
解決策も見えてくるような気がします。

子供の頃から知っている
長い付き合いの友人というのは
良いものだなぁ・・・と
最近になってつくづく感じますね。



23:07 2005/01/05 記

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オモトを専門に扱っている三光園の温室
練馬区石神井にて




美しい斑の入るオモトの品種「千代田城」


古典園芸植物は
派手な花を楽しむものより
葉の斑の具合が
個性的で味わいのあるものを
丹精込めて育てるというものが多く
オモトもそのひとつです。

練馬区の石神井にそうしたオモトを
専門に生産、販売する三光園というところがあり
懸案だった
オモトの斑入りを撮影させていただきました。

ちょうど、お仲間の新年会のようで
しばらくオモトを愛好するかたがたの話を伺いました。

オモトに対する愛情もさることながら
昔から続いている
オモトの園芸文化を受け継いで
後世に残すという
使命感のようなものすら感じられます。

あらゆる分野の文化や伝統が
こうした地道な努力で
受け継がれていくわけですね。

みなさん、ご年配の方でしたが
次の世代で好きな人が出てきているのか
聞き忘れましたけどね。



23:31 2005/01/03 記

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冬だというのに一面うっすら緑色のアオイゴケの原っぱ
代々木公園にて


昔はお正月の三が日は休み!
というのがあたりまえでしたが
最近ではコンビニも
スーパーも
ヨドバシカメラなどの量販店も
元旦から営業していて
正月らしさが
だんだん薄れてきたような感じですね。

今年は曜日の具合で
四日から仕事始めのところが多いようですが
僕の事務所の仕事始めは11日にしました。

しかし、書かなければいけない原稿や
校正の仕事があるのです。
しかたがないので
自宅で内職のように
もう今日からやりはじめましたョ。

これが終わったら
折りたたみ自転車を持って
温泉を巡る旅にでも
出たいものです。



23:31 2005/01/03 記

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2005年1月3日更新 9:12 2005/01/03

正月の散歩
代々木にて


2005年1月2日


雪残る雑木林
代々木公園にて





クスノキ大木
代々木八幡神社の境内にて





お隣の明治神宮を意識してか
「初詣は氏神さま」と書いたちょうちんのさがる
代々木八幡神社




代々木八幡神社の落ち着いた参道




本殿前でお参りの順番を待つ人々




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2005年1月2日更新 9:22 2005/01/02

初詣に行きました
明治神宮にて



初詣の人々





防護マスクのおまわりさん





お参りの順番を待つ人々




原宿駅の正月だけ使うホーム












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2005年1月1日更新 8:34 2005/01/01

明けましておめでとうございます。




住んでいるマンションの非常階段からの元旦のお日さま





元旦の町(向こうに見えるのは新宿のビル)





初日を反射させる初台オペラシティー





ことしもよろしくお願いいたします。








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