鈴木庸夫の自然を楽しむ トップページ バックナンバー 2004後期

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12月31日夕方の更新 16:45 2004/12/31
ウエブ写真展・今年最後に撮った写真
大晦日の午後雪の降り始めた石神井公園にて



暮れの挨拶に実家に行った帰り道
昔懐かしい石神井公園の茶店で
おでんと缶ビールを注文しました。






しばらくすると
予報どおり、雪が降りはじめ
みるみる積もりはじめました。





三脚も持ってきておらず
大晦日でもあり
写真を撮るつもりはなかったのですが
降り始めた雪に
のんびり雪見酒という気分ではなくなり
撮影意欲がわいてきました。

そういうわけで
今年最後の写真を撮りました。




来年の花芽、葉芽、今年の実、葉。
今年の成果と来年の準備がみな整ったハンノキの枝先






降り始めた雪を背中に積もらせるキンクロハジロ





雪のなかのヤツデの若い実





イロハモミジ・雪


来年もよろしく!


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12月30日夜の更新



よく散歩する都営住宅の中庭の柿(甘柿)。
誰も取らない実は野鳥たちのご馳走で
ヒヨドリがたくさん来ていました。
高田馬場にて






今年もよくホームページのために撮影した
山手線の脇の家庭菜園
前日の淡雪がのこっていて
小松菜などが半分雪に埋まっていました。
新大久保にて



ことしももう終わりなんですね。

台風や、水害や、地震や、
最後には大津波もあった
たいへんな一年でしたね。

我が家でも
思春期を迎えつつある息子との葛藤があったり
僕自身も、年を省みず
ちょっと無理したら
その後ずっと
筋肉痛や腰痛に悩まされたり、
例年にはないことがいくつかありました。

年賀状を書いていて
去年来た賀状を見ていたら
この春病死した友人からのを見つけ
どっと、その彼のことが思い出されたり、と
一年という時間は大きくて重いのだなぁ
というのを実感させられます。

まだ若いのにと笑われそうですが
あと何年生きられるか・・・ということを考えながら
来年の一年間
時を大事にしてすごして行こう!
よい年にしていこう!
と、思ったしだいです。

来年もこのHPを続けていくつもりですので
よろしくお願いいたします。

みなさんも
よい年をお迎えください。



21:57 2004/12/30 記


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よく散歩する都営住宅の中庭の柿(甘柿)。
誰も取らない実は野鳥たちのご馳走で
ヒヨドリがたくさん来ていました。
高田馬場にて





今年もよくホームページのために撮影した
山手線の脇の家庭菜園
前日の淡雪がのこっていて
小松菜などが半分雪に埋まっていました。
新大久保にて



ことしももう終わりなんですね。

台風や、水害や、地震や、
最後には大津波もあった
たいへんな一年でしたね。

我が家でも
思春期を迎えつつある息子との葛藤があったり
僕自身も、年を省みず
ちょっと無理したら
その後ずっと
筋肉痛や腰痛に悩まされたり、
例年にはないことがいくつかありました。

年賀状を書いていて
去年来た賀状を見ていたら
この春病死した友人からのを見つけ
どっと、その彼のことが思い出されたり、と
一年という時間は大きくて重いのだなぁ
というのを実感させられます。

まだ若いのにと笑われそうですが
あと何年生きられるか・・・ということを考えながら
来年の一年間
時を大事にしてすごして行こう!
よい年にしていこう!
と、思ったしだいです。

来年もこのHPを続けていくつもりですので
よろしくお願いいたします。

みなさんも
よい年をお迎えください。



21:57 2004/12/30 記

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ウエブ写真展
暮れの淡雪




雪が降る





暮れの雪
明治神宮にて

壁紙になります
(壁紙にする方法)
800 x 600
1024 x 768



葉を残したイヌコリヤナギ



しずくのついたヘクソカズラの実


淡雪・イロハモミジ落ち葉







帰省ラッシュのピークの29日は
東京では朝から雪が降り
つもりはじめました。

ラジオのニュースでは
高速道路も通行止めとのことで
ふるさとに向かう人たちにとっては
たいへんな雪となりましたが
暮れのおしつまった
ひとけのない明治神宮での散歩は
いろいろあった今年を思い出す
しずかな雪見となりました。

    ・ ・ ・

ところで昨日退院したIshi氏から
早速「Ishi闘病記録」の続きが届きました。
お読みくださいね。

メールには
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おはよう。
やれやれ、
これで1年が終わりますが、来年もうん〜と遊ぼうぜ。
では。
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と、もう頭の中は
回復したらなにをやろうどこへ行こう
という考えが詰まっているようです。

彼は今、元気になれる!健康になれる!
ということだけで
幸せいっぱいのようですね。



23:06 2004/12/29 記

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よく見かけるベゴニアセンパフローレンスですが
冬の花壇で咲いている様子は
けっこうきれいですね。
新宿区の都庁前にて。



今日の仕事は一日
年賀状書きです。

お世話になったあの方を
ご無沙汰しているあの人をと
それぞれの方の顔を思い出しながら
筆を進めています・・・


といけば暮れの過ごし方としてかっこいいのですが
年明け早々に締め切りのある原稿書きや校正があり
気分はそれどころではありませんよ。

インクジェットのプリンターで
ちゃっ、ちゃっとプリントして
終わりにします。

このページを読んで下さっていて
僕の年賀状が届いた方は
今年はそういうわけなので
心のこもっていないのは
ご容赦くださいね。



22:56 2004/12/28 記

追伸
更新直後に入院していたIshi氏からメールが来ました。
術後が良好で予定より早く
今朝(12月28日)退院したようです。


Ishi氏からのメール
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飲酒は、度を超さない範囲でと、Goサインをもらいました。
昼は、手作りラーメンと昼ビールで、まずは「乾杯」。
夜は、手巻き寿司と麦茶割2杯で、やっと我が家の実感です。
やっぱり、家はいいなぁ。
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そして早速「Ishi闘病記録」が届いたというわけです。
(入院・手術の初体験者の実感がこもっています。
お読みください。)

とにかく
無事退院おめでとう !!



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冬の朝・酒匂川の土手(サイクリングロード)
神奈川県開成町にて


暮れの忙しいさなか
ちょっと早起きして
小田急線のロマンスカーに乗って
朝の酒匂川を
折りたたみ自転車でサイクリングに行ってきました。
(ちょっと人と会う約束のついでですが・・・)

振り返ると雪をかぶった富士山が見えます。




小田原や箱根、伊豆方面にはよく行くのですが
酒匂川のこのあたりは初めてです。

水も澄んでいて
流れも豊富で
マガモやヒドリガモたちも気持ちよさそうです。

都会の鴨たちと違い
人の姿を見てもえさをねだりに来ません。

人をあてにしていない
その鴨たちの様子を時をわすれ
望遠鏡でしばらく眺めさせてもらいました。



23:04 2004/12/27 記

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秩父神社の境内で売られているしめ縄や松飾り


松の枝やユズリハの枝など
飾り付けの材料もたくさん売られています。


秩父の町は登山の帰りなどで
時間があるとよく散歩します。

家並みも、寺社のたたずまいも
古い日本の雰囲気が感じられ
僕の好きな街のひとつです。

お正月の準備に
家族連れやお年寄りなど大勢の人が
神社の境内に来ていました。





23:07 2004/12/26 記



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埼玉県横瀬町の山の中でのキャンプ


じつは、
親戚の別荘のすぐ裏の林で僕だけキャンプをしているのです。

つれあいとうちの子にも
一緒にテントで寝ようよともちかけたところ
あっさり断られ
暖かい別荘内で寝るそうなので
僕は個室(林のテント)で
一人静かにこのHPを作っているというわけなのです。

親戚一同は僕が山好き、
キャンプ好きというのを知っているので
快くおやすみの挨拶を交わしテントに帰ってきたというわけです。

久しぶりに会った人たちとの会話はたのしいものです。

いい時間をすごしましたが
外に出ると凛とした冬の空気のなか
秩父市の夜景が見え
今夜は満月のようで
流れ星もいくつも見えました。

そんな景色をひとりで眺めていると
今年もそろそろ終わりだなぁという
実感がわいてきます。

電波のバーは一本しかたちませんが
携帯電話でネットにつながることを祈って
いつもより早い時間ですがアップして寝ます。

グッドナイト



22:17 2004/12/25 記



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明治神宮では大晦日の夜には人が押し寄せるため
杭を打ち込みこれにロープを張って
緊急用の通路を確保するのです。



明治神宮の最大のイベント
初詣まで
あと一週間もありません。

神宮の中では方々で受け入れ準備をしています。

石造りの橋は真ん中がカマボコ状に盛り上がっていて
人が倒れる恐れがあるのでしょう
板で傾斜をゆるくする作業です。


橋の傾斜をゆるくするため板を張っている


滑り止めのための細い角材も付けられている。



正月中に開くテント仕立ての売店。

原宿駅の臨時ホームも
‘スイカ’の機械をとりつけたりしています。


臨時ホームの改札口


あとは切符の自動販売機を取り付けるだけの売り場

どのくらいくるのか
予測がつくから準備を整えているわけで
僕は元旦にお参りに行ったことはないのですが
毎年お参りに行くのを恒例としている人が
大勢いるのでしょうね。

神社側としても
一年の無事を祈る
新年のお参りのために
押し寄せた人々が将棋倒しなどで
怪我でもしたらしゃれにもなりませんものね。



22:36 2004/12/24 記


追伸
25日の晩は秩父の山荘に泊まるのですが
電話のないところで
携帯電話をパソコンにつないでアップするつもりです。
うまくいかない場合
翌日(26日)にその分を更新します。




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ことしもたくさんなっていたイイギリの実
新宿区の新大久保にて


いよいよ木枯らしの吹く
本格的な冬の一日
この時期の休日(天皇誕生日)は
忙中、
年賀状を書く日ということでしょうね。

僕は年賀状には手が付けられず
休日出勤しましたよ。

人との挨拶も
「よいお年を!」となり
いよいよ今年もあとわずかですね。



23:06 2004/12/23 記

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暖冬のためなのか
例年になくすで花が咲いていて
蕾もたくさんついているサンガイグサ
代々木公園にて

昨日は
コメントを書く時間がなくて
来てくださった方には失礼しました。

      ・ ・ ・

師走ですねぇ
僕は‘師’ではありませんが
最近ばたばたしていて走っている感じですよ。

魔法瓶にコーヒーでも入れて
シートを持って
風のあたらない南向きの陽だまりの芝生で
日向ぼっこしながら本でも読みたい気分です。
(ホームレスの過ごし方とおんなじだ)

そう考えてみると
ホームレスというのは
あくせくと動く人々をながめながら
「もうすこしのんびりとやればいいのに」
と、思っていることでしょうね。

まあ、お互いに
働きすぎて体をこわさないように
この時期をやりすごしましょう。



22:29 2004/12/22 記

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街路樹としては北国でよく見かけるナナカマド
実もたくさんなり、紅葉もまっさかりでした。
東京都心の官庁街の道路わきにて。


やっぱり暮れです
ここまでHPを作って
タイムオーバーです。

今日はこれでアップします。



23:11 2004/12/21 記


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晩秋、初冬のさかいめの
上野公園にて
ホームページの図鑑ページも何とか作り
そろそろ寝ようかなと思っていますが
このトップページの題材は思い浮かびません。

      ・ ・ ・

ともかく、
更新時間に見に来てくれている人を思うと
書くことがないといっても
なにか書かなくちゃっと四苦八苦。

今日のトップページの文章は
ちょっとお酒を飲んでいるので
文章がまとまらないのはそんなせいです。
よっぱらいのたわごとだと思って
お許しくださいネ。





23:08 2004/12/20 記

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今年は暖かくもう花盛りで
紅葉と花とが同時に見られるロウバイ
川口グリーンセンターにて


このホームページに寄稿してくれているIshi氏から
メールが届きました。

そのメールの件名は
「三頭山のブロック発見!」となっていて
それだけで内容がわかりました。
詳しくはIshi氏の紀行文晩秋の奥多摩雑記を読んでいただくとわかるのですが
紀行文の中から一部を引用すると

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遅い時間に着いた三頭山の頂きで、
ボッカの中身である憎き重たいブロックコンクリートを、
リーダーが「捨てていいぞ」・・・

--------------------------------------------------

と書かれています。

高校時代の同期のIshi氏と僕が一年生のとき
トレーニングのために
わざわざコンクリートブロックの塊を
キスリングに入れて奥多摩の山に登ったとき
バテて遅くなり
頂上に捨てたブロックを
今日、山で見つけたとのメールなのです。


Ishi氏から送られてきた写真。
大木の根元に三十数年風雨にさらされていたブロック塊


もうすぐ彼は大きな手術をするため
「遺言を一応書いたよ」などといいつつ
過去のことをふりかえっているようです。

そして入院前の日曜日、
思い出の石を探しに
山に行ってきたというわけなのです。

先ほど
‘闘病記録’の2信目と
Isi紀行が3通、計四つの紀行文が届きました。

年明けに彼が無事に退院したら
また報告文が届くことでしょう。



23:02 2004/12/19 記

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まだ色づいた葉がたくさん残っているメタセコイア
新宿区の中央公園にて




いつもは暇なのに
なんで暮れって忙しくなっちゃうんでしょうね。

土曜日だというのに
そのうえ天気も良いのに
仕事場に行って
一日中、デスクワークをしましたョ。

土曜気分を楽しみたいので
平日よりもすいている
キリンシティー(夜はビールを飲ませる店)で
小さなグラスのランチビールを飲んで
昼食をささやかに楽しみました。

こんな調子だと
年賀状を書く暇も
大掃除をやる時間もとれそうにないですね。

      ・ ・ ・

ところでこのページの左の
“おねがい”欄に載せた「チゴザサ」の
栽培しているところがわかったので
明日はカメラを持って出かけます。

取材に行って息抜きができるなんて
本末転倒って感じですけどね。


22:18 2004/12/18 記


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朝日さす初冬の林
代々木公園にて。



数日前から「おねがい」として
撮影したい植物を数種あげていますが
今日はその種類を入れ替えました
チゴザサとオモト斑入り、
サイシン(カンアオイ園芸種)の斑入り
の撮影の出来るところをご存知の方、
教えてくれませんか?

先日、朝日新聞の連載の
「花おりおり」の写真の応援をたのまれ
そのために撮りたいものなのです。

掲載のタイミングを逃したらボツという
日刊新聞のペースなので
ご存知でしたらすぐ教えてください。
おねがいしますョ。

ところで
今日の夕刊(12月17日)のシンビジウムは
僕の写真です
見てみてくださいネ。

22:32 2004/12/17 記

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あと数日で冬至
まだ4時だというのに薄暗くなってきた大学のキャンパス
世田谷の東京農大にて




用事で東京農大にいったのですが
大学の構内というのは
独特の雰囲気があっていいものですね。

何が植わっているか、
ゆっくり歩いてみましたが
枝の変化を研究しているのか
構内の木々にはたくさん札が付いていました。


枝にかかった札

農大に行く前に
隣にある馬事公苑を覗いてみました。

記憶をたどると
小学校の遠足のとき以来なのです。

馬を見たことしか覚えていませんでしたが
雑木林や日本庭園、遊具などのある
良い公園ですね。


おとなしそうな馬

ところで苑内に
面白いトラクターが停めてありました。
それは
竹箒のように細い竹の枝をたくさんくくりつけたもので
これで落ち葉を掃きながら走り回るのでしょう。


箒をつけたトラクター

ほかでは見たことがないので
きっと、アイディアマンの職員が
手作りしたのだと思いますが
掃除している様子を見てみたいものですネ。

21:55 2004/12/16 記

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原宿駅の明治神宮側のホームに咲く
花盛りのカンツバキ



今年の暮れは
のんびり過ごそうと思っていたのに
なぜか、急に仕事のが重なり
僕にしては珍しくせっせと働いております。

そういうときに限って
トラブルというのはおきるのですよね。

今日は僕にとってパソコンの厄日でしたよ。

朝、仕事場について
ノートパソコンの電源を入れたら
起動音は普通なのに
画面が真っ暗なままなのです。

ノートパソコンが壊れたら
ホームページも作れません。

2年以上毎日使っているものなので
いよいよだめになったかと
ほぼ絶望しましたが
ああだこうだいじって
再起動を繰り返しているうちに
何事もなかったかのように
なおってくれました。

二回目は
残業を終え帰ろうとして
デスクトップのパソコンの電源を切ったのですが
なぜか勝手に再起動しはじめ
途中でとまってしまうのです。

デジタルの写真がみんな入っているパソコンなので
直して帰らなくては
年内の仕事はストップしてしまいます。

そういうわけで
セーフティーモードで再起動!
ウイルスのチェック!
システムの復元!
などなどいろいろ試して
やっと帰る予定を1時間半オーバーして
何とか解決しましたョ。

直ってみると
何事もなかったかのように
動くのですが
何がトラブルの原因なのか
まったくわからないのですよ。

とにかく、馬鹿な機械に
神経をすり減らされてしまって
しゃくですね。

22:51 2004/12/15 記

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イロハモミジの林
明治神宮にて


夏には緑一色の林ですが
落葉樹はほとんど葉を落とし
遅くまで色づいた葉をつけているイロハモミジが
よく目だち、見上げると赤い森です。
こんなにたくさん植えられていたのかと
今日は再認識させられました。

      ・ ・ ・

よく紀行文を寄せてくれる
友人のIshi氏が
虫歯の治療ミスが原因で
生まれてはじめての
入院・手術ということになってしまいました。

健康な人間でも
病気になることはあるわけで
それまでかかわりのなかった
医療機関との接触を
感じたままに記録に残してみたら良いのではないかと思い
文章にまとめることを薦めてみました。

そんなわけで
早速、入院前のコメントとして
第一報が届いたので
Ishi氏の闘病記録として連載することにします。

今後、
経過を報告してくれるようです。

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今後の予定
全5章からの予定です。
第1章・・・事の経緯から
第2章・・・手術直前まで
第3章・・・いざ入院
第4章・・・手術後
第5章・・・社会復帰
次章は、12月21日に送ります。
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今日はその第1章 事の経過から です。

以後、原稿が到着しだい掲載します。

22:39 2004/12/14 記


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セイヨウマツムシソウの花
練馬区の園芸店にて



このページの左側に数日前からのせている
‘おねがい’として載せた植物は
撮影を依頼されたもので
今週の前半には撮りたいものなのです。

園芸品種なので
生産者を調べたり
大きな園芸店に尋ねたりしても
なかなか出会えません。

その中でフブキバナは
伊豆熱川にある
バナナワニ園の温室に
大きな木があるということがわかり
電話で問い合わせたところ
職員が今の状態を見に行ってくれて
残念ながら
「まだ咲いていないです」
との返事でした。

メールが来ないところをみると
皆さんのお宅にも
ないというわけですね。

何気なく歩いていて
偶然面白い花に出会うことはよくありますが
こうして、
探すと見つからないものですよね。







22:09 2004/12/13 記

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冷たい雨の日のエビヅル
渋谷区の原宿にて

このページに載せたエビヅル
葉の色づき具合といい
熟した実の配置といい
なかなか良い雰囲気でしょ。

これを撮影した場所は
原宿駅から明治神宮にむかう線路の上にかかる
山手線の陸橋のわきの
土手に生えているもので
背景は線路なのですよ。

200mmの望遠レンズで
まわりの余計なものが写らないように撮りましたが
頻繁に電車が通るので手間どりましたよ。

写真というのは
写っている範囲以外の様子がわからないので
山の中のような雰囲気ですが
構図の外のぎりぎりのところに電線があったり
看板があったり
そうした邪魔なものが写らないように撮るのも
撮影の‘コツ’なのですよね。

壁紙にしましたので
使ってくださいね。

21:07 2004/12/12 記
壁紙になります
(壁紙にする方法)
800 x 600
1024 x 768


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まだ咲いていたキチジョウソウ
新宿区下落合のおとめ山公園にて



キチジョウソウは秋の花で
晩秋まで咲き残っていることはありますが
12月も半ば近くに
花が咲いているのには驚きました。


キチジョウソウの花

今年の冬は暖かいので
そのせいかもしれませんね。

      ・ ・ ・

ところで
欲しいレンズがあったので
新宿のヨドバシカメラに行ったのですが
店内は
買い物客でいっぱいで
夕暮れ時のマーケットのようでしたが
マーケットと違う点は
買い物が大根一本(150円)とか
豚のコマ切れ200グラム(320円)というのではなくて
これくださいと頼んでいるのが
ノートパソコン(21万7000円)とか
このカメラくださいというのが
一眼レフデジカメ(54万8000円)だったり
満員状態の客が
みんなそういう買い物をしているのですよね。

そんな様子を見ていると
「世の中ほんとに不景気なの」
と思ってしまいますね。

しかし、代々木公園のホームレスは
最近、また増えたようだし
やっぱり不景気なんだろうなぁ。

結局、僕はその欲しいレンズは
買わずに見てきただけでした。

22:51 2004/12/11 記

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お花屋さんではシクラメンを山ほど並べています。
写真は小ぶりなミニシクラメン
練馬区の渋谷園芸にて。



今頃咲く花で
撮りたいものがいくつかあるのですが
なかなか見つかりません。

園芸植物や温室などのものなので
あてもなく探し回っても見つかるわけはないのですが
大きな園芸店に行けばと思って
今日は練馬にある‘渋谷園芸’というところに行ってみましたが
残念ながら探しているものはありませんでした。

フィールドに咲く花と違い
こうした種類の花は
情報をしっかりつかんで動かないと
無駄、というわけですね。

そういうわけで
もし、このページを読んで下さっている方で
ご存知の方がいたら教えていただきたいのですが・・・

「ウチで今咲いているよ」とか
「あそこにあったよ」というようなメールが来たら
チョーうれしいです。

探しているものを下に書きます。

@アザレア
 (ツツジ科の園芸種で鉢植えで出回っているもの)で
 「初桜」という品種(ピンクと白の混色の花)

Aシャコバシャボテン
 (鉢植えで冬に室内に飾る鉢植えのもの)で
 「ゴールドチャーム」という品種(黄色の花)

Bフブキバナ
 (シソ科でマダガスカル島原産
 学名 Tetradenia riparia [テトラデニア リパリア])

もし、咲いている場所がわかったら
特にBはそれが遠いところでも
カメラを背負って飛んでいきますので
よろしくお願いいたしますネ。

22:57 2004/12/10 記

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クリスマスツリーの並木
夕暮れの銀座通りにて
(若い枝には毛がまったくないのでウラジロモミだと思いますョ)



銀座から晴海通り勝鬨橋の方に行くと
左手に築地本願寺があります。

祖父の家の近くなので
子供のころはよく境内で遊びました。

そのころは
鳩がたくさんいて
お参りの人、散歩の人、日向ぼっこのお年寄など
境内にはたくさん人がいたような覚えがあります。

今日、ひさびさに通りかかったら
門には“ご自由にお参りしてください”
というようなことが書いてあるのですが
いかめしい制服を着た守衛が立っていて
どうにも敷居が高くて入りづらいのです。

昔なつかしいので入っては見ましたが
以前鳩がたくさん来ていた広場は
駐車スペースとなっていて
ほとんど人影もありません。

神社やお寺は地域全体の
公共の場所というようなイメージがありますが
そうではなくなってしまうことがあるのですね。

22:58 2004/12/09 記

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クヌギ晩秋
明治神宮にて
(写真3枚の合成です)


青春18きっぷを片手に
折りたたみ自転車を抱えて
ノートパソコンとデジカメをザックに入れて
気に入った町でふらっと降りて
駅前旅館なんかに泊まりながらの
気ままな旅にでもでようかな!

