フィールド日記

風車(揚水用)

2004年8月22日
神奈川県 横浜市




風の力でくみ上げられた水


日本が開国する19世紀の半ばごろ
ここ横浜は生麦事件などの歴史的な出来事の舞台となり
近くの外人墓地にはそのとき殺された外国人の墓もある。

ここ、港の見える丘公園の一角もフランス山と呼ばれ
当時フランス海兵隊が居留した地域のようだが
その当時の揚水用の風車が再建されていて
小山の上でそよ風にまわる風車の力で
水がちょろちょろと出ていた。

その当時は電力などはなかっただろうが
いま、こうした丘の上で
風の力で水が出ているのを見て
感心させられた。

この水量だったら
風呂桶ぐらいはすぐいっぱいになりそうだ。

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