フィールド日記

白バックの撮影方法

2004年11月12日
東京都 新宿区


仕事場のベランダの鉢で咲くタイワンホトトギスの花

フイルムの撮影でも
よく白いバックで撮影するのだが
このところデジカメでも白バックでよく撮影するようになった。

そういうわけで
いつもしょっているザックに
小さな白い樹脂のパネルを入れている。


ザックの中の白いパネル

撮り進めていて気づいたことだが
デジカメでの白バックの撮影は
簡単で都合が良い。

なぜかというと
どんな光線状態でも
その白バックのホワイトバランスで撮影すると
その時々の撮影条件が違っていても
安定した仕上がりになるのでとてもありがたいのだ。

フイルムでの場合
そのときの天候によって背景の色が
白くはならず、ブルーがかったり
アンバー(褐色)が強くなったりと
苦労させられていたのが
どんな色温度でも
ホワイトバランスさえとれば
OKなんだから簡単なのだ。

今日はそういうわけで
仕事場のベランダに置いた鉢に咲く
たった一輪きりのタイワンホトトギスの花を摘んで
白バックで撮影した。


撮影している様子。
携帯電話のカメラの映像です。


白い背景だと
葉や花の形がはっきりとわかるだけではなく
絵を描くつもりで被写体を配置して
構図を決められるのが面白い。


絵を書くつもりで撮ったタイワンホトトギスの花

この花は撮影後
本棚の脇に飾って二度楽しめた。


本棚に置いたタイワンホトトギス

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