なんて思っていた矢先、
申し合わせたように
ばたばたと仕事が入ってきて
今日なんか朝も早くから仕事場に行き
夜はしっかり残業となってしまいました。

‘世の中、師走で皆さんご苦労さん’と、
思っていたら
僕も現代社会の一員なんですね。

なんか、
この暮れはあわただしいことになりそうですョ。

フリーは仕事があって
はじめてメシにありつけるわけなので
せいぜい、働こうっと!

22:55 2004/12/08 記


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お茶になる若葉と違い
硬い常緑樹の葉という感じの
晩秋のチャノキ(お茶の葉)
渋谷区にて




みなさん、検索は何をお使いですか
僕は google をよく使いますが
Yahoo! や goo もつかいますね。

文字の検索以外で
交通手段を調べたり
目的地への道順を地図で見たり
テレビの番組表を見たりするのに
Yahoo!で提供しているサービスをよく使いますが
けっこう便利ですよね。

ところで、その中のひとつ
ヤフーキッズというサービスで
僕の写真で作った植物図鑑が使えるのですよ。

Yahoo!のトップページから
調べる→きっず→図鑑 とすすむと
Yahoo!きっず図鑑のページになります。

そのページの「名前」のところに
植物名などを入れると
その植物の写真と解説が出ますので
試してみてくださいね。

一般的な植物はたいてい入っているはずですが
掲載数はそれほど多くはありません。

こんご充実させたいところですね。

名前を入れれば昆虫や動物なども
同時に検索されて便利なので
小学生の子がいるかたなどは
お子さんと一緒に使ってみてくださいね。

20:53 2004/12/07 記

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水辺に落ちたサクラの葉
明治神宮にて



明治神宮をテーマに
ある雑誌社から原稿を依頼されていて
どう書き進めていくか
当の明治神宮を考えながら歩いておりました。

信号や車に邪魔されない道で
ゆっくり歩きながら考えるという方法は
僕には具合が良いのです。

そうして歩いていると
考えに没頭していて
時間を忘れ、
ほぼ明治神宮を一周してしまいました。

そんなおり、
ポケットの携帯電話が鳴ります。

出てみると
暇な友人の雑談の電話です。

僕の場合、携帯電話は
こちらからかけるとき以外は
音が鳴らないようにしておき
かかって来た電話は
着信履歴を見て
かけなおすぐらいでよいようです。

急ぎの人には悪いけど
これからはそうしようっと!

21:33 2004/12/06 記

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昨夜の嵐でほとんどの葉を落としたケヤキ
代々木公園にて




人々がとりかこむ今日の主役のイロハモミジ
代々木公園にて


昨夜の嵐、すごかったですね。
色づいた葉はいっせいに落ちてしまったようで
公園の道では落ち葉が積もっていて
積雪じゃなくて積葉10cmというところです。

しばらくは公園などの掃除をする方々は
たいへんなことでしょう。

      ・ ・ ・

ところで
昨日は忘年会で飲みすぎて予定の時間に更新できず
翌朝になってしまいましたが
行く前に更新できるところまで作っていて
その時間には帰宅してパソコンの前に座っていて
あとはアップするだけだったのですが
どうやってネットにつないで
FTPソフトを起動させて・・・などという
いつもやっていることができなかったのです。

そして、おもしろいことに
作業が思うようにできない自分の様子を
なぜか客観的に自覚できて
やれない自分にいらいらするのですよ。

アルツハイマー病で
できることが減っていくという話は聞くのですが
それを模擬体験したような気分でしたよ。

まぁ、お酒はほどほどということですね。
ホントに!

22:26 2004/12/05 記

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クヌギの切り株
明治神宮にて



この切り株のクヌギは
何年も前から樹液を幹からだしていて
夏には
カブトムシ、コガネムシ、 スズメバチたちがたくさん集まる
虫のレストランのような木だったのですが
毎年、だんだん弱っていくようでした
そして
今年の春には新芽が出てこなかったのです。

とうとう枯れてしまったので
切り倒されたというわけです。

明治神宮の内苑の池のそばに生えていて
とくに環境が変わったわけではなく
歳とって、命がつきたのだと思います。
そうして観察していくと
毎年何本もの木が寿命がつきて枯れているようなのです。


枯れたので切られたイヌシデ。
後ろには輪切りにした幹が放置されている。



だいぶ以前に切られほとんど土に返った木

こうした木を見ていると
当たり前のことですが
「木にも寿命があるんだな」と実感させられますね。

      ・ ・ ・

追伸

昨夜、
山の仲間の忘年会で飲みすぎちゃいました。

そういうわけで
昨夜は更新できませんでした。

すでに見に来てくださった方には
お詫び申し上げます。

うっ、頭がいたいよー
カラオケで歌いすぎて
喉がガラガラだよー

9:49 2004/12/05 記

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青空のもと赤い実が映えるソヨゴ
田無で花木を栽培する会社、石正園にて。




昨日の朝は東武東上線で東松山に
今朝は西武新宿線で田無に撮影に行きました。

首都圏の通勤時間帯の上り電車は
殺人的なラッシュですが
郊外に向かう下りはガラガラです。
一車両に10人ぐらいでしょうか
ちらほらと乗っている人は
なぜかみんな寝ています。

僕は、乗車中に読むつもりの本も
ノートパソコンもザックに入れてはいますが
なんだか車両全体が
居眠りタイムのようです。

つられて、
ぼくも居眠りをきめこみました。

朝食後でもあり
仕事前のひと時のレム睡眠は
気持ちよかったなぁ!

22:52 2004/12/03 記

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雑木林は紅葉真っ盛りです
埼玉県の東松山市にて



埼玉県の坂戸市や鳩山町、東松山市付近は
ちょっと昔は農村地帯だったのでしょうが
今は工業団地や大学のキャンパス
ゴルフ場、動物公園、公団などの団地があり
雑木林や農地は肩身が狭そうです。

今日は、生垣の撮影のために
そうした中の一角の
鳩山ニュータウンに行ってきました。

ここは都市計画でブロック塀などにせず
どの住宅も生垣なのです。

そして家ごとに樹種も違い
まるで生垣の展示場のようなのです。


ドウダンツツジの紅葉の生垣


花盛りのカンツバキの生垣

郊外に計画的に作られたニュータウンは
同じような家が並び面白味のないところが多いのですが
ここは計画的に多種の生垣を作ったようで
住んでいる人たちも
四季おりおりに変化する生垣を
楽しんでいることでしょう。

22:49 2004/12/02 記

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葉はもう枯れていたカラスウリ
明治神宮にて



12月になりましたね。

12月と聞くと気分はもう
今年はもう終わりで
すぐに次の年がきちゃう
という気分ですが
あと30日はあるわけですね。

まあ、
とにかくもう12月!
一年の 11/12(92%)はおわっちゃったわけで
過ぎてみると早いものですね。

23:04 2004/12/01 記

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和服の柄が風景になったような
オオモミジの紅葉
明治神宮にて


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(壁紙にする方法)
800 x 600
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商店街の飾りのような派手な紅葉


漆器の絵柄

風に流される雲の切れ間からの光が
真っ赤ではなく、
まっ黄色でもなく
赤と黄色とまだ色づいていない緑の
微妙なグラデーションを見せるオオモミジに
ぱっと差し込んだり
かげって一瞬にして沈んだ色にかわったり
その展開を切りとろうと
息をのんでシャッターを押し続けました。

そうして
構図を決めるときには
頭に浮かんだイメージに沿って考えます。

上の壁紙の写真を撮るときには
和服の柄を連想して背景に黒いところを選び
紅葉の葉の色の赤、黄色、緑の配置を意識しました。

真ん中の逆光のなかの透過光のモミジは
なんだか鮮やかすぎて
商店街の電柱などに飾る
造花の紅葉を連想してしまいましたョ。

いずれにしても
僕の場合
ファインダーをのぞいているとき
‘モネの絵みたいに’とか
‘クレーの絵の雰囲気だなぁ’とか
‘葛飾北斎だよなこれは
はやく大きな波しぶきがこないかな’とか
なにか連想して
それに沿って構図を決めているような気がしますョ。

とにかく
秋は日本画の世界ですね。

22:02 2004/11/30 記

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明治神宮外苑の銀杏並木は
今、ちょうど見ごろです




黄色一色に染まったようなイチョウ並木の歩道

午前10時をまわったころでしょうか
ラッシュも終わり
ホームで電車の来るのを待つ人も
やや少なくなってきているようです。

中央線信濃町駅でのことですが
そんななか火のついたような
子供の泣き声が聞こえてきました。

尋常ではない泣きかたに
様子を見てみましたが
その子は乳母車に乗った1歳半ぐらいの女の子で
手にイオカードをしっかりと握りしめ
「もういちど改札の機械に通すのだ」と言って
泣いているようでした。

若い母親は
「降りるときに出来るから・・・後でやってね」と
やさしく言い聞かせています。

しかし
いっこうに泣きやみません。

事情を知らずに通りかかるひとは
若い親が子供を虐待しているんじゃないかというように
母親に批判のまなざしを向けて通りすぎていきます。

この子もそうとう‘癇’(かん)の強い子のようですが
親もたいへんですよね。

ねぎらいの言葉でもかけて
子供をあやしてあげたくなりましたが
‘危ないおじさん’とでも思われるのがオチですから
見ているだけにしましたョ。

23:04 2004/11/29 記

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廃線になったトロッコ軌道のトンネルの前で記念撮影
武蔵村山市にて



中年遊び隊のIshi氏は
先週、山芋を掘りに行ったとき
自分の車を出して他のメンバーを乗せ
自分だけビールが飲めなかったので
その時の気持ちの良かった丘で
どうしてもビールが飲みたかったようで
昨日、
折りたたみ自転車であの丘に行こう
との誘いの電話がありました。

そのうえ、鉄道ファンのIshi氏は
トロッコ軌道のトンネルが残っているという話を
そのとき聞いていて
それに付き合わされたというわけです。

昔、物資の輸送が鉄道中心だった時代に
貯水池を作るために敷かれた軌道で
今でも一部は西武鉄道の西武狭山線として使われています。

鉄道ファンの彼は
そのトンネルを見て満足げでした。

まあ、僕も
紅葉まっさかりの雑木林の小道を
自転車で走りながら
一日のんびり過ごしたというわけです。

そういうわけで早速Ishi氏から
廃線跡探しの日と題して紀行文が届きました
あわせてお読みください。

23:05 2004/11/28 記

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夕方の淡い陽をうけるオオモミジ
明治神宮にて


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(壁紙にする方法)
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森の中でスポットライトのように
差し込む木漏れ日が
今の時期の主役である
紅葉を照らすのはほんの一瞬です。

色づいた葉は
明日にはもう散ってしまうかもしれないし
まさに今の時期の散歩は
一期一会の心境です。

そんな出会いを撮り逃さないため
カメラをつけて三脚の脚は伸ばしたまま
きょろきょろ四方に目をやりながら歩いているのですから
ゆったり秋を楽しむという気分ではなく
獲物を探すハンターの気分です。

カメラを持たずに
‘冬ソナ’のヨンさまになった気分で
マフラーでも巻いて
“秋の日の ヴィオロンの ためいきの ・・・ ”
などとつぶやきながら
枯葉を踏みしめながら歩きたいものですが
そうもいかないのですよね。

22:58 2004/11/27 記

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葉もすっかり色づき
豆ももう熟していたヤブマメ
新宿区にて




微妙な中間色に色づいていたミズキの紅葉
新宿御苑にて


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(壁紙にする方法)
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今日の各論のページを作って
さあ
このトップページに何を書こうかと思い
考えているつもりでいたら
うたた寝をしてしまい
もうアップする時間になっちゃいました。

今週は休みがあったので
すぐ週末になったような感じですね。

あしたは読みたいと思っていた本でも
のんびり読もう!

23:08 2004/11/26 記

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木の下に枝ごと落ちていた
エノキの”落ち葉”ではなく”落ち枝”
明治神宮にて





赤やオレンジ、黄色とカラフルな
トウカエデの落ち葉
明治神宮にて



ナカガワノギクをはじめ
西日本に今咲いている
秋の野菊を堪能してきたばかりの
T氏が僕の仕事場にふらっとやってきて
たくさん花が見れたとうれしそうに話していました。

彼はそのちょっと前にはネパールに行ってきて
現地のリンドウなどを見たそうなのです。

話を聞いていてうらやましくもあり
ほうぼう行っていてしゃくにさわる気もしますが
彼は植物観察会のツアーを企画して
依頼した講師とともに出かけるのが仕事なのです。

そういうわけで
来年、僕が講師として出かける計画を練るため
仕事場に来たというわけなのです。

お互いに花好きで
フィールドで過ごすのが好きなわけで
どこに行こうかと打ち合わせをしていると
「あそこにも行きたいね」
「遠すぎて日帰りの企画にはあわないな」とか、
うきうきと旅の計画をたてている気分です。

結局
5月中旬に日帰りで
富士山、西伊豆周辺に
アシタカツツジ、ミカワバイカモ
海岸で初夏の海浜植物を見るという企画と
8月の上旬のお盆前に
四国の剣山、石鎚山方面に3泊くらいで
キレンゲショウマや
オオキツネノカミソリを見に行こうや
ということになりました。

ツアー会社で一般公募となるはずですが
ぼくのHPを読んでくださっている
植物好きの方たちと
わいわいと珍しい花を見にいけたらいいですね。

ずっと先の来年の話ですが
“どこに行こうか”と
いろいろ計画を練るのは楽しいものですね。

22:56 2004/11/25 記

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ヤマノイモの蔓もちらほらと見かけた
夕暮れの浦和市見沼ふきんの湿地



来年春に出版する
樹木の図鑑の最終的な取材のために
庭木の栽培の多い川口市、浦和市を見てきました。

被写体を探しながら
折りたたみ自転車で
浦和市の農村地帯を走っていると
おとといIshi氏と山芋掘りにいったためか
ヤマノイモばかりが目につき
「ここは掘れそうだなぁ!」とか
「人のうちの庭だからだめだな!」とか
そんなことばかり考えてしまいます。

そんな折
当のIshi氏から携帯に電話がかかってきたのですが
彼は一人で山芋掘りに出かけているようで
「今日も獲ったぞ!」と
彼も出先からの自慢の電話でした。

電話でそんな話を聞きながら
ふと
彼は立派に企業で管理職をつとめているのですが
この時期
山芋掘りのことばかり考えているんじゃないだろうか
仕事はちゃんとやれているのだろうかと
大きなお世話ですが
そんな心配が頭をよぎったしだいです。

23:04 2004/11/23 記

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昨夜の雨もあがり
朝日をうけて輝くカツラの落ち葉の上の水滴。



昨日の山芋堀りの話をもうすこししますね。

だいぶ以前のことですが、
20代のころだったでしょうか
Ishi氏と達人のIshi氏のお父さんと
山芋を堀りに行ったことがあるのです。

そのときは、
Ishi氏のお父さんが山芋のある場所を見つけ
ここを掘れと指示を出し
われわれは単なる穴掘りの作業員でした。

当時、見つける技術を習得しようともせず
せっせと穴掘りをしていたIshi氏は
「親父の趣味に付き合ってるだけだよ。」と
言っていたような気がします。

それが、そのお父さんが高齢で
堀りに行けなくなると
ただちに、自らはじめるのですから
DNAにつき動かされているとしか思えません。

昨日、
フィールドで山芋の場所を探している彼の目の輝きは
当時の彼のお父さんにそっくりでしたよ。

22:51 2004/11/22 記

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昨夜の雨もあがり
朝日をうけて輝くカツラの落ち葉の上の水滴。



昨日の山芋堀りの話をもうすこししますね。

だいぶ以前のことですが、
20代のころだったでしょうか
Ishi氏と達人のIshi氏のお父さんと
山芋を堀りに行ったことがあるのです。

そのときは、
Ishi氏のお父さんが山芋のある場所を見つけ
ここを掘れと指示を出し
われわれは単なる穴掘りの作業員でした。

当時、見つける技術を習得しようともせず
せっせと穴掘りをしていたIshi氏は
「親父の趣味に付き合ってるだけだよ。」と
言っていたような気がします。

それが、そのお父さんが高齢で
堀りに行けなくなると
ただちに、自らはじめるのですから
DNAにつき動かされているとしか思えません。

昨日、
フィールドで山芋の場所を探している彼の目の輝きは
当時の彼のお父さんにそっくりでしたよ。

22:51 2004/11/22 記

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晩秋にひっそりと生えていたキララタケ
代々木公園にて

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(壁紙にする方法)
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東京の公園では最近よく‘グリーンアドベンチャー’
というのを見かけます。


グリーアドベンチャーのパネル

どういう仕組みかというと
公園をめぐるコースに
問題となる木をいくつも設定して
その木の前にパネルを立て
それには特徴がヒントとして書いてあり
上の蓋を開けると正解の植物名がわかるという仕組みです。

公園の管理事務所でコース図と解答用紙をもらって
散歩しながら種名をあてて自己採点していくという
なかなか面白いゲームのようなものなのです。


蓋をあけると正解の樹種名‘やまぼうし’と書いてある。


樹種名の札がつけられたグリーンアドベンチャーの木

しかし、このヤマボウシの木には樹種名の札が最近つけられました。

これでは
グリーンアドベンチャーの意味がなくなってしまいますよね。

この札には‘代々木公園ボランティア’と書いてあります。

      ・ ・ ・

このカツラはグリーンアドベンチャーではないのですが もともと樹種名の札がついているのに
最近もう一枚針金でつけられています。


樹種名が二枚ついているカツラの幹


もともとの札はバネで付けられている。


針金で付けられた札。

樹種の札を2枚付けるのも意味がないばかりでなく
針金を使うと木が太くなってくると喰いこんでしまうのです。


      ・ ・ ・

この
モミジバスズカケノキ(僕はそう見えます)の大木には
‘スズカケノキ’と書いた札がついていました。


モミジバスズカケノキに付けられたスズカケノキの札。

‘ボランティア’というと
‘奉仕’とか‘良いこと’というイメージがありますが
ぼくは、この代々木公園ボランティアは
おおきなお世話としか思えませんね。

はずしてほしいですよ。

21:57 2004/11/20 記

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はがれかかったナツツバキの樹皮
西東京市の石正園にて



クレーの絵のような
センスのよい色調の造形を見せる
この幹はナツツバキです。

毎年太くなる樹木の幹の表皮は
太って行くにしたがって
風船のようにのびるわけではなくて
ひび割れたりはがれ落ちたり
樹種によってそれぞれ違うようです。

そのなかで、ナツツバキは
絵画のような色面を作り
今の時期、
はがれかかった表皮がぶら下がっていたり
剥がれ落ちたものが幹のまわりに落ちています。


根元に落ちた樹皮

まるで芸術家の
製作途中の作品を見ているような感じです。

21:50 2004/11/19 記

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今年も咲いたシロダモの花
代々木にて



毎年、シロダモの花を見かけると
もうそんな季節になったのかという気がします。

僕はよく「○○の花が咲き出したよ」とか
「いつのまにか△△の花が終わってるよ」などと
植物の変化で季節の移り変わりを実感します。

「9月なのに真夏のように暑いなぁ」などというように
暦による季節感よりも
植物からうける季節感のほうがしっくりします。


満開のシロダモの雌花

今夜は冷たい雨がふっています。
高い山では雪になっているかもしれませんね。

そういうわけで
個人的に“今日から冬なのだ!”の宣言をします。

ウチの亀も冬眠させなくちゃ!

21:49 2004/11/18 記

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“木漏れ日の差し込む”
照葉林で見かけたチシオタケ
明治神宮にて



今日は撮影の‘ヒミツ’をひとつ公開しちゃいますね。

上のチシオタケの写真は
暗い森に差し込む木漏れ日が
ちょうど茸にあたったときというように見えます?

そう見えれば成功なのですが
実は曇りで陽は差し込んでいなかったのです。


本当は曇りのフラットな光線。

実は、ザックにいつも懐中電灯を入れていて
撮影の際、たまに補助光として使うのです。


ザックの中のノートパソコンのわき
ゴムバンドにはさんである小さな懐中電灯


小さいながら単四電池4本で
ハロゲン球なのでけっこう明るいのです。


コンパクトな懐中電灯

しかし色温度は低くて昼間補助光として使うと
赤っぽい光になってしまうので
写真用の色温度変換用のブルーフィルターを丸く切って
何枚か重ねて太陽光と同じ色温度にしてあるのです。


丸く切ったブルーフィルター


スポット光として茸に上から照らしているところ

ストロボと違い
光の当たり具合や強さを
ファインダーで確認しながら撮影できるので便利ですよ。

ビデオカメラの場合も
最近はCCDの性能があがり
この光だけで撮影可能ですョ。

22:43 2004/11/17 記

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花盛りのヤツデ
新宿御苑にて

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(壁紙にする方法)
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去年の秋
‘ハマベノキ’
と呼ばれている植物の素性がわからず
このHP上で
「ご存知の方教えてください」とお願いしたところ
Uさんという方からメールをいただき解決しました。

そのUさんから先日メールが来ました。
以前僕が見たハマベノキは雄株だったのですが
Uさんは雌株を確認されたようで
その場所を教えてくださるためのメールだったのです。

それがなんとウチの近くで
僕のよく足をはこぶ
新宿御苑の温室の施設の一角だったのです。

僕はそこを何度も通っていて
気がつかなかったというわけです。

行ったことのないところの植物を教わるのとは
わけが違い
ちゃんと見てればわかったはずなのにと思うと
僕の目は‘ふしあな’だったのか!という気分です。

秋晴れの小春日和の一日
なんか、気分は晴れませんでしたね。

      ・ ・ ・

ところで
Ishi氏の新着の原稿が届きました。

晩秋の低山の旅の紀行です。

目次の‘Ishi氏の紀行文’をクリックして
お読みください。

22:49 2004/11/16 記

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雨にぬれてひときわ鮮やかな
柿の落ち葉
高田馬場の都営住宅の庭にて



高田馬場の都営住宅は
築50年ほどたっております。

結婚したばかりか子供が小さい
20〜30歳ぐらいの夫婦が入居したわけですから
単純に計算しても
住んでいる人たちは70〜80歳ぐらいなのです。

都営住宅は狭くて
二世帯は住めないので
子供たちは結婚して独立して
今住んでいる人はおとしよりばかりです。

数年前から建て替えがすすめられていて
今残っている数棟も
もう取り壊される運命となっており
すでに退去がはじまっています。


退去して空き家となったところが目だちはじめた
都営住宅


50年間も苦楽をともにしてきたご近所と
わかれわかれになり
建て替えの期間中
どこに住むのでしょうかねぇ。
同じ地域にもどれるという確証もないようですし・・・。

団地の庭で
花の写真を撮らせてもらっているときに
お年寄りたちとそうした雑談をするのですが
ご本人たちには
そうした情報はあまり入っていないらしく
みなさん、心配で先が不安だと言っていますょ。

僕も、ここがなくなったら
仕事場の近くの貴重な散歩コースが
なくなってしまうわけです。

困ったなー!

