フィールド日記
それが人生というものなんだろうな
2004年9月26日
熟すとカラフルに色づくノブドウですが
まだ若くてみなほとんど白に近い淡い緑色でした。
府中市の浅間山(せんげんやま)公園にて。
20〜30才のころは
友人がたて続けに結婚して
年に何度も披露宴に招かれるというようなこともありました。
しかし、最近は礼服をきることがあっても
友人の親の世代のお葬式
ということが多いような気がします。
50代というのはそういう時期なのでしょうね。
そんななか
この春(3月21日)同期の友人が病気で亡くなって
そのときのお通夜では
知った顔が集まり
さながら同窓会のようになりました。
そのとき同世代の死に直面して
これからは
こういうことで集まることがあるわけだ
と思ったしだいです。
・ ・ ・
そのお通夜の席で
「夏にはお墓参りに行こう」と決めて
それが雨の日曜日の‘今日’となったわけです。
雨の日のお墓参り
そして
お墓参りをした後
山の仲間だったその友人を偲んで
近くの公園の東屋で
にぎやかにお弁当タイムとなりました。
ガスコンロとコッフェル持参のお弁当タイム
昔は
「同期で一番に結婚するのは誰だー」
なんていってた仲間たちが集まって
一番に亡くなった友を
偲んでいるわけなんですからねぇ
‘わいわい’やってはいても
‘そういう世代になったんだなー’
ということをひしひし感じながらの
‘わいわい’でしたね、今日は。
21:52 2004/09/26 記
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