フィールド日記
伝統が受け継がれる菊の栽培
2004年11月13日
でっかい玉子焼き?(しろと黄色が逆か!)
のような小菊の花壇
新宿御苑にて
栽培菊は春から手塩をかけて
仕立て上げて
秋のほんの一時花を楽しむという
手間のかかる贅沢な
‘伝統芸術’とも言えるものです。
新宿御苑では
そうした日本の伝統を守るためもあるのでしょうが
以前から組織をあげて菊の栽培を続けています。
20年近く前のことですが菊担当職員のN氏に
初夏のころから何度も案内していただき
栽培の取材をしたことがありました。
その方もだいぶ以前に定年退職され
今の担当の方は存じませんが
展示方法も
仕立て方も
伝統を守ってきちんと続いています。
今日はちょっと遅めでしたが
風邪をおして
午後のひととき
久しぶりに御苑の菊を楽しんできました。
22:45 2004/11/13 記
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