21:57 2004/11/15 記

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すっかり色づいていたモチノキの実
代々木にて

ウチの近くの代々木公園では
イヌの連れ込み禁止でした。

都会の犬たちはアスファルトの道を歩くほか
他に散歩するところがなくて
広い芝生のあるこの公園で
なぜイヌの散歩を禁止するのかと思っていましたが
イヌをつれたほとんどの人はそれを無視して
公園をイヌと散歩していました。

きっとイヌを飼っている人の中には
ルールだからということで
公園に入らなかった人もいるとは思いますが
人とともに暮らしている
イヌの入場を拒否する公園なんて
実情にあわないわけで
今では禁止を取り下げているようです。

話は変わりますが
最近電車内の携帯電話のルールが統一されて
‘車内では会話禁止。‘
‘マナーモードにして呼び出し音を出さない。‘
‘シルバーシートのそばでは電源を切る。‘
ということのようですが
シルバーシートでメールを打っていたり
車内で普通に電話で話していたり
ルールを無視している人が目に付きますね。

こうしてみんな平気でルールを無視すると
ペースメーカーを付けた人など
周りの人に理由を説明してやめてもらわない限り
電車には乗れないわけですよね。

      ・ ・ ・

代々木公園ではルールを無視して
イヌを散歩させなければ
禁止が続いたことでしょう。

ルールを破るからには
「おこられないからいいや」
「みつからなければいいじゃん」とかではなく
「このルールは意味が認められないので破る!」
「このルールに反対だから破る!」
という決意で破ればいいのではないでしょうかね。

22:33 2004/11/14 記

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でっかい玉子焼き?(しろと黄色が逆か!)
のような小菊の花壇
新宿御苑にて

栽培菊は春から手塩をかけて
仕立て上げて
秋のほんの一時花を楽しむという
手間のかかる贅沢な
‘伝統芸術’とも言えるものです。

新宿御苑では
そうした日本の伝統を守るためもあるのでしょうが
以前から組織をあげて菊の栽培を続けています。

20年近く前のことですが菊担当職員のN氏に
初夏のころから何度も案内していただき
栽培の取材したことがありました。

その方もだいぶ以前に定年退職され
今の担当の方は存じませんが
展示方法も
仕立て方も
伝統を守ってきちんと続いています。

今日はちょっと遅めでしたが
風邪をおして
午後のひととき
久しぶりに御苑の菊を楽しんできました。

22:45 2004/11/13 記

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仕事場のベランダに咲いていたタイワンホトトギスの花
この写真の撮影方法については今日の
フィールド日記をご覧ください。


歯が痛い時には
その痛い歯のことばかりが気になり
おなかの痛いときには
その痛いところが
人生の最大の関心事となるわけですが
風邪をひいていると
やはり‘咳’だとか‘頭痛’だとかが
考えることのほとんどを占めてしまい
思うことは‘咳が苦しい’だとか
‘頭痛いのはやく直んないかなー’
とかばかりで
ほかの事を考える余地は
ほとんど残されていないわけです。

健康って大事ですねー。
ホント!

22:52 2004/11/12 記

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陽をあびるツタの紅葉
いつもの道を歩いていても
色づいた木々に目をうばわれてしまいます。
今年も、東京では紅葉の季節になりました。


すぐ治るだろうと思っていた風邪ですが
はじめは喉が痛くて
その後、鼻水
そして今は咳きと頭痛と
風邪のフルコースをたどっています。

今日も一応カメラを持って
きれいな落ち葉を
白いバック紙の上に置いて撮影しようと思って
近くの公園を歩きましたが気がのりません。

撮影しようとする意欲をはじめ
お酒が飲みたいと思う気持ち
おいしいものが食べたいという気持ちなどなど
体調が悪いとどれも意欲がわきませんね。

今日は早く寝て
早く風邪をなおそーっ!

21:04 2004/11/11 記

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田んぼの石垣に咲くベゴニア
伊豆半島の南伊豆町にて


山の斜面が崩れていたり
神社の大木が折れていたり
海岸沿いのウバメガシの木が倒れていたり
伊豆半島では
先日の台風の爪あとが
いたるところで見られました。

紅葉の季節だというのに
山は枯れた葉で茶色に見えます。

台風のために塩水が
海岸から離れた山にまで及び
落葉樹の葉は色づく前に枯れたようです。

そんななか
海岸に育つハマボウやソテツ、イブキなどは
もともと塩水なんてへっちゃらなわけで
元気に実をつけていました。

風邪は治らないし
あしたから雨のようだし
帰ってきちゃいました。

自宅にて。
23:07 2004/11/10 記

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磯に咲くイソギク。
伊豆半島の東側、城ヶ崎海岸にて。

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(壁紙にする方法)
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今夜は伊豆の南端の下田市です。

今日は、例年よりも気温が高い
穏やかな一日でしたが
さすが伊豆では
海岸にいても汗ばむほどでした。

菊は秋の花ですが
海岸に生えるキク科の植物たちも
今、花盛りです。

穏やかな海岸で
快適に撮影をすすめた・・・かというと
先日行った新潟で風邪をひいちゃって
はなみずでティッシュが手放せなくて
快適とはいえないです。

はやくなおらないかなぁ!

22:31 2004/11/09 記

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ケヤキの落ち葉
代々木公園にて


植物は種類が多くて覚えるのが大変ですよね。
しかし、
覚えるのに早道はないように思います。

ただ、僕の体験で言えることは
フィールドでわからないものに出会ったとき
帰ってから図鑑で調べても
なかなか回答にはたどりつけないようです。

長期計画で
今年はキノコを覚えるぞ!
などとテーマを決めて
暇なときにいつも
キノコの図鑑を眺めているのが良いようです。

そうするとフィールドではじめて見かけたものでも
‘あっ、あれはあの図鑑で見たような気がするなぁ’
というぐあいになり
帰宅してからその図鑑を開くと
すぐそのキノコの名前が判明するというわけです。

今日、フィールド日記に載せた白いキノコは
そうして図鑑で見覚えがあったにもかかわらず
図鑑の記載を読んでも
ネットで調べても確証が得られませんでした。

こうなるとなかなか答えにたどり着くのが難しく
違う時期にはどうなるか観察を続けたり
たくさん見て個体差をつかんだり
標本や写真を詳しい方に見ていただいて
意見を伺ったりということになります。

しかしネットの場合
今日のように?マークをつけてアップすると
ご意見メールが来ることがあるので
解決する可能性が高いというわけです。

そういうわけで
ご意見メールお待ちしております。

22:46 2004/11/08 記


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春日部市の北部の大落古利根川は
まるで釣堀のような設備があり
うららかな日曜日とあって
大勢の釣り人でにぎわっていました。




京成電鉄の柴又駅でおりると
つい寅さんを思い出して
寅さんの姿はないかなぁと探してしまうのですが
駅前に寅さんの銅像がたっていて
寅さんにちなんだおみやげが売られています。

      ・ ・ ・

きょう
僕ははじめて東武電鉄の春日部駅で降りたのですが
寅さんのときと同じように
つい‘クレヨンしんちゃん’を探してしまいます。

駅前にはまじめなカブスカウトの少年たちが
新潟地震の募金をしていましたが
‘しんちゃん’の‘し’の字も見あたりません。

春日部の人は
‘しんちゃん’の町ということに
触れたくないのかもしれませんね。

そういうわけで
今日は春日部郊外に
折りたたみ自転車で
お墓参りに行ってきました。

18:12 2004/11/07 記

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散歩していてヤツデの花をちらほらと見かけました
明治神宮にて



東京でも木々が色づき始め
いよいよ秋本番です。


ちからこぶを自慢しているようなヤツデの蕾

ヤツデの花も咲き始め
お茶の花はもうそろそろ終わりです。


やわらかい午後の陽のなかのチャノキ(お茶)の花

明治神宮では七五三のお参りのピークのようで
きれいに着飾ったお人形さんのような子供たちを
おおぜい見かけました。

それにしてもこの日のためだけだと思うのですが
女の子などの着物など値段も高そうで
子供もなれない着物が重そうで
親も子もたいへんですね。


七五三のお参りで記念撮影する家族。

ところで先日も書きましたが
僕のよく歩く散歩コースで
柵の奥のほうに咲く花など
‘立入禁止’の札が立っていて
見たくても入れない芝生が
今日は七五三のお参りの車の大駐車場です。


今日は大駐車場となっている芝生。

芝が傷むので立ち入り禁止なのでしょうが
場合によって駐車場にするというのは
車を持っていない僕のひがみかもしれませんが
どうも面白くないですね。

22:47 2004/11/06 記

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ルーペで見てみると意外にきれいなコシロノセンダングサ
新宿区の新大久保にて

テレビのニュースを見ていると
僕が、きのう、おとといに居た
新潟の川口町の映像が流れていました。
それを見ていると
‘あ、あそこだ、あれは役場の前だ!’と
撮影地点が全部わかるほど小さな町なのです。

全国が今その小さな町を心配していて
救援物資が
見ている間にも
大きなトラックで届いていて
役場の裏の建物に
山ほど積み上げられていました。

山間の町で
神社のわきなどには
湧き水もありますが
救援物資にはペットボトルの水も
たくさん届いているようです。

はためにも
善意のもと届いたこの水のペットボトルを
どうやって利用するのか
考えてしまいました。

今後、
余震も収まり
本格的な雪の季節となるわけですが
被災地を思いなにか応援をと考えるなら
‘お金’が一番いいんじゃないかと思いますね。

国が個人の損害は
自己の責任でと言っているようですが
家を失った人に
建て替えの資金の一部となるような
援助のお金が届いたらいいと思いますね。

22:49 2004/11/05 記

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川口町の避難テント村
雨の朝

昨日 新潟中越地震の被災地に
‘何か出来ることはないかと思いやってきた’
などとえらそうなことを書きましたが
結局なんにもせずに
いま、高速バスで東京にむかっています。

現地まで行って何をしてきたのかというと
見てきただけでした。

      ・ ・ ・

直下型のせいでしょうか
見た範囲では
特に被害が大きいところは
部分的な限られた場所のようでした。

軒並み家がひどく壊れているところから
ほんの数百メートル離れると
家の被害がだいぶ少なかったりして
同じ町でも
場所によって運不運があるようです。

僕の見た限りでは
特に被害がひどかったのは
川口町の駅周辺でした。

ところで
被災地のわきの国道は開通しており
通貨車両がひっきりなしです。


国道は通れるようになっており
普通に車は走っていた。(川口町にて)


考えてみると
車で一時間も走れば
被害の少ない別世界のような町にいけるのですよね。

      ・ ・ ・

隣の小千谷市はだいぶ回復しており
ほぼ、普通の生活を取り戻しているようでした。

市役所の前のコンビニは普通に営業していて
ぼくも昼に調理パンと牛乳を買いましたが
棚にはおにぎりやお弁当も十分ありました。


普通に営業しているコンビニ

しかし、面白いことに
道を挟んだ向かい側の市役所の裏手では
自衛隊の災害援助の車両がたくさんいて
大勢の女性たちと自衛隊員が
炊き出しのおにぎりを作っていました。


おにぎりを作る自衛隊員と主婦たち

帰宅が遅くなりそうなので
高速バスの中から
今日も早めの更新です。

21:20 2004/11/04 記

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新潟県川口町の河川敷のテント村



倒れて瓦礫となった家


今夜は新潟の地震で
震度7を記録した川口町にいます。

地震の報道を聞いていて
僕にでも
何か出来ることはないだろうかと思い
やってきたというわけです。


墓石がすべて倒れているお墓

町中被害を受けていて
さっきも余震がありましたが
まだほとんどの人はテント生活のようです。


シャッターに張られた‘危険’の張り紙

一見、無事のように見える家でも
よく見るとゆがんでいたりして
‘危険’の張り紙が張られ
もう、住めそうにありません。

自衛隊や警察
狛江市や練馬区の応援部隊を見かけましたが
他の自治体の応援、
ボランティアの人々などと
応援の人はたくさん来ています。

豪雪地帯でもある被災地域の
これからの復興は
並大抵ではなさそうです。

今夜は、僕もテントですが
余震もあるし
大雨注意報もでているし
神様は
被災地域に
さらなる試練を与えているような感じです。

そういうわけで
今夜はいつもより早く更新します。

21:05 2004/11/03 記

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明治神宮の宝物殿の前には
テントがたくさん張られ
農業をテーマにした‘アグリフェア’とかの
イベントが行われているようです。

そのそばの柵で仕切られた芝生も
イベント会場になっていました。


立ち入り禁止の札のなかのイベント会場

ふだんは、立ち入り禁止で
芝生の奥の林の際などに
双眼鏡で見ると
花が咲いていたり茸が出ていたりして
入りたいのですが‘立ち入り禁止’です。

しかし、
ちょくちょくイベント会場となり
場合によっては駐車場ともなります。

駐車場になった後など
車の通るところの芝がはげて
わだちとなり
あとでそこに芝を植えたりしています。

人が歩いたぐらいでは
芝生は痛まないと思うのですがねぇ。

ひとけのない普通の日ぐらい
入れてくれてもいいんじゃないかと思うのですが
道から双眼鏡で観察しているわけなのです。

23:07 2004/11/02 記

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森のなかの
何年も落ち葉がつもったようなところに生えていた
小さな白いキノコ


このところ数日前から雨模様で
気温も高めで
森ではきのこがたくさんでていました。

暗い森の中の土に
小さな小さな白いキノコを見つけました。

近づいて
よく見てみると
冬虫夏草の一種のようです。


冬虫夏草だと思われるキノコ

掘り出してみると
やっぱり小さな蛹からでている冬虫夏草でした。

図鑑で調べると
コナサナギタケのように見えますが
コナサナギタケは枝分かれしないのに
枝分かれしています。

  
蛹(さなぎ)から生えていて柄は枝分かれしている
(定規のメモリは1mm)


結局、いくら調べても種名がわからないので
このページに載せました。

どなたかご存知の方
教えてください。
お願いします。

21:54 2004/11/01 記

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母の家の
枝もたわわに実る富有柿

母から
「近々庭の柿を採ってちょうだい!」
との命令があり
我が家の3名が都合がつく
日曜日の昼下がりに
母の家に行きました。

見上げるカキの木には
これ以上ついたら枝が折れてしまいそうなほど
たくさんの実がなっていました。


鈴なりの柿の実

先ずお茶を飲んで
世間話をして
ようやく午後の3時から採り始め
結局採り終わるころは真っ暗になってしまいました。

採れすぎて
親戚に配って
近所に配って
まだあまりそうなので
抽選でHPの読者の中から
5名の方にお送りしましょう
か、とも思いましたが
梱包や発送作業がめんどくさいのでやめます。
写真でご覧ください。

      ・ ・ ・

ところで
もう11月ですねー!
ついこないだまで暑い暑いといっていたのに
このごろの近所の人との時候の挨拶は
「寒くなりましたねー
ウチではきのう暖房器具を出しましたョ」
なんて具合です。

うかうかしていると
11月もあっという間に過ぎ去り
今年もすぐ終わってしまいそうで・・・

人生もこうして
いつのまにか歳をとっていくんだよなー
なんて考えちゃったりして。

22:30 2004/10/31 記

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冷たい雨の降る道にて


このところ天気予報がよく当たりますね。

昨日(29日)は秋晴れでしたが
30日は悪くなるとの予報です。

もう少し撮りたいものがあったのですが
鵜の岬(茨城県)には泊まらず
夜遅く帰宅しました。

今日は予報どおり雨となり
一日中、何もせず
何もする気にならず
文字通り‘休日’となりました。

明日は母に頼まれて
実家の庭の柿の実を採りに行かなくちゃ。

この雨、
やんでくれないと困るよな。


22:52 2004/10/30 記

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断崖に咲くハマギク
茨城県十王町の鵜の岬にて。

壁紙になります
(壁紙にする方法)
800 x 600
1024 x 768

秋の海の花が見たくて
常磐線で茨城県の海岸に向かいました。

十王駅でおり自転車を組み立てます。
海岸までは2〜3Kmほどで
自転車だと気楽な散歩気分です。

十王川沿いの遊歩道を走っていると
くたびれてよれよれの感じの鮭が
川を登るでもなく下るでもなく
泳いでいて
結局、
水の流れのままに下っていきます。


ふらふらと泳ぐ鮭

僕はその魚を見失わないように
自転車を押しながら下っていきました。

河口近くになると
水の流れのよどんだ淵がありました。

その水底には
こうしてたどり着いた鮭なのでしょう
何匹も横たわって死んでおり
この鮭も
海に戻るでもなく
上流に上るでもなく
よたよたと泳ぎながらただよっています。


死んで横たわる鮭(右)とふらふらと泳ぐ弱った鮭(左)



水底で死んでいる鮭たち


産卵がすんで
死に場所にたどりついたということなのですね。

産卵のためにやっと川にたどり着いたとたん
簗(やな)で一網打尽につかまって
腹をさかれて人工孵化されるより
自力で産卵して
自然に死を迎えるこの鮭たちは
幸せな気分なのでしょうね。


十王川河口


20:35 2004/10/29 記
帰りの常磐線内にて

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ミイロアミタケのようにも見えたのですが
名前がよくわからなかったキノコ
明治神宮にて


キノコは環境によっても
時期によっても見た感じが違っていたりして
図鑑で調べてもわからないことが多くて
こまってしまいます。

興味を持ち続けていて
たくさんの数をみていかないと
わからないような気がしますね。

      ・ ・ ・

さて、話は変わりますが
新しく買ったデジカメの気になる点を
今日も書きますね。

前にも書きましたが
一眼レフタイプのデジカメは
レンズを換えるときに入ったホコリが
受光面についてしまうと
撮影した映像に
そのごみが影として写ってしまいます。

レンズをはずさなければいいわけですが
フィールドでは接写したり
望遠レンズをつかったりと
頻繁にレンズ交換することになります。

当然、レンズ交換のときには
ホコリが入らないように神経を使い。
はずしたレンズのリアキャップは
ボディーキャップにつけて
内側にホコリがつかないようにしたり
気を使っているのですが
今回はカメラを買って
4日目以降に撮影したものから
ホコリが写りこんでしまいました。

メーカーではゴミはなるべく自分でとらないで
サービスセンターに持ってくるようにと言っていて
無料でやってくれるのはありがたいのですが
全国にサービスセンターは数ヶ所しかないわけで
旅先などでホコリがついてしまうと
こまってしまいます。

受光面にホコリが入る可能性がある
ということは
カメラの構造的な欠点だと思いますね。

22:43 2004/10/28 記

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今年はカリンが豊作です。
代々木公園にて

昨日にひき続き
今日もCanon EOS 20Dを使っていて
気づいたことを書きますね。

僕は写真をRAWで保存しているのですが
植物の種名・撮影日・撮影場所を書いたファイルごとに
ハードディスクにためています。
それがたまりにたまっていて
100ギガを超えています。

EOS Kiss Digitalで撮ったRAWを現像するソフトでは
ウインドウズXPで
データーの入ったハードディスクをひらいて
現像したいRAWデーターをダブルクリックすると
現像ソフトが起動して
現像作業に入れたのですが
20D用の新しい現像ソフトだと
それが出来ないように作られていて
ソフトを起動させてから
目的のRAWデータを開けて
現像を始めるように作られています。

しかし、こまったことに
開こうとするハードディスクの
ファイルの数が多すぎて
開くのに20〜30分もかかるのですよ。

メーカーに電話をかけて
相談したところ
‘そのソフトはそう出来ていて
20〜30分かかっても
開ければ問題ないわけで
それで使ってください’
との回答なのです。

そんなこといわれても
書類を開けようとするたびに
そんな時間がかかるのでは
日が暮れてしまいますので
途方にくれていますョ。

とにかく
新しい方法にトライするのは
エネルギーがいりますね。

23:05 2004/10/27 記

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これから寒くなるのにたくさんの蕾をつけている
キダチチョウセンアサガオ(エンゼルトランペット)
寒波で霜がこなければ
11月上旬には花がたくさん咲きます。
新宿区にて。


新型のデジカメ
Canon EOS 20D を使いはじめて
一週間ほどたちました。

快適に使っていますが
いろいろと問題点も見えてきました。

先ず感じたことは
機械としての完成度は高いのですが
どうも、ソフトに問題があるようです。

デジカメはカメラといっても
中身はほとんどコンピューターと同じで
ソフトがあってはじめて動くわけです。

そのソフトが未完成で
バッテリーセーブのために電源が切れたあと
レンズを交換するとフリーズしたり
それを修正したファームウエアを
インターネットからダウンロードして
交換レンズを付けたまま
カメラにアップロードすると
こんどは電源が入らなくなってしまう
等という問題があったようです。

それを解決する最新版のファームウエアがまた出たりと
メーカーもばたばたしているようです。

僕の自宅は、
サービスセンターまで近いので
持ち込んで
バージョンをアップしてもらいましたが
離島に住んでいるユーザなどは
宅急便で送って直してもらわないと
なんてことになりかねませんね。

高性能、多機能なカメラですが
やっぱり
すんなりとは使えず
振り回されてしまうようです。

ほかにも問題がありましたが
続きは明日書きますネ。

21:13 2004/10/26 記

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上高地の梓川の流れ
一昨日の夜 北アルプスの山奥の涸沢で
夜中に何度も地震で起こされました。

震源地の新潟からだいぶ距離があるので
たいしたゆれではないのですが
山の中で地震にあうと
落石や土砂崩れが怖いですね。

新潟県の山古志村ふきんは
撮影に何度も行ったことがありますが
山ふかい谷あいに
集落が点在している山村です。

以前フィールド日記で 棚田の風景 をのせたので
ご覧ください。

こんな風景がどうなってしまったのかと思うと心配です。

      ・ ・ ・

今日は昼過ぎまで上高地にいましたが
紅葉シーズン真っ盛りというわけで
観光客がたくさん来ていました。

山でのフィールド日記
今日アップします。

自宅にて

22:55 2004/10/25 記

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北穂高岳朝焼け 2004年10月24日朝の朝焼けです 涸沢にて

