| フィールド日記 |
ケショウヤナギ
ヤナギ科
Chosenia arbutifolia
2004年10月25日
長野県 安曇村
山渓ポケット図鑑「夏の花」 542頁
上高地では梓川沿いにケショウヤナギの林が続いている。
日本では北海道の日高地方の一部と
上高地の梓川沿いとその下流でのみ自生する
珍しい柳だ。
新芽のころ、枝が白く粉が吹いていて
化粧のイメージからこの名がついたようだが
冬、葉を落とした枝は赤く
色の少ない真冬の上高地では
ケショウヤナギの林が煙ったように赤く色づいていて印象的だ。
この写真のケショウヤナギは
上高地の有名な河童橋のすぐ脇の木で
この木を紹介する看板が設置されていた。
こんど、冬の上高地に行くことがあったら
フィールド日記で紹介しよう。
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