あとは雪を待つばかりの北アルプス
遠くに見える尖っている山は槍ヶ岳です
涸沢パノラマコースにて

紅葉や秋の実、
キノコなどを撮影しながら
涸沢まで登りましたが
それより上はもう雪を待つばかりで
高山植物の実もほとんど落ちてしまっていて
冬枯れです。

今朝はつららも霜も霜柱も
今シーズン僕ははじめて見ましたよ。

そういうわけで
撮るものがなさそうなので
北穂高岳には登らず
のんびり写真を撮りながら
上高地におりてきました。

上高地は晩秋の雰囲気ですが
まだ紅葉は見られます。

明日昼ごろまで
上高地を散策して帰るつもりです。

ドコモの携帯を
パソコンにつないでアップしようと思ったのですが
今回撮った写真のうち
半分ぐらいアップできないようなので
今日は
このトップページだけアップして
明日かあさって
帰宅したら
ADSLで残りをアップします。

アクセスしてくださった方
ごめんなさいね。

出先だと
なかなか思うように行きませんね。

19:21 2004/10/24 記

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小粒の甘柿が熟してきて
鳥たちがたくさん来ていました。
新宿区の高田馬場にて

壁紙になります
(壁紙にする方法)
800 x 600
1024 x 768

僕は植物写真家です。
写真家は
写真を撮りに出かけなければはじまりません。

デスクワークに縛られていては
永久に出かけられそうにもないので
今夜の夜汽車じゃなかった夜行バスで
旅立ちます。

そういうわけで
今日はいつもより早めに更新します。

20日分をまだお読みでない方は
お手数をかけますが
バックナンバーからお読みください。

では
行ってきます。

追伸
明日は北アルプスの穂高岳方面の山の中なので
たぶん携帯電話はつながらないので
明日以後数日は更新できません。
25日には更新出来ると思います。

 記

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退屈そうな大雨の日の鯉

掛け軸の絵柄をイメージして
鯉が良い配置で来てくれるのをまって
シャッターを切りました。
明治神宮にて

デジタルフォトについて
昨日の続きですが
デジタルの写真を保存して
必要なものをどうやってひっぱりだすのかは
試行錯誤の最中ですが
少しは参考になるかと思いますので
今やっている僕のやり方をお伝えしますね。

      ・ ・ ・

毎日撮影したあとすぐに
ノートパソコンのハードディスクに入れ
種名と撮影日を書いたホルダーを作り
そのなかに写真を入れます。

それを2〜3日に一度
ノートパソコンが壊れても
それまで撮った写真がなくならないように
モバイル(持ち運び)用の
外付けハードディスクにコピーします。

そのデーターが4ギガぐらいたまると
デスクトップのパソコンのハードディスクに入れ
万が一のためにDVD-Rにバックアップをとります。

デスクトップのパソコンには
OSを入れた80ギガのハードディスクと
写真データのため
レイドカードでつないだ
160ギガのハードディスクが2台入っています。

レイドカードは一台のハードディスクを操作しているようでも
データーを同時に両方に記録するので一台壊れても
もうひとつのほうからデータを救い出せるのです。
(DVD-Rは両方壊れたときの万一のためです。)

大きなハードディスクに写真を全部入れておくと
OS付属の検索ですぐ見つけたいものが探し出せたり
種名ごとにソート(並べ替え)出来るので便利なのですョ。

これで不都合があったらまた考えますけど
いまのところ良い感じで使えてますね。

22:47 2004/10/20 記

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粉をふいたような品の良いブルーの実がなっていた
アオツヅラフジ
代々木にて



三日目になりますが
今日もデジカメについてです。

キャノンイオス20Dは
アマチュア向けのイオスキスデジタルと違い
使い勝手の良い点がいくつかあります。

ストロボの光量はオートなのですが
仕上がりを見ると
光が強すぎることがよくあります。

フイルムの場合
現像してからでないとわからないわけですが
デジカメの場合
液晶画面で確認して
光が強すぎたときには
ストロボ光量を減らして
その場で撮りなおせるのです。
それが
イオスキスだとストロボ光量の調整が
出来ないのですよね。

そうしてカメラの使い勝手が良くなってきても
出来上がった写真が
使えなければ意味がありません。
しかし
最近は印刷所もデジタルの扱いに慣れてきて
出版社もデジタル写真を
どんどん受け入れるようになってきたので
あとはどうやって
保存するかと
保存先からひっぱりだすか
という課題があるわけです。

僕もいろいろ悩んだのですが
ほぼ、やり方を決めました。

この続きはあした書きます。
興味のある方は
あしたもお読みくださいね。

興味のない方は
明日はこのページは読み飛ばして
フィールド日記をご覧くださいね。

22:08 2004/10/19 記

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アカザの草紅葉
小平市の東京都薬用植物園にて

昨日の続きで
買ったばかりの
Canon EOS 20D の使用レポートを書きます。

今日は大量に写真を撮り続けて
ストレスを感じないかを試しに
花や実がたくさん撮れる
東京郊外の小平市にある
東京都薬用植物園に行ってきました。
たてつづけに写真を撮りまくり
昼までに
僕の持っているコンパクトフラッシュカード全部の
2.5ギガ撮りました。

撮影時には待たされることもなく
まったくストレスを感じなかったのですが
パソコンに取り込むのにずいぶん時間がかかりました。

一日に5ギガも10ギガも撮るとすると
パソコンの性能も大幅にアップさせないと
バランスがとれない感じですね。

ところで
僕は撮影のとき
構図を決めると
AEB(露出を違えて撮れる機能)の設定で
前後の露出で3枚撮るのですが
イオス キス デジタルでは
AEBの設定をしてもレンズ交換したり
電源を一度切ると
設定が解除されてしまい
設定しなおさなければいけなかったのですが
20D ではだいじょうぶなのです。

それと
RAW画像とJPGの指定した大きさの画像が
カメラの中で出来ているのでありがたいですね。
とにかく
イオス キス デジタルが発売されてから
たった一年で
ずいぶん技術が進歩したようですが
この調子で新製品をだされると
毎年、
新しいカメラがほしくなる・・・なんていう
悪循環に陥りかねませんネ。

しかし、すでに20Dは画素数も処理速度も
必要にして十分なレベルに達しており
こんご、これ以上技術が進歩しても
このカメラは使い続けられそうな気がしますョ。

21:16 2004/10/18 記

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もう夕暮れの雰囲気です
午後3時すぎの代々木公園にて
レンズ EFS 18-55mm 18mmで
カメラ キャノン イオス 20D


しばらく検討していたのですが
今日、新しいデジカメを買いました。


秋の夕暮れ
公園で楽しむ人々
レンズ EF 55-200mm 200mmで
カメラ キャノン イオス 20D
このカメラでのはじめての撮影です


キャノンのイオス20D という一眼レフのデジカメです。

イオスキスは
スイッチを入れてから撮影できるまで待たされたりとか
連続して撮影すると
コンパクトフラッシュに記録するために
次の撮影がすぐ出来なかったりとかの問題がありましたが
それが解決されて
使い勝手がとてもよくなりました。

画素数も多くなり
印刷でも大伸ばしが出来るわけですし・・・
というわけで買っちゃいましたよ。

使用説明書を読んだり
パソコンに20D用のソフトをインストールしたりして
ためし撮りに出かけたのは夕方になりましたが
秋の夕暮れの暗い光でも
快適に撮影できました。


コスモスの花
f2.8 ISO400で
タムロン SP90mm Di f2.8
カメラ キャノン イオス 20D


コスモスの花の萼にいたアリとアブラムシ
f5.6 ISO1600で
部分トリミング
タムロン SP90mm Di f2.8
カメラ キャノン イオス 20D


変形菌 イタモジホコリ
中間リング、ストロボ使用
シグマ マクロ 50mm f2.8
カメラ キャノン イオス 20D



72dpi で最大のトリミング
シグマ マクロ 50mm f2.8
中間リング、ストロボ使用
カメラ キャノン イオス 20D



72dpi で最大のトリミング
シグマ マクロ 50mm f2.8
中間リング、ストロボ使用
カメラ キャノン キス デジタル


なかなか具合がよいようですョ。

とにかく
あしたからのフィールド日記には
このカメラを使います。

ご期待くださいネ。

23:03 2004/10/17 記

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キノコの山
イヌセンボンタケの群生です。
明治神宮にて
この写真についてはフィールド日記をご覧下さい。

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林のなかで見渡せるかなたまで群生していた
ハラタケの仲間。
種名は断定できませんがたぶん毒キノコです。

昨日も高尾でキノコをたくさん見ましたが
明治神宮は今日はまさに
‘きのこの森’でした。

種類も豊富で群生しており
状態もよくて
とてもきれいでした。

秋の日曜日
どこへ行こうかと思っている方は
身近な林などに
キノコを見に行かれたらどうですか。

‘食べられる’
‘食べられない’
‘名前がよくわからない’
はともかくとして
神秘的な美しさがありますョ。

22:44 2004/10/16 記

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水辺で咲いていたシラネセンキュウ
八王子市の高尾にて

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どんぐりはたくさんの種類があり
海辺に生えるものや
西日本にしかないもの
自生地が限られていて
なかなか出会えないものなどがあります。

高尾に大正時代に林業試験場がつくられ
いまは多摩森林科学園として公開されているので
どんぐりのなるいろいろな木が見られるのです。

そういうわけで
どんぐりの実を撮影したくて
今日、行ってきたのですが
残念ながら
みんな大木で森の中から見上げても
どんぐりが枝になっているのなど
とても見えませんでした。

外国の変わったクリの実は撮れましたが
日本のどんぐりは
高尾ふきんで普通に生えている
アラカシのどんぐりしか撮れませんでした。


アラカシのどんぐり

どんぐりは今の時期しか撮れないわけですが
それぞれの種類を撮影するのは
なかなか難しいものですよ。

22:50 2004/10/15 記

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クイズです
ボリュームがあり南国の雰囲気のあるこの花は
何の花でしょうか。

答えはこのページの下の方をご覧ください。

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以前、東大の小石川植物園で
ウルシ科の植物を撮ったのですが
その木の幹には
植物名の札がかけられていました。


幹にかけられた札

そのときに
その札の植物名‘ハゼノキ’とメモして
花を撮影したのですが
どうも腑に落ちないことがありました。

ハゼノキよりも葉の幅が広い感じがして
ヤマハゼに似ています。

ハゼノキは葉に毛がなく
ヤマハゼには葉裏に毛があるので
現場でルーペで葉裏を見れば一目瞭然です。

そういうわけで
今日、確かめに行ってきました。

フィールドで見るヤマハゼよりも
毛は少なめでしたが
たしかに毛はあります。

なにせ、東京大学の植物園の札ですから
悩みましたが
僕はヤマハゼと判断して
今日のフィールド日記にはヤマハゼとして載せました。

この木は
植物園入り口から右に行った先の池のわきを
上の台地に登る道の右手にあります。

GPSの位置の数値は
測地系WGS84で
N35°43´16.8"
E139°44´30.5"
です。

ご意見のあるかたはメールをくださいネ。

22:33 2004/10/14 記

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まだ触っても硬くて食べごろのホコリタケ
代々木公園にて

毎日更新している
フィールド日記のデジタル写真は
同じ写真を
RAW(ロウ)というやや大きめデーターと
JPEG(ジェイペグ)という
やや小さめのデーターの二を作り
ハードディスクに保存しています。

ハードディスクが壊れると
せっかく撮った写真がなくなってしまうので
同じデーターを2台のハードディスクにいれるのですが
まとまったところで
バックアップをDVD-Rで保存します。

昨日昼から
植物のデーターをDVD-Rに焼き始めたのですが
たまりにたまったデーターは100ギガ以上になり
DVD-Rのメディア25枚にもなりました。

仕事場のパソコンで
せっせと作業を進めましたが
結局帰る時間になっても終わらず
今朝から続きをやって
午前中いっぱいかかってしまいました。

ハードディスクの容量や
DVDなどのメディアの容量は飛躍的に多くなってきて
大量のデーターを保存するのに
スペースはとりませんが
時間がかかるのにはまいりますね。

そういうわけで
パソコンに作業させている間
推理小説なんかを読み始めてしまって
結局、読み終わっちゃいましたョ。

22:08 2004/10/13 記

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今年も出会えたオオイチョウタケ
明治神宮にて




去年の10月14日に オオイチョウタケ
フィールド日記で紹介したのですが
今年も
ほぼ同じ時期に同じ場所に発生していました。

今年は格別の猛暑だったのですが
発生時期はあまり変わらなかったわけですね。

この茸の生え方は菌輪と言って
丸く輪になって並んで生えるのですが
一年ごとにその輪が大きくなっていくのです。

その輪の径は50メートルぐらいでしょうか
カーブのRが直線に見えるほど大きい輪です。

偶然収穫している年配の女性がいたので
「食べるために採っているのですか」と聞いたところ
「図鑑で‘シロタケ’ということがわかり
食べられると書いてあったのですよ。」
とのことでした。

あとで調べてみたのですが
僕の持っている何冊かの図鑑には
‘シロタケ’という名前では載っていません。

オオイチョウタケは確かに食べられるので
問題はないわけですが
茸のことをあまり知らない人が
図鑑で絵合わせで
もし、
毒キノコを間違って食べられると思い込んだらと思うと
ちょっと怖いですね。

19:39 2004/10/12 記

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ルーペで見るときれいな
チヂミザサの花
代々木公園にて

このところ雨が続いていますが
森を歩くとあちこちで茸をみかけます。

いつもの散歩コースの
狭い範囲だけでも何種類も出てきていて
毎日変化するうえに
おいしい茸は
収穫の楽しみも加わるわけですからね。

秋はいいですね!

22:49 2004/10/11 記

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昨日関東地方を直撃した台風で
海岸になにが打ち上げられているかと
鵠沼海岸から江ノ島付近をぬけ
鎌倉付近まで波打ち際を歩いてみました。

上の写真は根っこのついた一本の木が
そのまま砂浜に流れ着いていたもので
波にもまれてて葉っぱは一枚もついておらず
枝先もみななくなっていましたが
冬芽からクワの木だとわかりました。

川岸に生えていたクワの木が
土砂崩れでここまで流されてきたのでしょうね。


笹などの川岸の植物の残骸

砂浜一面に流れ着いているものを見ると
笹やイネ科の草が多いようです。

川の中流域の河川敷に生えている笹などが
増水のために流されたものでしょうね。

台風の影響は陸地ばかりではないようで
海草類もたくさん流れてついています。


砂浜に流れ着いた海草

ほとんどがアラメとカジメのようで
岩についていたと思われる根っこが
引っこ抜かれたように見えます。

きっと海底でも
ものすごい嵐が吹き荒れていたのでしょうね。


引っこ抜かれたような根っこ


アラメ


波打ち際に積み上げられたような海草

22:24 2004/10/10 記

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ついこないだ咲き始めたとおもったら
地面を埋め尽くすように散っていたキンモクセイの花
代々木公園にて
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東京では
今日は台風に振り回されたような日でした。

今年は、例年になく台風が上陸して
熊が人里に食料をもとめて出没する
というニュースがながれていますね。

熊と聞くと
‘恐ろしい’‘襲われる’
→‘退治しなくちゃ’
という発想になるわけですが
食べ物がなくて
飢えてしかたなく里に降りてきた熊を
銃殺したというニュースを見て
驚き、悲しくなりました。

人間に近づくと
痛い目にあうということを知らせて
山に戻して
山で暮らせるように
人間が考える必要があるんじゃないですかね。

そもそも人間は
熊の縄張りだった
山奥深くまで林道を通し
森を伐採して
熊の生活を脅かしているのですからね。

23:00 2004/10/09 記

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タイワンホトトギスの大群落
高田馬場の団地の花壇にて

イヌアワという植物をご存知ですか
見過ごしそうなイネ科の地味な草ですが
山地などの開発で
自生地が減ってきて
なかなか見られない植物のひとつです。

今朝、植物研究者のH先生から
「新宿区内でイヌアワを見かけたので
写真を撮りに行ったら・・・」
という連絡をいただきました。

そうした場所を人に伝えるのには
地図を描いてファックスで送る
というのが一般的なのですが
H先生からのメールには
下車駅などの手短な文章と
緯度と経度の数値が書いてありました。

早速、その数値をGPSに打ち込み出かけました。
後は簡単です。
駅に降りると
GPSの指示する矢印に従って歩いていくと
あっさりとイヌアワに出会えたというわけなのです。

研究者の世界では当たり前なのでしょうが
お互いにGPSを持っていての情報交換は便利ですねー。

22:08 2004/10/08 記

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箱根駒ケ岳より芦ノ湖、富士山、かなたに駿河湾を望む
5枚の写真の合成です。


滝のそばの岩場に咲いていたホトトギス
箱根の強羅下にて


またまた、台風が近づいてきているので
遠出はやめて
日帰りで箱根の駒ケ岳にいってきました。

予定では尾根道を歩き
噴煙のあがる
大涌谷におりるつもりだったのですが
登山道のすぐわきに噴気孔ができたとのことで
通行禁止の看板と
通れないように厳重にロープが張られていました。

その場所は大涌谷まで
あと一息というところなので
ドライブインの音楽や
車の音がよく聞こえてきていて
柵をのりこえて下っちゃおうかとも思いましたが
いいとしして、怒られるのもやなので
一時間かけて迂回路の
早雲山に下りました。

こうした火山は
行く前にネットで調べたほうがよいようですね。

22:59 2004/10/07 記

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三日間降り続いた雨がやみ
やっと出会えたおてんとうさま
朝の明治神宮にて

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色づいている柿の実

四日ぶりに太陽と出会えて
それだけで‘しあわせ’な気分です。

明治神宮の池は
水不足の夏の間中水位が低くて
鯉や亀たちがつらそうでしたが
今日は満々と水をたたえています。


水をたたえた池

水源の湧き水(清正の井戸)もずっと枯れていて
水溜りでボウフラがわくような状態でしたが
今日はこんこんと水が湧き出しています。


清正の井戸

そんな良い気分の一日なのに
朝、仕事前のひと時と
昼休みのちょびっとだけ外に出ましたが
うちあわせなどもあって
ほぼ、一日中デスクワークでした。

明日も天気がよさそうだし
人に会う予定もないわけだし
終日、外ですごしますぞ!

22:06 2004/10/06 記

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咲いていれば香りでわかる花なのに
大雨の日、ほとんど香りもなく咲いていたキンモクセイ
代々木公園にて
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昨日、おとといとこのページで
‘雨の日の楽しみ’と題して
フィールドの様子を紹介しましたが
雨も三日目ともなると
もう、うんざりですね。

土砂ぶりの中
えさを探さなければいけないのでしょう
公園のハトやスズメやカラスたちは
つらそうに見えます。
とくに
ぬれたドバトはみすぼらしく見えますね。

予報だと
明日は太陽が出てくれそうだなー。
楽しみだなー。

22:24 2004/10/05 記

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今日も見つけた冬虫夏草のツクツクホウシタケ
代々木公園にて

秋の長雨・・・
森はまるで時間が止まったような
静かなたたずまいです。

しかし、
けっして時間はとまっているわけではなく
生き物たちは眠っているわけではありません。

雨だからといって
部屋にこもらず
雨具を着てフィールドに出てみると
いろいろ面白いものが見えてきます。

今日は、
雨を待っていて
待望の雨粒にあたる
茸を見かけました。

その顛末は
フィールド日記でお読みください。

20:56 2004/10/04 記

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雨の日のチカラシバ
新宿御苑にて。

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雨の日曜日は
公園にほとんど人影がありません。

晴れた休日の公園では
ほかの人の邪魔にならないかとか
次に撮りたくて
順番を待っているような人がいないかとか
気になることがたくさんありますが
雨の日はいいですねー。

明日も雨のようだし
楽しみだなー!

23:00 2004/10/03 記

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みのりの秋となり、
我が家のちかくでは
ホームレスの人たちの
貴重な現金収入源なのでしょうが
街路樹や公園樹のイチョウの実(銀杏)は
実を落とす役の人が木に登り
拾う人が下で待ちかまえていて
チームワークを組んで収穫しているのを見かけます。

夏があつかったせいか
マテバシイは大豊作のようです。
しかし、
炒ると食べられるマテバシイの実(どんぐり)は
だれも拾い手がなく
林床にびっしりと落ちたままです。

ブナ科の実は
クリをはじめ、
コナラ、シラカシ、スダジイ、ブナなどなど
小動物や虫、鳥たちの食料源となるわけですが
特に殻のかたいマテバシイの実は
虫が入っているのを見たことがありません。

先シーズンには
こうして大量に落ちた実が
どうなるのかと思って
様子を見ていましたが
冬のさなか、ほかに食べるものが見当たらなくなると
カラスたちが集まってきて食べておりました。

特においしいものではありませんが
炒ると食べられて
よく噛むとおつな味のするナッツの一種です。

まだ食べたことのない方は
お試しください。
ことしはいくらでも落ちてますよ。

21:02 2004/10/01 記

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暗い林床に一面にはえる緑の葉

照葉樹の林床に緑の葉がたくさん見えました。

何の草かと近づいてみると
どんぐりから芽吹いたシラカシなのでした。

よく見るとシラカシの大木のまわりに生えています。

枝から落ちてその場所で芽をだしたものなのです。

今年出来たどんぐりももう落ちていました。


芽吹いたシラカシのまわりに落ちた今年のどんぐり

小動物にでも運ばれて
運良く、空の開けたところで発芽したものは育つでしょうが
親のそばで兄弟仲良く芽吹いていても
このシラカシの子供たちは
頭上は親のシラカシの枝で覆われていて
ちゃんとしたシラカシの木に育つものはないでしょうね。

      ・ ・ ・

このシラカシの苗たちを見ていて
つい、人間の親子の関係や
子供の自立や独立のことを考えている自分に気づき
‘オレも人の親なんだなー’
と、思ったしだいです。

22:18 2004/09/30 記

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個性的な造形につい目を奪われてしまうホトトギスの花
新宿区高田馬場の団地の庭に植えられていたもの


今年の春から使い出した
GPS(衛星の電波を受信して自分の位置がわかる機械)が
とても便利ですよ。

アメリカ製の
GARMIN(ガーミン)社のgeko(ゲコ)201というやつですが
携帯電話ぐらいの大きさで
行動中は液晶画面に緯度、経度の数値がでたり
動いた軌跡が表示されたり
パソコンの地図と連携させると
カーナビのような使い方も出来るのです。

フィールドで花を撮影した場所を記録しておき
実がなったころ
GPSをたよりにふたたびそこに行くなど
いろいろな使い方が出来ます。

そうして使っているうちに
最近面白い使い方を見つけました。

ネットで目的地付近の地図が表示される
NTTのインターネットタウンページや
生活地図サイトMap Fan Web などで
目的地の地図がでたら
その地図上で右クリックしてプロパティを出すと
その場所の緯度、経度の数値がわかるのです。

それをGPSに打ち込むと
目的地に向けて矢印が出て距離が表示され
それをたどっていけば到着!
というわけなのです。

山に登るときなど
地図と磁石で自分の位置を
始終確認していたことを考えると
僕にとっては
まさに魔法のような道具ですよ。

みなさんにもお勧めしたいところですが
使い始めてしばらくは
パソコンとの接続などUSBとの相性がわるくて
なかなかうまくいかず
さんざん苦労させられました。

これからは
携帯電話にGPSがついたものが出てきていて
それがだいぶ進歩しているようなので
そのほうが良いかもしれませんね。

21:42 2004/09/29 記

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20:43 2004/09/28 の月
我が家のベランダにて


夕暮れみかけたススキ
皇居の東御苑にて


今夜は‘中秋の名月’というわけで
ベランダに出て空を見上げると
薄い雲の奥におぼろげに月のあたりが明るくなっています。
雲の流れが速く、
切れ間から満月がのぞくこともあるだろうと
三脚をセットして
のんびり、満月が顔を出してくれるのを待ちました。

月はそれこそ毎月一度は満月になるわけですが
今の時期、暑くもなく、寒くもなく
実りの秋ともなり
ちょうど今頃穂がきれいなススキを飾り
お団子を用意して
縁側(我が家の場合はベランダ)で月をめでるなんていう風習は
いつごろに始まったのか知りませんがいいものですね。

21:47 2004/09/28 記

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‘そよ’とも風の吹かない雨の中のススキ
代々木八幡にて

関東地方では
高温の記録を更新し続けた‘夏’が
昨日から続くこの雨で
「ホントに終わったんだなー」と
実感したしだいです。

四日前の9月23日は代々木八幡神社のこの場所は
秋祭りの真っ最中で
祭りを楽しむひとがあふれかえっていたのに
境内には人の姿はありません。


23日に載せた写真と同じ場所の今日の様子

つい数日前なのに
その痕跡を見つけられないほど
いつもと同じひとけのない森に戻っていて
狐に化かされているような気分です。


雨のあがるのをまっているのか
ナンテンの実にとまり
じっとうごかないヤマトシジミ
代々木八幡にて

人の気配のない雨の中の森は
まるで時間がとまっているようでした。

21:18 2004/09/27 記

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熟すとカラフルに色づくノブドウですが
まだ若くてみなほとんど白に近い淡い緑色でした。
府中市の浅間山(せんげんやま)公園にて。


20〜30才のころは
友人がたて続けに結婚して
年に何度も披露宴に招かれるというようなこともありました。

しかし、最近は礼服をきることがあっても
友人の親の世代のお葬式
ということが多いような気がします。

50代というのはそういう時期なのでしょうね。

そんななか
この春(3月21日)同期の友人が病気で亡くなって
そのときのお通夜では
知った顔が集まり
さながら同窓会のようになりました。

そのとき同世代の死に直面して
これからは
こういうことで集まることがあるわけだ
と思ったしだいです。

      ・ ・ ・

そのお通夜の席で
「夏にはお墓参りに行こう」と決めて
それが雨の日曜日の‘今日’となったわけです。


雨の日のお墓参り

そして
お墓参りをした後
山の仲間だったその友人を偲んで
近くの公園の東屋で
にぎやかにお弁当タイムとなりました。


ガスコンロとコッフェル持参のお弁当タイム

昔は
「同期で一番に結婚するのは誰だー」
なんていってた仲間たちが集まって
一番に亡くなった友を
偲んでいるわけなんですからねぇ

‘わいわい’やってはいても
‘そういう世代になったんだなー’
ということをひしひし感じながらの
‘わいわい’でしたね、今日は。

21:52 2004/09/26 記

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ボリュームのある緑の葉を茂らせているクスノキ
代々木公園にて。


散歩はいつも行く決まったコースで
季節の変化を見つけるのも良いのですが
一度も歩いたことのない道を選んで歩くのも
面白いものに出会える確率が高くなります。

今日の散歩コースはそうしたつもりで
新宿区の市谷富久町や余丁町など
下町風の狭い路地を歩きました。

自宅からは近いのですが
小さな旅気分の散歩となりました。

22:58 2004/09/25 記

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今にも雨が降りそうな曇り空の下
しゃきっと咲いていたアメリカチョウセンアサガオの花
新宿区にて

植物の写真をいろいろ撮っていると
毎年その季節になるとカメラを向けて
同じような写真を撮ってしまい
フイルムロッカーの中で
その植物のホルダーが
はちきれんばかりになっているものもあれば
撮りたいのになかなか出会えないものもあります。

サトイモやサツマイモ、ショウガの花など
日本ではなかなか咲かないもの。

カンラン、ヒシモドキなど自生種でも
希少でなかなか出会えないもの。

アケビ、ミツバアケビの実など
よく見かけるけど
きれいでおいしそうな
良い被写体になかなか出会えないもの。

マツブサの実もシオジの木も撮りたいなー。

タヌキノショクダイやヒナノシャクジョウなど
自生地が限られていて
咲く時期も限られていて
小さくて見つけられないようなもの。
などなどたくさんあります。

そういば、
杉の園芸品種のダイスギの
格好のよいものも撮りたいですね。

このページを読んでくださっている方は
‘植物が好き‘’
という方が多いと思いますが
こうした植物のことをご存知の方
そっとメールで教えていただけませんか?

僕は写真を撮るだけで
貴重な植物の自生する場所など
けっして人には言いませんから!

とにかく
まだ見ていない植物
撮りたい植物はいっぱいあるのですよ。

21:37 2004/09/24 記

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ふだんはひとけのない
代々木八幡神社の鎮守の森の中の夜店
(写真3枚の合成です)


9月22〜23日は代々木八幡神社の秋祭りでした。

この境内は散歩コースのひとつで
周辺の植物はどこに何があるかはほぼ覚えていて
地形や道もよくわかっているはずですが
所狭しとならんだ夜店とあふれかえる人で
自分のいる位置がつかめず
まるで違う場所のような感じです。


あふれかえる人


お参りの順番を並んで待つ人々

このあたりは近くに繁華街がたくさんあり
新宿、渋谷などにも歩いていけるような場所です。
そうしたにぎやかな街は
年中お祭りをやっているようなものですが
お神楽やお囃子が聞こえてくる
昔懐かしいようなお祭りを
近くに住む外人さんも含め大勢の人が
それぞれ楽しんでいるようでした。

そういえば今日は秋分の日
文字どおり
明日から秋本番となりそうですね。

22:05 2004/09/23 記

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今年も咲いていたケナフの花。
新宿区の新大久保にて


期末試験が近づいてきて
机に向かわなくちゃいけないとき
なぜか映画が見たくなったり
本が読みたくなって
そういうときに限って
徹夜で本を読んだり
映画館に足を運んだりしたことはありませんか・・・

僕は、そういう性分だったのですよ。

なぜ、
学生時代の昔のことを今頃思い出したかというと
みつごのたましいひゃくまでも
という言葉があるように
来春出版する本のために
いろいろ作業があるのに
話題の本
‘ハリーポッタ・不死鳥の騎士団’
‘ダ・ヴィンチ・コード’
などをつい読みたくなったり
さすらいの旅に出たくなったりしてしまうのですよ。

振り返ってみると
子供のころ先生に
「おまえは勉強すればできるはずなのに」と、
よく言われました。

しかし、 そうか!僕でもやれば出来るのかと思い
机に向かってみると
やっぱりほかのことがやりたくなるのですよね。

そういう自分がわが子に対して
「しっかり勉強しろよ!!」などと
えらそうに意見するのですから
われながらわらっちゃいますね。

22:54 2004/09/22 記

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秋の花という印象ですが
花は終わり実となっていたハシカグサ(アカネ科)
明治神宮にて


僕は自分のおかれた立場によって
交通ルールに対して違う行動をとることがあります。

あたりまえのことですが
車を運転しているときは
絶対に交通ルールは守ります。

しかし、自転車の時には
場合によっては傘さし運転はするし
ビールを軽く飲んだぐらいでは
平気で乗りますョ。

歩行者の時には
赤信号で待っていて
車が通らなければわたりますね。

ただし、信号を待っている人がいる場合
特に、子供が待っているときには渡りませんね。

ところで、
うちの近くに
過密ダイヤでひっきりなしに閉まる
小田急線の踏切があるのですが
電車の運行をコンピューターで制御しているのか
神業のように電車と電車の間、
一瞬、踏切が開くのです。

しかし、ダイヤにトラブルがあると
電車の間隔が狂ってしまい
まるで開かなくなるのですよ。

先ほどのことですが
仕事の帰り道
踏切を渡れば我が家に到着!という段階で
踏切が開かなくなり
線路を見ると通り過ぎた電車が
右側の先のほうで止まっていて
次の電車が左側で止まって待っているのが見えていて
踏み切りは閉まったままらちがあきません。

乳母車をひき幼稚園ぐらいの子供をつれた
お母さんがやはり待っています。

小さな子供の手前ではありましたが
僕は待ちきれなくなり
遮断機をまたいで渡ってしまいました。

そうして帰宅して
我が家のベランダから見下ろせるこの踏切を
着替えてから気になり見ていたのですが
それでもぜんぜん開きそうにないのです。

その親子は
それからだいぶたって一瞬開いた時、
道幅より狭い踏切内を
通過する車に気を使い
線路側に落ちそうになりながら
子供の手を引いて
大慌てで渡っていました。

子供の前で渡った僕も
気持ちがすっきりしませんが
過密ダイヤの開かずの踏み切りというのは
罪なものですね。

21:37 2004/09/21 記

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カクトラノオの花に来ていた
ホシホウジャク(?)




こうしてホバリングして
蜜を吸っている様子を写真で撮ると
空中をただようエビのように見えますが
スズメガの仲間のホシホウジャクのようです。

植物の観察は手にとってルーペなどで見ていると
いろいろ見えてきますが
こうした昆虫はちょこまか動いているときに
写真を撮っておくと
目を凝らして見ていてわからないようなことに
気づくことがよくありますね。

僕にとってデジカメは
フイルム代を気にせずシャッターをきれるので
フィールドでの観察には必需品となってきましたね。

20:38 2004/09/20 記
新着のIshi氏の紀行文アップしました。


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山梨県牧丘町の
小楢山の頂上付近のシラカバ林です。


今回登った
初秋の小楢山(こならやま)は
ほかの登山者にもほとんど出会わず
静かなたたずまいの山でした。


頂上にて

この‘中年あそび隊’の三名は
昔からの山仲間で
出かけるための打ち合わせは
おもにメールを使い
直前には電話でのやり取りをします。

候補地をまえもっていくつか決めておき
決定は直前の天気予報をみて
天気のよさそうなところに出かけます。

最終的な連絡は
行き先、
集合時間と場所
それぞれが分担して持ってくる装備
の連絡ぐらいなので
気楽なものです。

今回は 長野県や新潟県の天気が悪いようなので
甲府盆地を見下ろす
山へということになりました。

こんなぐあいに
まだ登ったことのない山へ
気の向くままに
仲間とともにでかけるのも
楽しいものですよ。

22:58 2004/09/19 記
昨日のトップページと
フィールド日記の撮影地の
塩山市は間違いで牧丘町でした。



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今夜は‘中年あそび隊’のキャンプです。
山梨県の塩山市の山中にて


冬にはよくスキーツアーにいく
‘中年あそび隊’のメンバーも
それぞれ好きなこと・・・
写真を撮ったり
趣味の鉄道旅行に行ったり
単独での山登りを楽しんだり
それぞれ夏をすごしていて
ひさしぶりに
自転車キャンプ焚き火宴会の旅
に集まりました。

さっき
夕立がありましたが
穏やかな夜焚き火を囲んですごしています。

山梨県の塩山市の山中にて。

いつもより早い時間ですが
暗い中
懐中電灯をもって
携帯電話が通じるところをみつけて
アップします。

18:25 2004/09/18 記

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クジャクアスターとも呼ばれる
宿根アスターが咲いていました。
花壇も秋ですねー。
新宿区にて



朝、つれあいが
ベランダで洗濯物を干していて
「じゃりじゃりするーっ!
浅間山の火山灰みたいよー」
という声がします。

確かに、アルミの手すりの上にも
葉っぱの上にも
こまかい砂粒のようなものがちらほらと見えました。


手すりの上の火山灰


アセビの葉に落ちた火山灰

報道では
小さな噴火だということですが
大噴火だったら
すごいことになるでしょうね。
富士山が噴火したらと

考えてみただけで
恐ろしい感じがしますね。

      ・ ・ ・

ところで
れいの‘中年あそび隊’の三人で
明日の朝から山梨方面にでかけます。

そういうわけで 18日は山の中でキャンプなので
更新できないかもしれません。

もしだめだった場合には
19日に更新します。

21:17 2004/09/17 記

ところで、 今まで掲載してきた壁紙を集めた
壁紙バックナンバーを作りました。
ご覧ください。


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夕暮れの陽のなかのヒガンバナとエノコログサ
北区赤羽付近の荒川の土手にて
壁紙になります。お使いください。

800 x 600
1024 x 768

最近、不本意ながら
サラリーマンみたいに毎日仕事場に通い
写真を選ぶ作業をしています。

何の写真かというと
来春出版予定の図鑑のためのものです。

たとえば昨日は
イヌコリヤナギの写真を選んでいて
樹形の写真は別の図鑑に使ったものしかなく
葉のアップの写真は、載せたいのに
撮っていませんでした。

そういうわけで
今朝、仕事場に向かう途中
明治神宮で撮ったわけです。
(フィールド日記に載せたのでご覧ください)

「△△△の樹皮を撮らなくちゃ」とか
「×××の葉はまだ撮れるなー」などと
前もって撮っていたはずなのに
いざ、写真を選んでいて
撮りたいものがたくさん出てきて
まるで自転車操業のようですよ。
(ホントに毎日折りたたみ自転車で走り回っています)

旅に出たいのに
そんなわけで
さいきん、
近場でばたばたしているのですょ。

21:55 2004/09/16 記

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花が見られなかった今年のスベリヒユ


それでも実は出来ていました


僕のふだん目にする我が家の近くの
スベリヒユたちは
今年は花をちっともつけませんでした。
去年もやはり花を咲かせませんでしたが
年によっては
どっさり咲くこともあります。

去年は天候不順で冷夏で
花をつけないのはそのためかとも思っていましたが
今年の猛暑はスベリヒユにとっては
居心地がよさそうだったのに
やっぱり花を咲かせません。

咲くか咲かないかの違いが何なのか
僕にはわかりません。
どなたかご存知の方
教えていただけませんか。

ところで
毎年まいねん、同じように季節が巡ってきて
自然の営みは繰り返しているように見えますが
今年のように猛暑が続き
ちっとも雨の降らない年もあれば
気温が上がらず夏中梅雨空で
お米も不出来で
果物なども不作だった年もありましたね。

植物たち、
特に一年草は
その年に何とか実を結んで
次の世代にバトンタッチしなければいけないわけで
はたで見ていても
その苦労が想像されます。

「この暑さで君もたいへんだね」などと
ねぎらいの言葉をかけたくなってしまいますよ。

22:28 2004/09/15 記

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スイカズラ科のアベリア・エドワードゴーチャ
ハナゾノツクバネウツギの親戚ですね
新宿区の落合にて

四日前のトップで 定点観察をお薦めしますとして
変形菌のウツボホコリの
変化の様子を紹介しましたが
同じ場所の今日の様子をご覧ください。


胞子を飛ばし終えたウツボホコリ

人知れず生命の営みを続けている
こうした小さな世界を時間を追ってみていると
世界中のあらゆるところで
いろんな生き物が活動していて
変化しているというのが実感できて
不思議な感じがします。

ところで
秋の夜長
こないだ買った
ハリーポッター‘不死鳥の騎士団’
読まなくちゃ。

22:34 2004/09/14 記

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林下で丹精に咲くノシラン
目黒区の林試の森にて


植物図鑑は
植物を写真か絵で
その姿かたちをあらわすわけですが
写真でその植物を撮るときに
僕は‘らしさ’を表現しようとおもっています。

‘やさしそう’とか
‘やわらかそう’とか
‘さわったら痛そう’とか
その植物の持つ個性を写そうと思っています。

      ・ ・ ・

撮影は
フイルムにしてもデジタルにしても
どういう仕上がりになるかの
予想がつくようになれば
表現の幅が広がってくるはずです。

どうなるかわからないけど
とにかく撮ってみれば
というわけにはいかないのです。

ストロボも
表現の手段の一つですが
今日は
ムラサキ科のマルバチシャノキを撮りました。

まず幹ですが
ストロボなしの写真と
ストロボを焚いた写真をごらんください。
(三脚で撮ったので構図はまったく同じです。)


左、ストロボ無し   右、ストロボを焚く

仕上がりを見てみると
ストロボ無しで撮った写真のほうが
幹の感じがでていました。

同じように葉を撮ってみました。


左、ストロボ無し   右、ストロボを焚く

葉の感じは
ストロボを焚いた右の写真のほうが
感じが出ていました。

きょうは仕上がりを見て
‘らしさ’を表現するのは難しいなぁ
と再認識したしだいです。

20:55 2004/09/13 記

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もう真っ赤に色づいていたウメモドキの実
新宿御苑にて


テレビや新聞で報道されていた
新宿御苑の温室の池で発生した
マミズクラゲを見に
9月2日に行ってきたのですが
つれあいが
「私も見たい!」と言うので
散歩がてら
二人で見に行ってきました。

やはり人気は衰えておらず
ほとんど見えるか見えないかの
透明な小さなくらげを見に
大勢の人が集まっていました。


マミズクラゲを見ている人々


マミズクラゲ

実は、僕は前回行った時に
ガガブタによく似ている白い花が咲いていて
名札がなかったので
帰ってから調べたのですが
やっとヒメガガブタだということがわかったので
もういちどその花が見たかったわけなのです。

今日のフィールド日記に載せたのでご覧くださいね。

マミズクラゲは
前に一度見ただけなのに
(こういうのを知ったかぶりって言うのだなと思いながら)
つれあいに
自慢してうんちくを述べたのでした。

22:22 2004/09/12 記

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いかにも“日本の田園風景”というかんじの
町田市にある静かな谷戸
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壁紙になります使ってくださいね

ひさびさに町田市郊外の谷戸に行ってきました。

農薬を使わずに田んぼを作っているところで
バッタやトンボ、
タニシなどがたくさんいます。

帰化植物は?
と思ってみてみると
見当たりません。

折りたたみ自転車で
思い立って行ってみたのですが
面白かったなー。

ところで
先日紹介したIshi氏の紀行文
新着が届きました。

目次から‘Ishi氏の紀行文’で見られます。

彼のフィールドで楽しむ様子
お読みくださいね。

23:10 2004/09/11 記

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秋ですねー!
萩の花が盛りですよ
明治神宮にて(ヤマハギです)
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観察は時間をかけてみれば見るほど
いろいろ見えてくるものですが
同じ場所に毎日通うという方法も
変化を見られて面白いですよね。

昨日のトップページで紹介した
途中段階の変形菌も
今朝見てみると
様子がだいぶ変わっていました。


昨日のトップページに載せた
変形菌の子実体の写真。


今朝、ちょうど24時間後に撮影した同じ変形菌。

まわりには
同じ種類と思われる変形菌の
いろいろな状態のものがありました。


まだ若く透明感のある白の変形菌


やや色づいてきた変形菌


最終段階の胞子を飛ばす状態になった変形菌

こうしてみると
やはり思ったとおりこれらは
‘ウツボホコリ’のいろいろなステージだったようです。

明日も行ってみよーっと!

22:15 2004/09/10 記

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文字通り変形菌は成長の段階ごとに
すごく‘変形’するわけなのですが
これはウツボホコリの途中の段階かな?
明治神宮にて

最近テレビのドラマや
芸能人の家庭の食事風景などの映像で
‘いただきます’の挨拶のとき
かならず合掌をしますよね。

うちでは、
「いただきます」
と同時に軽く会釈をしますが
手は合わせませんね。

テレビを見るかぎり
みんなやっているので
日本のしきたりのようにも見えますが
友人のお宅に招かれたときなども
そろって合掌した覚えはないですね。

皆さんのお宅ではどうですか?
僕の想像ですが
そんなに多くの家庭でやっているとは思えませんね。

日本では挨拶のときに
会釈をしますが
東南アジアの仏教国では
合掌して会釈しているようですよね。

アメリカ人の東洋人の挨拶イメージは
合掌して会釈すると思っているようで
以前、
佐々木投手がアメリカ大リーグのマリナーズにいたころ
同僚のアメリカ人選手と
お互い合掌して会釈するというジェスチャーを見て
相手のイメージに合わせていて合掌する佐々木選手は
サービス精神の旺盛な人だなと思ったことがあります。

今、同じマリナーズのイチロー選手は
そんなジェスチャーしないですよね。

僕は食事の時の合掌も
東洋人がそうしていると思う
外国人のイメージで
日本を描いた外国映画の食事風景などから
やりはじめたんじゃないかとも思いますね。
(勝手な想像です。確かめてはいません)

小津安二郎監督の日本人の庶民生活の
食事風景では合掌してましたっけ?

こんど、その辺に注目して
‘東京物語’なんかまたみてみようっと!

22:44 2004/09/09 記

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日暮れが早くなりまだ6時半だというのに
すっかり暗くなってきた森
代々木公園にて


日暮れが早くなりましたね。

日中は30度を越えるような暑さなのに
午後の6時過ぎともなると
もう薄暗くなってきますね。

そんな時間帯に
仕事場からの帰り道
代々木公園の森を歩いていると
夏を惜しむかのように鳴く
ツクツクホウシの鳴き声が聞こえてきますが
耳鳴りのように
音が押し寄せてくる感じの
アオマツムシの鳴き声が響きわたっています。

アオマツムシは帰化した昆虫ですが
鳴き声のボリュームからすると
ものすごくたくさんいそうです。

そんななか、
在来種のコオロギの鳴き声が
細々と聞こえてきました。

しかし、
秋になったんですねー
すぐ、冬がやってくるんでしょうね。

22:32 2004/09/08 記

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夏が暑かったせいか 色も濃く派手な感じのゴンズイの実
代々木公園にて


フィールド日記に‘南会津〜尾瀬〜奥只見越えの旅’
として紀行文を提供してくれた
友人のIshi氏は
よく一緒に山や自転車の旅、ツアースキーなどに行く
山仲間の一人です。

最近、連絡がないなーとおもっていたら
夕方、「ちょっと飲まないかい?」
と、電話がかかってきました。

僕は最近休日以外は飲まないことにしているのですが
「外での付き合いは別!」
と、わけのわからない理由を付けて
もうひとりの山仲間のN氏も誘って
ちょっといっぱいということになりました。

あの紀行文もそうなのですが
Ishi氏はよくメールで旅の紀行文や
近況報告などを送ってくれて
それが面白いのです。

そういうわけで 今日は、フィールド日記にコーナーを作って
Ishi氏のエッセーを連載したら面白いんじゃないかと思い
頼んでみました。

先ず
彼から先日来たメールの一部も
載せちゃいますね。

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最近、夫婦50割引(7月1日から1年間限定、
どちらかが50歳以上の夫婦で2000円)で
新作映画を観ています。
東武練馬駅前のワーナーシネマ・・・だと、劇
場の選択が出来て、吹き替えでなく字幕に。子
供達(ガキ)が少なく、空いているし、暑苦し
くなく涼しい故。
今日は、「ヴァン・ヘルシング」。その前は、
話題の「華氏911」であり、つまらなかった
「リディック」も。
えーと、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚
人」、「スパイダーマン2」も付き合った。

女房1人だと、水曜サービスで1000円。だ
けど、水曜日だと予定があって観られないとか。
最近、映画づいているのは、実は女房なのだ。
必ず、映画館の売り場では、自分の年齢証明書
(免許証とか)は、提示せず(どちらかで良い
ので)、オレのをアルバイトらしき従業員に見
せるのだけど。決まって、「ご夫婦ですか?」
と聞くのである。確かに、「年の差のある夫婦」
には間違いられるけれど、聞かれる「オレ」は
複雑である。
「そうだけど・・・。」と答えるが、「年の差
があるように見えるけど、同じ年さ。」と序で
に言いたい。
きっと「マニュアル」があり、確認する事を義
務付けられていると思うけど。観たい映画に付
き合うのだから、「自分(女房)の免許証を出
せよ。」と言うが、絶対に・・・。仮に、女房
が出しても、「ご夫婦ですか?」と聞くのだろ
うか?
一度試したいが。

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という具合で
よくご夫婦で映画を見に行っているとのことでした。

23:11 2004/09/07 記


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ブルーが涼しげなヤブランの花
新宿区の高田馬場にて

先日、ある月刊誌から
「写真を撮るにあたって
表現へのこだわりについて
書いてください」
との原稿依頼がありました。

テーマを聞いて
キーボードを前にして
‘はて!?’
と考え込んでしまいました。

長いこと、毎日毎日カメラを片手に
何かにレンズを向けて
シャッターを切っているわけですが
なんで毎日そうしているのか
‘メシのタネ’と言ったらそれまでですが
飽きずになんで続けているのかというと
その理由がよくわからないのです。

そして
動機と行動をよくよく考えてみると
結局、‘見てほしい’から
という結論に達しました。

僕の撮った写真が
何らかの媒体で人の目に触れるということ。

カレンダーなり
図鑑なりで
写真に価値を見出していただいて
撮ったものを見てもらえる
ということが面白くて
撮り続けているのだと思えたのです。

野生動物は
子孫を残し
いい環境で、飢えずに、命を永らえられれば
まず幸せでしょうが
考えてみると
人は表現して発表しないと
生きていけない動物なのだと思います。

僕は写真展というのはやったことがなく
発表手段としてはほとんど印刷物なのです。
しかし、ためしにはじめたこのホームページは
最近は重要な発表の媒体として
意味を感じています。

カウンターは公開していませんが
「昨日は日曜だったのでちょっと少なかったけど
今日はけっこう見に来てくれたなー」
などどいうのが励みになっていて
ときどきいただく感想のメールなどに
一喜一憂しているのです。

毎日ゼロだったら
すぐやる気をなくしちゃいますよね。

ところでさっきの話の、
僕の文章と写真の載っている雑誌は
月刊誌の‘山と渓谷 9月号’です。
機会があったら覗いてみてくださいね。

22:10 2004/09/06 記

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まさに今が満開!
ツルボの花
明治神宮にて

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昨日の夕方
レンズ(タムロン マクロ SP90mm Di f2.8)を買って
今日はテスト撮影をしたくて
すぐにでも出かけたかったのですが
朝から雨、
そのうちやむだろうと
てぐすねひいて待っていて
やっと昼過ぎに雨がやんだので
明治神宮に行ってきました。

今年は雨が少なく
干上がっていた池も
この雨で水も持たされ
枯れていた水源もふたたび湧き出し
茸もではじめていました。

ところで
新しいレンズのことですが
タムロンのSP90ミリというレンズは
僕はだいぶ以前から使っていて
これで3本目なのです。
以前のものは
キャノンイオスのマウントにはくっつかないので
またまた買ったわけですが
以前のものとはレンズ設計がかわり
単体で等倍(35ミリで)になり
レンズコーティングをデジタル用にしたもので
イオスキスデジタルで使うと
35ミリ換算、焦点距離140ミリの画角になる
望遠マクロレンズということになります。

使ってみると
植物を撮る上で
デジタルカメラですと
ちょっと望遠過ぎるかなーとはおもいますが
今日のフィールド日記に載せた
オオスズメバチのような昆虫を撮るには
とても都合のよい焦点距離ですね。

イオスキスだと中間リングを付けずに
(35ミリ換算)1.6倍ほどの
接写倍率が稼げるのも有利です。

明日からは
いままでとはちょっと違った視点で
写真が撮れそうな予感がして
フィールドに出るのが
楽しみですねー!。

22:01 2004/09/05 記

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花壇で見かけたニラの花
渋谷区の代々木にて


ここ5〜6年の
パソコンの進歩は驚くほどで
処理能力も
ハードディスクの容量も
通信速度も
どんどん高性能になっていますね。

それに比例して、
僕も、今まではパソコンでは
データーの管理ぐらいだったのが
写真もデジタルになってきて
パソコンで管理保存するようになりました。

なにが一番かわったかというと、
写真が
フイルムという実体のある‘物’ではなくて
メモリーカードやハードディスクの中の
‘データ’ということになったわけです。

フイルムだったら
保管もカビの生えないように湿気を遮断して
安全な場所に置いとけばいいわけですが
パソコンのハードディスクの場合
こわれたら‘パー’だし、
ウイルスにやられたら‘パー’だし
‘物’を大事にしまっておくというのとは別の
管理方法を考えなければいけないのですよね。

そういうわけで
より安全性を高めたという
今話題の
ウインドウズXPのサービスパック2というのを
ダウンロードしてみましたが
作業途中でパソコンが不調になり
画面がちゃんと表示されなくなったり
それを苦労して解決して
やっと本格的にダウンロードを始めたら
完了までに3〜4時間ぐらいかかったりと、
ひとの時間も労力も奪う
まだまだ未完成の道具だなーと
今日はつくづく思いましたョ。

22:54 2004/09/04 記

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コバノカモメヅルの花(ガガイモ科)
目黒の自然教育園にて
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もう咲いていたヒガンバナ
目黒の自然教育園にて

遠くに旅に出たいのに
仕事があって出かけられません。
しかたがないので
午前中せっせと仕事をして
午後、目黒の自然教育園に行ってきました。

ナンバンギセルやメヤブマオなど
しばらくぶりで見た植物の写真を撮っていたら
いつの間にかひとけもなくなり
夕暮れの雰囲気となってきました。

そんななか森の中の道を歩いていると
真後ろで‘メリメリ!ドッシーン!!’
と大きな音がしました。



振り返ってみると
今歩いていたところに大きな木が倒れて
今、通った道を枝が覆っています。 どの木が折れたのか見てみると
直径が20センチほどの
枯れたイヌシデのようです。


折れた木

割れたところを見ると
中は完全に腐っています。


腐った木の幹。

つい、数日前に台風があり
こうした木はそういうときに倒れそうなものですが
風もない今日のような日に前触れもなく倒れるのですね。

木の下敷きにならなくてよかったー!

管理されている植物園でこうなんだから
山の中では何がおこるかわからないですね。

しかし、びっくりしたなー。

23:06 2004/09/03 記

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今朝見かけたキノコですが
図鑑で調べてよくもわかりません。
ご存知の方、教えてください。
明治神宮にて。



御苑の温室の池のマミズクラゲ

新宿御苑の温室の中庭の池で
マミズクラゲが発生したというニュースを
昨日テレビでやっていたので
‘マミズクラゲ’のことはまったく知らなかったのですが
野次馬根性で見に行ってきました。

いました、いました。
オニバスなどが植えられた池で
目を凝らして探すとなんとか見えてきます。
直径2センチにも満たない
透明な小さなくらげです。(上の写真)

      ・ ・ ・

テレビの効果は絶大で
このくらげを見に来た方が大勢いました。
観察しやすいようにと
御苑の職員の方が
ビーカーに入れてベンチにおいてくれたので
みなさん写真を撮りに集まってきました。








そして、面白いことに
ほとんどの方が携帯電話についているカメラなので
‘ポロポロ〜〜ン!’と
撮影のオルゴールのような音が
ひっきりなしに鳴っていました。

順番をまって
撮影させてもらった写真がこれです。



その名のとおり淡水にすむクラゲの一種で
世界中の温帯〜熱帯で見つかっているようです。
学名 Craspedacusta sowerbyi

絶滅に瀕しているという生き物ではないようですが
普段はクラゲの形をしておらず
クラゲとして過ごす時期は短いので
なかなか人の目にはふれないようです。

ここ数日のうちなら
御苑の温室に行けば見られると思いますよ。

22:51 2004/09/02 記


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朝、しぼんでしまっていた
昨日のフィールド日記に載せたコマツヨイグサの花
新宿区にて


今日、帰宅途中
山手線に乗っていて
新宿駅に停車中の時のことですが
僕はつり革につかまり
なんとなく
ホームのほうを眺めていたのです。

すると白い杖の目の見えない女性が乗ろうとして
電車の側面にぶつかり
その側面をたどって来て
ようやく乗り込もうとしたその瞬間
ドアが閉まりはじめたのです。

僕はあわててドアに行き扉を押さえたので
その女性は挟まれずにすみました。

都会の鉄道は
数分間隔で運行していて
盲人、老人、酔っ払い、子供などなど
いろんな人が狭いホームに大勢いて
ある確率で事故はおきているのに
なんで扉のついた防護柵をつけないのか
不思議ですね。

ところで
最近、
ホーム端の白い線がなくなってしまいましたね
ホームのアナウンスを聞くと
「黄色い線の内側でお待ちください」と
言っています。

黄色いのは線ではなくて
盲人用に突起のついた点字タイルです。

それが、電車との最前線の
ホームの端につけられているので
盲人は電車を待っている人の前の
ホームの端の
電車に一番近いところを歩けということなのでしょう。

思いやりがあれば
ホームの真ん中の一番安全なコースにタイルを張って
’のような形で電車のドアに向けて
誘導するタイルをつければ良いと思うのですがねー。

22:32 2004/09/01 記

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地面から‘ニョキッ’という感じで出てきた
ヒガンバナの蕾
代々木公園にて。

昨日の台風
みなさん被害はありませんでしたか?
ベランダに植木鉢などごたごたおいてあるのですが
幸い我が家は被害はありませんでした。
この台風、日本海側を進んだわりには
東京でも風がけっこう強く
代々木公園のホームレスの人たちなど
真夜中の強い風のさなか
どうしているのかと考えてしまいました。

文明開化とともに
山奥の集落にも道路がひかれ
電灯がともり
今では日本中
人の住んでいるところは電化されているはずですが
都会の真ん中に
電気もなく水道もない
原始的な暮らしをしている人がたくさんいるのですよね。
最近は、そのホームレスのテントが
どんどん増えている感じで
女性もよく見かけるようになってきました。

ぼくは、
本人が努力しないためだとか
自業自得だ
などとはとても思えません。

いい世の中とは
思えませんね。

23:21 2004/08/31 記

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一面に茂っているのに
いくら探しても種が見つからない
コヒルガオの群落
高田馬場にて

先月の末にコヒルガオの種子を載せ
「コヒルガオの種子はあまりみかけることがない」
と書いたところ
Uさんという方からメールをいただきました。

メールによると
-----------------------------------------
受粉でしか結実しない為のようです。昔から
ある良く繁った(根茎からの栄養生殖)花も
沢山咲くのに果実が出来ない場所が多いのは、
同じ由来の同一株の繁茂だからみたいです。
全農教・日本帰化植物写真図鑑に、ビックリ
する根茎写真と共に出ています。
----後略----
-----------------------------------------
とのことでした。

日本帰化植物写真図鑑をによると
ヒルガオの仲間はちぎれた茎から
すごい勢いで繁殖し、
一面に茂っているところのものでも
同じ株が大きくなったものは
自家受粉で種を作らないために
種ができないようなのです。

そして
違う素性の株が近くに生えている場合のみ
種を作るようなのです。

コヒルガオは道路わきなど
いたるところに生えています。

そういうわけで
その後、コヒルガオを見かけると
実の中に種ができているかどうか
いくつも見てみましたが
群落のように見えても
同一株の場合が多いようで
種はほとんど見つけられませんでした。

コヒルガオは
ちぎれた茎の一部で育つことができて
耕運機やスコップについた土にまざって
その道具を次に使ったところで繁殖できるという
ウルトラC級の戦略があるので
無理して種を作らなくても
かまわないのでしょうね。

22:11 2004/08/30 記

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雨の日の睡蓮(スイレン)
明治神宮にて

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今日、東京では台風の影響で
雨の日曜日でした。

こんな雨の中、
人影のない静かな森を歩こうと
今日の散歩コースは明治神宮の内苑にしました。

入園料が500円の内苑に
こんな雨の日に来る物好きはいないわけで
人影のない静かな森の散歩を楽しみました。


雨の中のイロハモミジ

足元から飛びたつバッタ、
弱って飛び立てないスズメバチ、
池の上を飛び回りえさを探すツバメ、
潜水をくりかえすカイツブリ、
寿命が尽きるのか元気のないセミ。

生き物たちそれぞれの
雨の中での様子が見えてきて
飽きることはありません。

しかし、
静かなはずの内苑の森に
‘ずん、ずん、ずん、ずん!’と
スピーカーからの重低音の
ベースやドラムの音が響いてきます。


普段は駐車場の明治神宮文化館ステージ

内苑を出てから
その音の発信源に行ってみると
雨の中、
仮設舞台でおそろいの衣装をきたグループが踊っています。

それは ‘スーパーよさこい2004’というイベントで
日程は8月28〜29日の土曜、日曜。
仮設舞台を複数作り
この雨の中、
たくさんのグループが踊っていたのでした。


原宿口ステージ

踊る人たちを見ると
やはり、若い人が多いのですが
年配の方も小学生ぐらいの子供もいるようです。

この日に向けて練習をつんで
旅費を用意しておそろいの衣装をそろえ
いよいよという今日が雨でも
みなさん
ずぶぬれになりながら
楽しそうにはつらつと踊っています。

きっと、参加した人は
この雨のステージが
いい思い出になることでしょうね。

しかし
年配の方も女性ばかりで
男性は見かけなかったですね。

‘おじさん連’でもあれば
参加してみてもいいんだけどなー。

21:58 2004/08/29 記

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昼咲いていたゲッカビジンの花
神奈川県の大船フラワーセンターにて


大船フラワーセンターの休憩所に
夜咲いて翌朝にはしぼんでしまう
ゲッカビジンの花が咲いていました。

花のそばに説明版があり
それには

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夜咲きの「月下美人」が昼間に開花

月下美人は
メキシコ南部原産のクジャクサボテンの一種で

・・・中略・・・

夜咲きのこの花をお客様に見て頂けるように、
当園では昼に咲かせることに挑戦しています。
昼と夜とを逆転させるために、
昼間は遮光カーテンで周囲を覆って暗くし、
夜は電球をつけて明るくしました。

---------------------------------------

と書いてあります。

花を見に大勢の人が訪れる植物園ですが
春は桜、
夏は睡蓮、
秋は萩、
などと決まった花見ばかりではなく
絶滅危惧種や外国の珍しい花、
そして
昼は見ることのできない花
などを展示しているこの植物園は
面白いものに出会えて
僕の好きな植物園のひとつです。

今日は自生のものを見たいと思っていて
まだ見たことのなかった
キノクニスズカケの花が見れました。
(フィールド日記でごらんください。)

      ・ ・ ・

ところで
昨日フィールド日記に載せたアカリファですが
間違っていました。

アカリファ・ヒスパニオラエ
(Acalypha hispaniolae)
として載せたのですが

アカリファ・レプタンス
(Acalypha reptans)
でした。

22:53 2004/08/28 記

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まだ夏なのに
もう咲きそうなアセビの蕾
新宿区の下落合にて

八丈島のOOSAWAさんが
久しぶりに東京に来ているとの連絡がありました。

旧友再開ということで
酒を酌み交わし
今日の分のアップは出来ませんでした。

明日朝、おきてから作ります。

そういうわけで
今日のコメントはこれだけでーす!

23:14 2004/08/27

     ・
     ・
     ・

追伸
昨夜はアップできなかったフィールド日記
更新します。

うっ、二日酔いだー!

10:34 2004/08/28 記

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今年はもう咲きそうなタイワンホトトギスの蕾
高田馬場にて
この写真についてはフィールド日記をご覧下さい


写真のタイワンホトトギスの鉢は
以前、
本に載せるために
高田馬場の仕事場のベランダで
育てて撮影したものなのです。

その本は
小学館のポケットガイド5「鉢花・育てる花」
(解説 岡田比呂実 写真 鈴木庸夫)
で、この鉢は10ページに写っているのです。


仕事場のベランダに置いたままの鉢

初版が1998年5月なので
写真を撮ったのは
前年の1997年ということになります。
それ以後7年の間
毎年秋になると
花を咲かせてくれています。

ふだんは毎朝、
仕事場に着くと水をやるのですが
夏休みの間は水をやれません。
休みの間、 枯れてないだろうかと心配になり
水をやりに行ったりしました。
そんなわけで何とか夏を生き延びましたが
葉もだいぶ焼けぎみです。

こうして長年付き合ってみると
こんな小さな鉢の植物でも
かわいいものですね。

21:37 2004/08/26 記

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打ち上げ花火のようなオジギソウの花
我が家のベランダにて
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オリンピックで日本選手は
ずいぶんメダルとってますね。

このところ
11時過ぎにこのホームページをアップした後
ついテレビに見入ってしまい
夜更かししてしまいますよ。

やったこともない見たこともない競技で
知り合いでも親戚でもない選手が
勝とうが負けようが
どっちでもいいようなものなのに
その選手が日本人だというだけで
熱くなり、
不覚にも涙がでてしまうような自分に
驚いてしまいますよ。

ところで
アーチェリー 男子個人で銀メダルをとった
山本博選手は楽しむかのように競技をすすめていて
金がとれなくても
相手の選手を祝福する様子など
見ていて気持ちがよかったのですが
アナウンサーが41歳で中年ということを
何度も強調するのにが気になりましたね。

他の競技でも三十過ぎの選手の場合
かならず‘熟練’とか‘ベテラン’と
表現するのですよ。

アナウンサーの発言は
山本選手は四十過ぎなので
‘年とってるのによくがんばっている。’
というニュアンスに聞こえてしまいます。

五十過ぎの私には
どうしても気になりますねー。

しかし、 山本選手はインタビューに答えて
「銅をとって二十年かかって銀をとったんんだから
あと二十年かけて金をとりたい」
という意味の発言をしていて
「そうだ!そうだ!ガンバレョ!」
という気分になりました。

23:06 2004/08/25 記

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二年以上前に
フィールド日記の‘教えてください’のコーナーに
刈り込んだ低木で巣を作っている小さな蜘蛛の
名前がわからないので載せたのですが
その写真を久しぶりに見てみると
恥ずかしながらその写真では
巣の奥の暗がりにいるので
胴体などがよくわからないのです。


そのときの写真

それにもかかわらず

昨日、Hさんという方が電話で
ヒントを与えてくださいました。

そういうわけで
今朝、その場所に行ってきました。
その後もそこに蜘蛛の巣はたくさんあり
気になっていたのですが
今日は胴体がわかる写真を撮りました。





蜘蛛のことはちっとも知らないので
絵合わせで
図鑑を見て
‘サラグモ’かなーとも思いますが
よくわかりません。

こうして考えてみると
フィールドで出会うもので
名前もわからず
知らないものがたくさんありますね。

蜘蛛もよく出会うのに
まったくわかりません。
そういえば
アリも大きさや色の違うのをよく見かけますが
ちっともわかりません。

なにか
簡単に覚えられる方法はないものかなー!

22:28 2004/08/24 記

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今日、
東京は雨が降りそうでなかなか降らない曇り空。

涼しかったですねー。

このアサガオも
昼過ぎでもまだ咲いていて
写真が撮れましたよ。

ところで
信州の高原に住んでいた
昔からの友人のWさんが
この春、東京に帰ってきたのですが
長年涼しいところで暮していて
東京の暑さにバテていないかと心配になり
先日、
「暑さに耐えてますか?」と
‘お見舞い’に行ってきました。

お宅は豊島区にあり
小さな一軒家です。
エアコンも扇風機も嫌いということで
南側は窓を閉め厚手のカーテンも閉め
北側の窓だけ開けていました。

昼過ぎの一番暑い時間に伺ったのですが
部屋で話していても
じっとしていると案外暑くなく
汗も出てきません。

そして
外出は夕暮れ涼しくなってからということでした。

こちらが心配するどころでなく
しっかり、この暑さに順応して
対処していたわけです。

東京でのキャリアの長いボクも
少しは見習おうと思って
その後数日間
エアコンはなるべく使うまいと
心がけてはみたのですが
やっぱり我慢が出来ません。

そういうわけで
久々のこの涼しさはうれしいですね。

      ・ ・ ・

ところで
このページのデザインを
ちょっぴり変えてみました。

そして
いままでリンクに関して
なにも対応していなかったのですが
このところ、よく
リンクの依頼のメールを
いただくようになりましたので
タイトルを貼り付けていただけるように
‘バナー’を用意しました。

こうしてHPをやっていて
多くの方に読んでいただけるのは
うれしいものです。

よかったら
お使いくださいね。

22:40 2004/08/23 記

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エリスマン邸



ベーリックホール

つれあいの親友のお嬢さんの絵の展覧会を
横浜の元町公園にあるエリスマン邸でやっていて
昨日見に行ってきたとの話を聞いたのですが
思い返してみると
このところ横浜には行っておらず
すっかり様子が変わっているようでした。

なにせ、新しく出来たみなとみらい線など
乗ったこともないし
閑散とした倉庫街ぐらいしか
思い浮かばないのですからね。

そういうわけで
行きたくなって
ちょっと出かけてきました。

連れ合いを誘っても
昨日行ったからと言われて
ひとりぼっちで
折りたたみ自転車を持ってですけどね。

山下公園の氷川丸などは
昔どおりでしたが
‘みなとみらい’と呼ばれる一帯は
文字通り未来都市を
作っているようでした。

      ・ ・ ・

渋谷から
東急電鉄とみなとみらい線が
相互乗り入れしていて40分ほどですので
散歩してもいいかもしれませんね。

ところで
つれあいの親友のお嬢さん(Nさん)の絵は
色のセンスの良い絵でしたよ。

22:24 2004/08/22 記

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墨田区の両国あたりで見かけたお祭りのみこし

木場公園からの帰り道
夕暮れの下町を折りたたみ自転車で走っていて
ふと目をやると
路地の奥に
お祭りのみこしを見かけました。


路地の先に見えたみこし

そばに行ってしばらく見ていたのですが
近くの会社も商店もみなシャッターを下ろした
静かな路地で
地元の人ばかりなのでしょうか
みな知り合いのようで
わきあいあいと穏やかに担いでいました。

以前、高知県の猟師町で
静かな秋祭りに出会ったことがありますが
村の衆はみな楽しそうでした。

観光客が押し寄せる
全国に名が知られた有名なお祭りもいいですが
こうした
地元の人たちだけが楽しんでいるお祭りもいいものですね。

      ・ ・ ・

ところで、
今日は木場公園の帰化植物園で撮影したのですが
図鑑を作るためというような
はっきりとした撮影の目的はないものの
一応、職業で撮影するということなので
管理事務所に了解をもらいに行ったところ
撮影許可願いの書類を提出して
小額でしたが規定の撮影料を支払いました。

まあ、それは仕事で撮影するのよいのですが
旗を持たされたのには閉口しましたョ。


持たされた旗

一人で静かに小さな花を撮るわけですが
こんな旗をそばに掲げるなんて
恥ずかしくてやってられませんよね。

さいわい暑いさなかの夏の午後
来る人もいなくてよかったー!

22:54 2004/08/21 記

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風の日
水面のゆらぎ
明治神宮にて

台風の影響がのこり風も強く
真夏の暑さの続く東京ですが
明治神宮の内苑の池では
森の中を吹き抜ける風もさわやかで
波立つ水面に反射する太陽が涼しげです。

4コマの動画にしましたが
目障りでしたら「Stop」ボタンを押してとめてください。

インターネットのコンテンツの中には
ひらくと音楽が鳴り出したり
フラッシュの動画がちらちら動いたり
文字を読んでいて目障りなことがありますよね。

ボクの場合、どちらかというと
インターネットを見る気分は
テレビなど動画を見るのと違い
印刷物を読む気分でいるので
画面の中で動くものがあると
うっとうしく感じるのだと思います。

しかし、
最近通信速度も速くなり
ストレスなく
音も動画も送受信できるので
今後は、こうした数コマの動画で
花の咲く様子や植物の動く様子を
お伝えしようかとも思っております。

21:35 2004/08/20 記

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このページの下に付けた
‘google’の検索は
ボクのフィールド日記に載せた植物の
バックナンバーを検索できるので
たとえば‘モクセイ科’と検索すると
いままで作ったページのなかで
‘モクセイ科’という言葉が載っているページが
ヒットするので便利です。

しかし、先日久しぶりに自分で試したら
???!???
というような文字列が出てうまく機能しません。
もう一度トライするとやっと
検索してくれました。

最近試して見た方、
うまくいかなかったことと思います。
すいませんでした。

さっき直しました。
ついでに、
‘google’の検索結果のページの上に
‘タイトル’の画像をはめ込みました。

今日このページに載せた
写真がそれです。

ためしに植物名ででも
検索してみてください。

      ・ ・ ・

しかし、
インターネットに載せたものは
いつも同じ反応をするわけではないようですね。

ちゃんと動いているかどうか
常時チェックするのは不可能ですので
なにかお気づきの点がありましたら
メールでご一報いただけると助かります。

22:37 2004/08/19 記

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セイロンライティア(キョウチクトウ科)の花
神田神保町の
喫茶店わきにおいてあった鉢の花


暑いのでフィールドに出る気にもならず
映画館は冷房が効いているからなぁ
という単純な動機で
映画を見に行きました。


クロサンドラ(キツネノマゴ科)

この写真はその行き帰りで
撮ったものですが
セイロンランティアもクロサンドラも
以前フィールド日記で載せたことがあったので
今日はこのページに載せます。

これらの植物について気になる方は
フィールド日記の植物図鑑で
以前掲載したページをご覧くださいね。

      ・ ・ ・

ところで、
今日見た映画は
黒木和雄氏 監督
井上ひさし氏 原作
“父と暮せば”という映画で
原爆をテーマに人間の尊厳を描いた
印象に残る良い映画でした。

しかし、つまらないところですが
一ヶ所どうも気になるところがありました。

それは、
原爆で破壊しつくされた広島の
草木一本も見えない瓦礫の町で
ただ二輪の
小さな花が咲きだしていたシーンなのですが
その花が‘ニチニチソウ’だったのです。


ニチニチソウ(キョウチクトウ科)の花

この花は夏の花壇に植えられるもので
原爆後という特殊な状況では
芽吹いたのかもしれませんが
ボクは、沖縄以外では
雑草化したものを見たことはありません。

映画を見ていると
背景の植物に目がいってしまうのですが
こうしたつまんないことが
つい気になってしまうのですよ。

そういえば
漫画の背景の植物など
正体不明のものが多いのですが
宮崎駿氏 監督作品の
‘トトロ’や‘千と千尋の神隠し’
などの背景に出てくる植物は
季節や環境などにも違和感がなくて
実物を
丹念にスケッチしているようで
感心した覚えがありますょ。

21:03 2004/08/18 記

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枝で休むカワセミ

この水を水源とする
内苑の池も水面がさがり
浅いところでは
鯉も泥の上を這うように泳いでいます。

しかし、
カワセミは小魚を見つけやすいのでしょう。
ちょっと見ているうちに
二回たて続けにダイブして
小魚を捕まえました。

「これは面白い写真が撮れそうだ!」と、
あわてて三脚にカメラをセットして
シャッターに指をかけて
チャンスを待ちましたが
そのカワセミくん
おなかがいっぱいになったのか
枝にとまったままです。

10分ほどたったでしょうか
シャッターにかけた指が疲れたので
ちょっと指を離したその瞬間
ダイブして魚をくわえ
逆向きに枝にとまりました。

あわててシャッターをおして
写っていた写真がこれです。


枝に戻ったカワセミ

運が悪いというか
ついていなかったというか
残念でしたが
もういいや!とばかり
撮るのはあきらめました。

野鳥や野生動物の写真をみると
「よくこんな写真が撮れるなー」と
感心することがありますが
そうとう辛抱して
シャッターチャンスをものにするのでしょうね。

22:43 2004/08/17 記

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盛大に鳴くミンミンゼミ
渋谷区の西原にて


うちの子が生まれたのは
今から14年前の8月17日でした。

その年はやはり残暑が厳しく
昼近くに生まれた我が子の印象は
夏の暑さと
太陽の強烈さだったような気がします。

そういえば
印象にのこる日の
天気は良く覚えています。

結婚式の時は大雨だったっけなー・・・


夏の昼下がり
そんなことを考えながら
木陰のベンチで涼んでいたら
目の前のケヤキの木に
ミンミンゼミが来て
耳鳴りがしていると錯覚するほど
大きな声で
過ぎ行く夏を惜しむかのように鳴いておりました。

22:38 2004/08/16 記

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ひさびさの雨
松の葉の先についた水滴
明治神宮にて

東京では
真夏日の記録更新も
前夜から降り続いた涼しい雨で
やっと途切れたわけですが
雨上がりの夕暮れ時に
明治神宮をのんびり散歩しました。

森は、すでに秋の気配です。

話はかわりますが以前
明治神宮で暮らす
捨てられた飼いウサギ のことを書きましたが
最近は宝物殿前の芝生あたりにいたウサギも
姿をみかけません。

やっぱりカラスにやられたのかなー
と思っていたところ
先日 Oさんという方からメールをいただきました。
それによると

-----------------------------------
>実は、3年くらい前になりますが、
>明治神宮を散歩していた父が、
>ウサギを連れて帰ってきました。
>ケガをしていた為です。
>(多分、カラスにつつかれたのでしょう)
>現在は、ケガも治り、
>そのままうちで暮らしています。
>
---中略---
>
>うちのウサギは、
>宝物殿の付近の草原のあたりにいた1羽で、
>同じ場所にもう1羽大きなウサギ
>(うちでは’兄ちゃん’と呼んでいる)
>がいたのですが、最近は見かけなくなりました。
>父は、
>散歩をしているある方に非常になついていたので、
>その方がきっと連れ帰ったのではないか?
>と言っています。
>まあ、想像なのですが、、、。
-----------------------------------

このメールを読んで
見当たらなかったウサギたちは
かならずしも死んでしまったわけではなく
こうして、
助けられて生きている可能性があるのだなと
ちょっと安心したしだいです。

22:54 2004/08/15 記

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フシグロセンノウの花
山梨県の笹子峠にて
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1024 x 768

東京に帰ってきました。
こちらの空気は
森の中を流れてくる信州のさわやかな風と違い
エアコンの噴出し口に
始終さらされているような気分です。
道行く人の顔をみると
赤らんでいて暑さにのぼせているように見えます。

しかし
この夏の暑さも永遠には続かないはずです
もうしばらくの我慢です。

お互い、体を壊さないように
あと少し辛抱しましょうや!

21:12 2004/08/14 記

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今日はよく晴れました。夏の鹿島槍ヶ岳。
右のオレンジ色は登山者たちのテントです。
長野県大町市の大谷原からの眺め


涼しいところにずっといたいと思っても
そういうわけにもいきません。
暇そうに見えても
東京に帰ると
やらなくちゃいけないことが
山ほど待っているのです。

そういうわけで明日は帰るのですが
今日はのんびりペースで
東京のほうに 1/3 ほど移動して
今夜は松本市内のホテルに泊まっています。

この町は以前からよく泊まったり
列車の待ち時間を利用して
まちなかを歩きまわりました。

昔よく歩いた小路も
今はすっかりかわっていて
まるで別の町のようです。

なじみの食堂も
昔、シャツをオーダーした店も
見つかりませんでした。

歴史的に貴重な
保存すべき町並みではないのですが
あっさりと作り変え
どこか外国の町とみまがうような
別の町のようになっていました。

なんだかさびしいですねー。
ばっさり過去を捨てて
もったいないようですね。

22:46 2004/08/13 記

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北アルプス山麓の中綱湖のコオホネ
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信州は涼しいー!
フィールド全体がさわやかです。

今日は、朝から山小屋でごろごろ。

気が向いて外に出ると
東京にはない植物が
たくさん生えていて
興味が尽きません。

ああ!
このまま
夏が終わるまで
ここに居たい!

20:00 2004/08/12 記

変則ですが電波のつながる街に下りたので
残りの分、アップします。
13:04 2004/08/13



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真夏の花壇で涼しげに咲くハツユキソウ
新宿区にて


日本全国‘夏休み’真っ只中ですね。

ウチも先週末から休みです
こういう仕事をしていると
「鈴木さんはいつもでかけていて
年中遊んでいるようでいいですね。」
などと、
こころない意見を浴びせられることがありますが
普段のお出かけは‘お仕事’です。

休みの今は
明日から信州に家族で出かけますが
それは‘遊び’です。

こないだも
ボクは‘仕事’で信州に行ったけど
ちゃんと気分を入れ替えて
遊んでこようーっと!

そういうわけで
明日から
更新は15日まで不定期になります。
まぁ、毎日更新するつもりなので
いちおう覗いてみてください。

では!
行ってきまーす!

先日行ってきた北アルプスの山で撮った写真を
(フィールド日記のその日のページに)アップしました。
文章はまだ一部間に合いませんでしたが
とりあえず
高山の花たちをご覧ください。

23:09 2004/08/10 記

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やっぱ!
夏は海でしょう!

というわけで
つれあいとふたりで江ノ島に行ってきました。

海水浴というがらでもないので
江ノ島に渡り
小さな旅気分で散歩を楽しみました。

見上げると青空を背景に
トビが優雅に飛んでいます。



石畳を歩きながら
足元を見ると
猫が安心しきったようすで寝ています。



シーズン真っ盛りとあって
人出は多いのですが
なぜかゆったりとした雰囲気です。

江ノ島へは橋がかかっていますが
入り口に駐車場があり
その先は階段が続き
車がはいれないのです。

猫は安心して道で寝ていて
人も道の真ん中を楽しげに歩いています。

車に神経を使わずに歩けるというのは
考えてみたら
今の時代、
なかなかないですよね。

22:44 2004/08/09 記

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芭蕉(バショウ)・夏
新宿御苑にて

最近せっせとデジタルで写真を撮っているのですが
デジタルでの作品作りは
フイルムでのノウハウとは違う
はじめてのことが多くてなかなかたいへんです。

印刷物としては
すでにデジタルデーターを
使いはじめてはいますが
パソコンのモニターで見る色と
印刷物となった時の仕上がりとの違いが
なかなかつかめません。

デジタルの写真の管理も
ハードディスクやDVD−Rなどに入れたりしてみて
試行錯誤の最中です。

しかし、
フイルムでは撮るのが大変な
接写の写真などはデジタルでは楽ですし、
このHPのように
その日に撮った写真を即発表できることなど
フイルムとは違った利点も多いので
やっていて面白いですね。

23:14 2004/08/08 記

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多摩川の河川敷ではガガイモが花盛りでした。
狛江市にて

ひと月ほど前の7月4日に
イグサの仲間のコゴメイという植物を確かめに
多摩川に行ったときに
水辺に集まっていたスジエビを見つけ
網を持っていなかったのですが
苦労して4匹ほど捕まえて
水槽で飼っているのです。

今日はスジエビが目的で
網と容器を持って
再び多摩川に行ってきました。

ほぼ一ヶ月がたったわけですが
植物も見かける生き物の様子も
ずいぶん違っていました。
花も秋の花に変わりつつあります。

前にはあれほどいたスジエビも
水辺ではちっとも見られません。
結局、収穫ゼロでした。

      ・ ・ ・

ところで
この虎のトーテムポールのようなのは
何だと思いますか。




    ・
    ・
    ・




実は、蜘蛛の胴体なのです。
調べてもわからないので
この蜘蛛のご存知の方
名前を教えていただけませんか?

余談ですが
日本が勝ちましたね
サッカー!
あの逆境の中
やったー!

22:55 2004/08/07 記

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強烈な真夏の陽光を気持ちよさそうに受けるクワの葉
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昼休みの時間
仕事場の近くの散歩コースに
数日ぶりに行ってきました。

相変わらず
午後の日差しは強烈で
うかつに陽を浴びたら
やけどのような状態になりそうです。

そんななか
木々は案外元気そうで
上の写真のクワの葉などは
一日中強烈な陽光を受けていて
へっちゃらどころか
しっかりと光合成をして生産活動をしているようで
木の下は良い木陰となっています。

こんな薄っぺらい葉がたいしたものですね。

そして今日見かけた
カキの実も、
ネズミモチの実も
ざくろの実も
陽を浴びた葉が作り出す養分を
しっかり蓄えているように見えます。


カキの実



ネズミモチの実


ザクロの実


「暑い、あつい!」と言って
参っているのは
人間と
寒い地方出身の動物園の白熊などや
やはり寒い地方原産の植物たちでしょうね。

22:26 2004/08/06 記

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夏の真っ盛り、河童橋周辺のようす。
4枚の写真をつなげたパノラマです。


夜明け前、ガスの切れ間から一瞬見えた槍ヶ岳


最終日の朝は
予報によると
台風の影響でだいぶ荒れるとのことで
大雨の中の下山は覚悟していました。

槍ヶ岳直下に位置する
殺生小屋付近はすでに風が強く
いかにも台風がやってきそうで恐ろしげです。

まだ日の出る時間ではないのですが
台風と競争している気分で
一気に槍沢を下りました。

しかし、いつ来るかと覚悟していた雨は来ず
歩きながら道の両脇に見える
ハンゴンソウ
ミソガワソウ
シシウドなどなど、
花盛りでカメラをださずにはいられませんでした。

結局、雨はほとんど降らず
例によってどっさり写真を撮りました。

そうして、上高地に近づくにつれ
道を歩く人は登山者より
散歩を楽しむ観光客が多くなってきました。

道の脇にはサルの群れも出てきています。


ボクと並んで歩く子供をおんぶしたサル

以前、 上高地で何度かサルの群れを見たことがあるのですが
人とはかかわりがないという感じで
木の上を渡っていったり
森の奥にいるのを見かけるくらいでしたが
いまどきのサルは
道から離れようとはしませんでした。


観光客とサル

野生動物にエサをやるのは
慎みましょうね。

自然界で自立できなくなってしまって
こじきの群れみたいになっちゃったらと思うと
「まあ!かわいい!」
‘ポイ’
「あら、おいしそうに食べてるわ」
などと、気楽にエサをやれなくなりますよね。


五日ぶりに見た‘車’と‘スカート’の女性

ところで
今回の旅も終わりとなり
上高地に近づくと
五日ぶりに見た車やスカート姿の女性が
なんとなく珍しく見えてしまうのですよね。

五日分の衣食住すべてを背負って
山を一人でさまようというのは
旅の一つと考えると
浮世とだいぶ離れられる旅ですね。

今、新宿へ向う高速バスの中でこれを書いています。

ああ、今夜からまたあの猛暑の東京か・・・

ところで
フィールド日記に載せたい植物は
やまほど撮りましたが
パソコンのバッテリーの関係で
まだページをつくってないので
帰宅後整理して
後日掲載します。

21:32 2004/08/05 記

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大汗をかいてクリヤ谷を登り
やっと見えた笠ヶ岳



今日も更新できそうです。
携帯電話のつながる山が多くなってきましたね。

今日は、笠ヶ岳のテント場です。
尾根を越える風が冷たくて
夏とは思えません。

なぜ、
そばに小屋があるのにテントに泊まるのかというと
狭いところにぎゅうぎゅう詰めにされ
食べ物もおいしくない
シーズンの山小屋がきらいなのです。

山関係の知り合いの出版社などを通して
連絡をしておいてもらうと
普通の料金で個室を使わせてくれて
食事も従業員と一緒の食事で
違う献立を出してくれたりするのですが
そうした‘コネ’みたいなのは
あまり好きではないのです。

必要な場合は普通に泊まるのですが
‘個室持参’という感じで
テント生活は自由で好きなのですよ。

食料とテント持参の山行は
目的が撮影なので不利なのですが
昔から、
そうした山の登り方が好きなのでしかたがないですね。


テントとはいってもツエルトにタープをはった 今夜のボクの寝場所

テント場では隣に高校生の合宿でしょうか
大勢の若者がわいわいとやっていました。

聞くとは無しに
彼らの会話が聞こえてきます。

うん十年前の自分の姿を見ているようで
なかなか良いものでした。


高校生のグループのテント

山小屋に泊まると
年配登山者たちの大声に囲まれ
(私も年配ですが・・・)
居場所がありません。

やっぱり、自分の城のテントはいいなー!

今日もバッテリーが不安なので、
トップページだけ更新します。

下に、昨日までのもくっつけときますね。

19:47 2004/08/02 記

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ソバナ咲く森
岐阜県の笠ヶ岳登山道のクリヤ谷にて

今、笠が岳の中腹の標高2000メートルほどのところの
岩場の下でビバークです。

花がたくさん咲いていて
一心に写真を撮っていたら暗くなってしまいました。

缶ビールぐらいの大きさの
小さなツエルト(緊急テント)を持っていると
こうした時には心強いですよ。

どらえもんは‘どこでもドア’を持っていますが
ボクは‘どこでもベット’を持っている気分です。


岩が屋根のようにかぶさったような
岩場の下のビバーク場所

ひとけのまったくない暗闇ですが
向かい側に西穂高の山荘の明かりが見えます。

試してみたら携帯電話が通じるので
つい、東京と連絡をとったりしました。
へんなものですね。

電話が通じるということは
ネットにもつながるわけなので
更新することにしました。

あと四日間、
パソコンのハードディスクに
デジタルカメラで撮った写真を入れなければいけないので
バッテリーがもつかどうか心配です。
そういうわけで
今日はこのトップページだけ更新します。

いつもより早く更新しますので
昨日のは下のほうに置いてあります。

20:00 2004/08/01 記

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キツネノカミソリの花がもう咲いていました。
明治神宮にて

明日から
北アルプスの笠ヶ岳、双六岳のほうへ行ってきます。
一人でテントを持って
気ままな山登りです。

例によって
ノートパソコンと
ネットにつながる携帯電話を持っては行きますが
深い山の中なので更新できません。

5日(木曜日)には
山の様子をご報告できると思います。

では!
行ってきまーす!

22:46 2004/07/31 記

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ヨウシュヤマゴボウの花
新宿区高田馬場にて

うちの子はなにかやるのも
「めんどい!」
などといって腰が重く
なかなか動こうとしません。
生活全般のこと
食事の用意とか
炊事、洗濯、などなど
親がやってくれるのを
当たり前のことと思っているようなふしがあります。

以前は家事にたずさわるとおこづかいをあげたり
分担を決めて役割としてやらせたりしましたが
めんどくさそうにいやいややるようすは
見ているこちらも楽しくないので
頼まなくなってきました。

      ・ ・ ・

ところで、
昔からの山仲間が集まり
毎年、合宿と称して
テントを持って山に行くのが恒例となっているのですが
その集まりを大切に思い
幹事役をいつもひきうけてくれる友人が
「来年はもうやりたくない」
と、言いだしたのです。

理由を聞くと、メンバーの一人が
文句ばかり言うので
やる気がしなくなっちゃったとのことでした。

それを聞いて僕自身も
その集まりが大切だと思うから
時間を割いて幹事役を引き受けてくれていたのに
「彼は好きでやってるのだから
任せておけばいいんだな」
ぐらいに思っていたことに気が付きました。

友人同士のつながりでも
家族同士のつながりでも
お互いを思いやりながらすごすのが大切だと思いますが
ウチの子の態度にあきれていた僕が
その友人には
知らずに甘えていたわけです。

来年の幹事はボクが立候補しようっと!

22:42 2004/07/30 記

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大雨の中
ハスの葉の上に集まる水
新宿区高田馬場にて

毎日フィールドで草木の観察をしていると
暑くて雨の降らないこのところの天気で
植物たちが水がほしくてつらそうな様子が
ひしひしと伝わってきていました。

この台風の雨は植物たちにとっては
まさに恵みの雨ですね。

それにしても
去年のことを思い出すと
ヨーロッパは熱波で
フランスではお年寄りがおおぜい亡くなった
というようなニュースが流れていましたが
ことしのヨーロッパは涼しいようですね。

日本では太平洋側と日本海側で
熱波と大雨に見舞われましたが
極端な異常気象で
人が亡くなったり
植物が枯れ始めたりする様子を聞くにつれ
ボクとしては
個人的に出来ることは
車を使うのをやめて
環境に悪影響を与えることをしないぐらいかな。


そして 居心地の良いところに移住することを考えるかなー。

22:48 2004/07/29 記

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夏の空
新宿区高田馬場にて
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自然を観察するうえで
先入観を排除して
客観的にものを見るということが必要ですが
思い込みというのがあって
ボクの悪い癖ですが
つい、追求せずに
「ああ、あれだよ!」とか
「これは前に見たことがあるな!」とか
決め付けてしまうことがあります。

7月20日のフィールド日記に
スペアミント(オランダハッカ)として載せたものについて
たびたびボクの間違いをご指摘くださる
関西にお住まいのM 氏から
マルバハッカではないかとのメールをいただきました。

今朝、早速生えているところに行って
よくよく見てみると
ご指摘どおり
マルバハッカなのですよ。

現物を見て
写真を撮ったぼくが
よく検証もせずスペアミントと思い込んでいたうかつさには
ほとほと悲しくなりますが
小さな写真を見て
マルバハッカではないだろうかと見抜くM氏には
恐れ入りました。

そういうわけで
バックナンバーのほうは訂正して
お詫び申し上げます。

23:13 2004/07/28 記

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散歩していて見かけたコバノランタナ
この写真についてはフィールド日記をご覧下さい
新宿区高田馬場にて

今日は、日中仕事がけっこういそがしくて
帰宅してから
うかつにもうとうと眠り込んでしまい
‘アッ!アップのじかんになっちゃったよ!’
というぐあいで
コメントも
書くことを考えていませんでした。

たまには
こういうこともありますよね!

関東では
暑い日が続いておりますが
暑中お見舞い申し上げます。

23:15 2004/07/27 記

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敷き詰めたように散っていたサルスベリの花
代々木公園にて

去年の今頃は毎日雨模様で
サルスベリがちっとも咲かず気をもんでおりました。

(2003.7.31掲載 今年はサルスベリは咲かないの?)

蕾も見当たらず
あきらめていましたが
9月になってちらほらと咲く木がありました。

今年はうってかわって
7月も上旬から
盛大に咲いているサルスベリをたくさん見かけます。

毎年季節は巡ってくるわけですが
こうして思い出してみると
年によってずいぶん違うものですね。

      ・ ・ ・

ところで先日、東京都狛江市の多摩川で見かけた

2004.7.4オオアカウキクサ

を紹介しましたが
関東地方ではあまり見かけないものらしく
ホームページをご覧になった兵庫県の研究者で
今この属の植物を研究されているS先生より
標本をおくってほしいとの連絡をいただきました。

早速、お送りしたところ
今日、回答のメールをいただきました。

>遺伝子分析などで調べました。
>日本の在来のオオアカウキクサは2つに分けられます。
>そのうちの「大和 型」と仮称しているものと思われます。
>関西など西日本に多いもので、
>関東で はいままで1地点しか確認していません。
>細かい点で気になることはあるのですが、
>外来のアゾラではなさそうなので、
>当面は「オオアカウキクサ」としていて大丈夫です。

との回答でした。
遺伝子分析で調べられたそうで
それでも
‘当面’は
オオアカウキクサで大丈夫
というお墨付きをいただきました。
ボクとしては
植物の名前の同定の難しさと怖さを
思い知らされますョ。

21:49 2004/07/26 記

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街の夏の木の代表選手
エンジュが咲き始めました。
渋谷区の代々木公園にて

この春、家族で行った韓国旅行の帰り
偶然‘冬のソナタ’の主役、ペ・ヨンジュンの来日と重なり
ファンが殺到していた羽田空港
の様子を目撃することになり
その晩から毎週土曜の夜は
‘つれあい’とそのドラマを見るようになったのです。

熱心に見ている‘つれあい’の横で
「少女漫画みたいー!」とか
「こんな偶然現実にはありえなーい!」とか
ちゃちゃを入れながら見ていて
‘つれあい’から
「見たいならうるさいから静かに見てくれない」
などといわれながら
じつは、
僕も翌週の展開を結構楽しみにして見ているのです。

とにかく見ていて
まじめに一生懸命(生き方、恋愛、友情などに対して)やろうと心がけていた
青春時代を思いださせてくれるのですよ。

そういうわけで
影響されやすいタイプの僕としては
夫婦関係、親子関係、友人関係などを
‘甘え’の意識を捨てて
もう一度考え直してみようかと思う
今日この頃なのですョ。

はぐらかさないで
真正面から‘ひと’と付き合いたいですものね。

22:54 2004/07/25 記

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ミゾカクシの花
千代田区の日比谷公園にて

丸の内ピカデリーという大きな映画館の
昼前の部で
”ハリーポッターとアズカバンの囚人”を見てきました。
映画は面白かったのですが
休日の午前中とは言え
結構混んでいて
大スクリーンの前の端のほうの席しか取れず
見上げる画面がゆがんで見えるほどで
はじめのうちは
それが気になって仕方がなかったのですが
しばらく見ているうちに
画像のゆがみがまったく気にならなくなってくるのです。

慣れとは恐ろしいものですね。

      ・ ・ ・

映画が終わって外に出ると
猛暑の昼下がりの太陽が照りつけていて
眼もくらむほどでしたが
暑いときには暑いところでというわけで
日比谷公園のレストランのテラスで
汗をかきながら
昼ビールを楽しみました。


炎天下のガーデンレストランにて昼ビールのひととき
日比谷公園にて

21:28 2004/07/24 記

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夏の花壇で涼しげに咲いていたトレニアの花
新宿の中央公園にて

昨日、小学生の子供たちを相手に
自然体験写真教室の講師をやったことは
すでに書きましたが
集まった子供たちは
1年から6年までと年齢に幅がありました。

低学年の子供たちは
コンパクトカメラで
レンズの前2〜3センチの花を撮ったりしていましたが
カメラの最短撮影距離など
話しても理解できるわけもなく
楽しそうにシャッターを押していました。

カメラなんか持たせずに
草木や昆虫を見て遊んだほうが
良かったようですね。
こうしたボランティアをするにしても
理解できる年齢は
小学校の高学年から
中学生以上のようでした。

こんど、そうした依頼があったら
ただ子供たちと
フィールドで遊ぶことにします。

しかし、
子供の撮ったピンボケ写真に
親は現像料を払わされるわけですが
子供たちははじめて持たされたカメラを
楽しそうに使っていましたョ。

22:26 2004/07/23 記

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カラスザンショウの木の下で
明治神宮にて
壁紙になります。お使いください
800 x 600
1024 x 768

今日、
渋谷区立山谷小学校の子供たちと一緒に
明治神宮の森を歩きました。

カラスザンショウの地味な花や
ヤブミョウガの小さな花を見て
写真に撮ったりしました。


カラスザンショウの花を撮影する子供たち

しかし子供たちは
そんな地味な花より
バッタやトンボを見つけて
楽しんでおりました。

今日は暑いとは言っても
昨日ほど気温は高くなく
神宮の森は快適でした。

そんななか
子供たちに囲まれて
「鈴木さん、これなんですかー?」
などと聞かれながら
のんびり森を散歩しました。

たまには
そうした役もいいものですね。

22:48 2004/07/22 記

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昼間、暑ければあついほど元気そうに見える
夕方咲き出したばかりのオシロイバナ
渋谷区代々木にて

近所の
渋谷区立山谷小学校という小さな学校で
夏休みの企画で
チャレンジスクールと題して
民話教室
地域環境体験教室
福祉体験教室
などなどの
体験学習をおこなっているのです。

そんななか
自然体験写真教室というのを頼まれていて
明日、
その小学校に行って
しばらく子供たちと過ごすのです。

去年も同じ企画で
代々木公園を歩いたのですが
子供たちと草や木を見ながら
フィールドを歩くのは楽しいものですよ。

しかし
今年はこの猛烈な暑さの中
何をしようか
木陰でお話だけにしようか
悩んでいるところです。

子供たちが後で
「あの時は、暑くてつらかった」
としか思い出せなければしょうがないですものね。

22:22 2004/07/21 記

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夏の夕暮れ
明治神宮にて
これを書いている今、
午後10時50分ぐらいですが
外はまだ昼の熱が残っていて
窓を開けると‘ムッ!’とした感じです。

そういうわけで
まだエアコンをつけています。

夕暮れ、
仕事場からの帰り道
明治神宮の森を歩いていると
さすがに森の中はやや涼しく
ヒグラシが盛んに鳴いていました。

これだけ緑が多ければ
植物や小さな生きものも
この暑い夏を乗り切ることができるでしょうが
街で日のあたるようなところに置かれた
プランターの植物などは
水も枯れて
息も絶え絶えという様子ですね。

このへんで
一雨きてくれないと・・・

      ・ ・ ・

僕は三日前
新潟県の蓮華温泉の近くでキャンプしていましたが
その晩、猛烈な雨にあい
命の危険を感じたほどです。
東京では雨も降らずに
この猛烈な暑さ!

やっぱりなにか変ですねー!

23:04 2004/07/20 記


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帰りの高速道から見えた 妙高山
今回の山行では
よく雨が降りました。

次から次へとおしよせてくる雨雲は
恐ろしいようでした。

沢筋でキャンプしていたのですが
一昨日の真夜中
文字通り土砂降りとなり
沢が増水して
水音ばかりではなく
水に動かされた大石が
ごろごろと転がる音が聞こえました。

穏やかなときには見えない
恐ろしい自然の姿ですね。

そんななか
我々、昔の山仲間7人の
酒を飲むためのような合宿は
幸運にも翌日は天気も良くなり
無事、終わりました。

山に入ってからの四日間
ネットにつなげられなかった
更新分16ページをまとめて載せました。

しかし、
日本海側は大雨!
関東では猛暑!
なんかへんですね。

23:24 2004/07/19 記

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ギラギラ照りつける太陽によく似合っている
キョウチクトウの花
新宿区の高田馬場にて

やっと、山に行きます!
これから出発でーす!

一人でのんびりと
長野県の栂池高原から
白馬大池をへて
蓮華温泉まで歩きます。

合宿と称して
蓮華温泉で金曜の夜に
山の仲間と合流して
日曜日までキャンプ飲み会の予定です。

標高があるので
きっと涼しいだろうなァ!

      ・ ・ ・

ノートパソコンと
携帯電話を持っていきますが
深い山の中なのつながらないと思うので
たぶん、更新できません。

そういうわけなので
次の更新は日曜日の夜11時過ぎになると思います。

では!
行ってきまーす!

16:20 2004/07/14 記


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灼熱の太陽の照りつける畑で元気そうなラッカセイ
新宿区の新大久保にて
この写真についてはフィールド日記をご覧下さい

気象衛星ゴースの画像を見ると
昨夜からずっと雲の塊が日本海側にありましたが
新潟のほうは大雨でだいぶ被害があったようですね。

東京は、眼のくらむような暑さの日が続いております。
そうしたなか
新宿区の裏通りを歩いていたら
この炎天下に
電気工事の方々が
感電防止の長靴にゴム手袋をして
厚手の作業服を着て
電柱で作業をしていました。

“夏は暑い!”というのは当たり前ですが
最近、地球の温暖化が言われていて
エルニーニョ現象なのか
日本海側が水害で
太平洋側が猛烈な暑さのうえ
東京では
エアコンの廃熱や車の出す熱気で
町全体がサウナの中のようですよ。

そうしたなか
電気工事の方々は
きっと予定通り
作業をこなしているわけですが
ひとごとながら
熱に当たって体を壊さないかと心配になります。

地球温暖化で
東京が熱帯地方のようになったら
生活様式も
熱帯に住んでいる人に習って
昼は木陰で2時間ぐらい昼寝をして、
仕事はマイペースでのんびりとというのが
元気に生きられる知恵かもしれませんョ!

ホント!
 記

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保護されている林に咲くヤマユリ
目黒区の駒場野公園にて

先週、多摩川に行ったときに
小さな体長1センチにもならないような
エビ(スジエビか?)がいて
網もなかったのですが
何とか数匹手で捕まえました。

偶然エビと一緒に
小さなゲンゴロウの仲間も汲んだ川の水にいて
今、その2種を小さな水槽で飼っています。

それが不思議なことに
部屋に置いた水槽で
チチチチチチチという小さな鳴き声がするのです。

よく聴こうと思い
水槽に近づくと鳴きやんでしまいます。

エビが鳴くとは聞いたことがありませんが
3〜4ミリぐらいの小さな虫が鳴くとも思えません。

別々にしてみて
どちらが鳴くのか確かめる必要がありそうですが
ご存知の方
教えていただけませんか。

23:00 2004/07/12 記

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昼にはしぼんでしまうガウラ(ハクチョウソウ)の花
代々木公園にて

‘ジャックと豆の木’のお話では
「夜、
眠っている間につるがぐんぐん伸び・・・」
という展開でしたよね。

クズの蔓の成長を撮るつもりで
蔓が延びてくれなかったということは
昨日のこのページに書きましたが
きっと朝のうちに伸びるのだろうと思い
今朝は早起きしてまたクズの蔓のところにやってきました。

→→→→→
9日の夕方の写真          10日朝の様子

するとだいぶ伸びているようでした。

これだったら今から伸びる分は撮れるだろうとおもって
ビデオカメラをセットして
自動撮影を開始しました。


セットしたビデオカメラ

そういうわけで
今日も朝から林の中にシートをひいて
ごろごろしています。

ノートパソコンのバッテリーを三本持ってきたので
この文章もここで書いてます。


木に寄りかかって木陰でパソコンです

しかし、今[13:20 2004/07/10]ですが
朝からほとんど伸びてくれません。

ジャックのお話に出てくる豆の木はなんだかわかりませんが
クズもマメ科のつる植物!
やっぱり夜に伸びるようだなー!

夜の撮影となると
照明や寝袋などが必要だし
山と違い
街の公園の夜はちょっと怖いなー!

とにかく今日は
夕方までもうこれ以上伸びそうにもないし
雲行きが怪しくなってきたから
もう、かーえろ!

13:33 2004/07/10 記

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ニセアカシアの森でふと見上げた夏の空
渋谷区にて
壁紙になります。お使いください
800 x 600
1024 x 768

暑くて、
どこかに出かける気になりませんよ。

そういうわけで
今日は仕事場にも行かず
近くの公園で(ご存知代々木公園)
ビデオカメラの自動撮影で
時間を短縮してクズの蔓が伸びる様子を撮りました。


自動撮影の様子
カメラには触らないでくださいとのメモをはりました


セッティングしたカメラから離れられないので
近くにマットをひいて
日がな一日、
ニセアカシアの林の下で
ごろごろしていました。


ごろごろしていたマット

近くにはボクと同じように
日陰で昼寝をしている人がいましたが
浮世の時間とは違う時間が流れているようで
文字通り、のんびりとした一日を過ごしましたよ。
しかし、
クズの蔓のほうは
思うように伸びてくれず
思ったような映像が撮れませんでした。

クズの伸びるのは朝早い時間なのか
それとももう成長期を過ぎてしまったのか
近日中にもう一度トライするつもりです。
(カメラの横でごろごろしながら)

22:44 2004/07/09 記


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ノウゼンカズラの花
新宿区高田馬場にて
壁紙になります。お使いください
800 x 600
1024 x 768
いやー!
実際に多くの物を見て
研究をしている人はすごいですね。

四日前の7月4日のフィールド日記で
水草を2種
‘アカウキクサ’と‘ヒナウキクサ’として載せたところ
水草を研究されている兵庫県のM氏から
それぞれ‘オオアカウキクサ’と‘コウキクサ’ではないか
とのメールをいただきました。

フィールド日記に載せるときは
高倍率のルーペを覗き
図鑑を精読して上記の種としたのですが
それぞれの違いのポイントの
葉の突起が多いか少ないかとか
ふるい根に毛根が残るかのこらないか
などの記載は
それぞれの種をたくさん見て
どの程度違うのかを肌で感じないと
ほんとうのところはなかなかわからないのですよ。

しかしぼくは、
現物を見ながら間違えた答えを出してしまったのに
M氏は荒いネットの画像で
違うのではないかとの疑問を持ち
ご指摘くださったのです。

自分の無知もお恥ずかしいしだいですが
ネットのおかげで
正しい答えにより早く近づけるのですから
ありがたいものですね。

そういうわけで
今回、一度に二つも間違った件
訂正とお詫びします。

22:53 2004/07/08 記


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ミツバの花
新宿区の高田馬場にて

先日、ボクのホームページの読者の方たちに
明治神宮のマヤランの花をお見せしたとき
雑談で
ぼくのこのページの文章で
‘実がなれる’と表現があるが
変だとのご意見がありました。

ふだん、ボクは話し言葉で
‘柿の実がなれたよ’などといっていて
違和感がなかったのですが
調べてみたら
‘成れる’か‘熟れる’という言葉でした。
実は‘生る’で
なぜか
ぼくが子供の頃から使っていた言いまわしですが
間違った使い方だったようです。

不勉強をさらけ出していて
お恥ずかしいかぎりです。

そういえば
こどものころ
募集広告の看板などを見ていて
読めなくて
「運転手、若干名(じゃっかんめい)募集」と書いてあるのを
‘若、千名募集!若い人を千人も募集するんだすごいなー’
とおもいこんだり、
近くの喫茶店の
 --------
  バンビ
  珈 琲
 --------
という看板を見て
バンビは‘珈琲’という字のふりがなだと思い込んでいて
ずっと‘珈琲’をバンビと読んでたり
石川啄木(いしかわたくぼく)が読めなくて
間違った読み方だとはうすうす感じていても
ひとまえでは言いませんでしたが
ずっと
(いしかわぶたき)
と言っていたり
思い出すと
‘ああ、はずかしー!’

人生は恥じの積み重ねのようなものですね。

23:08 2004/07/07 記

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チョウチンホコリの変形体
明治神宮にて

このところの暑さは
ちょっと普通じゃない感じですね。

熱帯出身の植物は今年はうれしい夏でしょうし
寒い地方出身の植物たちは
夏ばてせずに生きのびるのに必死でしょうね。

朝方降った雨は
変形菌たちにとっては恵みの雨だったようで
昨日の朝
明治神宮の朽木にいたチョウチンホコリの変形体は
あまり元気がなかったのですが
今朝は元気で
盛大に広がっていました。

21:55 2004/07/06 記

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今年も咲いてくれたマヤランの花
明治神宮にて

先日、
「そろそろ、明治神宮のマヤランが咲くので
見たい方はご案内しますよ!」
と、このページで呼びかけましたよね。

その後しばらく反応がなくて
「ひとりも応募者がいなかったら
かっこわりーしさびしいよなー」
と思っていましたが
その後ポツポツと参加表明のメールをいただき
今日、8名の方々の参加のもと
花も咲いてくれていて
無事、皆さんに見ていただくことができました。


冬虫夏草のクモタケ断面
明治神宮にて

参加者は全員女性で
みなさんとても熱心で
途中、今日のフィールド日記に載せた
キフシススホコリやクモタケなど
いろいろ観察をしながら歩いたのですが
茸に詳しい方、
虫に詳しい方
樹木に詳しい方と
それぞれ好きな方向に眼をむけ
他の人に説明したりしながらのろのろ進みました。

そんなこんなで
一時間ほど歩き
原宿口テラスで記念撮影して
解散というわけです。


明治神宮のテラスにて

自然が好きで
花が好きな人どおしが
情報交換しながら歩いた
今日のマヤランのお花見は
なかなか楽しかったですョ。

22:06 2004/07/05 記

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日曜日で多摩川の川原では
橋の下の日陰で大勢の人がバーベキューです。
狛江市にて

おとといUさんという方から
間違いのご指摘をいただき
昨日確かめに行ったことは書きましたが
そのメールで
珍しい帰化植物の‘コゴメイ’の生えている場所を
教えてくださいました。

その付近ではイグサの仲間は数種類あり
それぞれ撮影して
標本を採ってきたのです。

そして
昨日のフィールド日記に
‘コゴメイ’と‘イグサ’を載せたわけですが
載せたあと、どうも不安になってきて
標本を再びよく見てみましたが
コゴメイのことを書いてある図鑑が少なく
ますます不安になってきました。

そういうわけで
今朝、再び現地に行って
また、よく見てきました。

それでもやっぱりよくわからないので
昨日載せた‘コゴメイ’と‘イグサ’の二つは
一応、削除しました。

こんど、在来のイグサをよーく観察して
標本を採ってきて
昨日採ったものと見比べたうえで
結論を出します。

興味があっていつも見ているものは
ちょっとした違いでもわかりますが
そうでないものの
種類を判定するのは難しいですねー。
ほんとに!

22:52 2004/07/04 記

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昨夜 僕のホームページをごらんになった
Uさんという方から
「2003年11月8日に載せたタマガヤツリは
メリケンガヤツリの間違いではないか」
とのメールをいただき
今日、確認のため
そのとき撮影した場所へ行ってきました。

河原で
カヤツリグサ科の植物をいろいろ見ていくと
ご指摘どおり、
僕の間違いだったようなので
とりあえず
そのページは削除しておくことにしました。

今後も
思い込みやうっかりミスで
間違えることもあるかと思います。
気が付いたことがありましたら
ご連絡くださいね。

22:52 2004/07/03 記

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まだ7月上旬だというのに
盛大に咲いていたサルスベリの花
豊島区高田にて

このところデスクワークに追われ
なかなか取材に出られません。

そういうわけで
このホームページのフィールド日記も
近所のもので済ませていますが
今日は昼休み仕事場の近くで
セントポーリア、
ニチニチソウ、
シソ科のベルガモットを撮りましたが
バックナンバーを調べてみると
みな紹介済みでした。

しかたがないので
以前載せたのとは別の色のベルガモットを
載せることにしましたが
そろそ近場では種切れですね。

今後、フィールド日記は
紹介したいものがあるときに
載せることにしようとおもいます。
このトップページは毎日更新するつもりですけどね・・・

      ・ ・ ・

ところで
話は変わりますが
三日前の6月29日のトップページで
「明治神宮のマヤランを一緒に見に行きませんか」と
お誘いしましたが
みなさん、平日の朝9時
明治神宮参宮橋口(北門)にというのは難しいようで
いまのところ
メールで参加を表明された方は
約一名だけです。

目的のマヤランは
今日見たらもう咲き始めておりましたよ。

よく、お店などのホームページで
‘このページをプリントしてきたら割り引きます’
というのがありますが
それにならうと
‘僕のホームページ読者には
とっておきのマヤランをご案内します’
というわけです。

予定では
7月5日午前9時、参宮橋口出発
マヤランその他あればおまけに
冬虫夏草のクモタケ、オサムシタケ、
タシロラン、
変形菌のキフシススホコリなどもお見せできるかもしれません。

植物の観察終了は
9時40分ぐらいで
希望者は原宿口のテラスでコーヒー休憩
10時解散というところですかね。

どうせだったら
初対面の植物好き5〜6人で
(友人もご遠慮なく)
わいわいと情報交換しながら歩きたいですね。

21:59 2004/07/02 記

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照りつける太陽がよく似合う
カンナの花
新宿区の高田馬場にて

ファーブル昆虫記を読んでいると
その観察力の鋭さと探究心に感心させられますが
凡庸な僕でもフィールドで
先を急がずに足を停めてちょっと見ていると
今まで気づかなかったことが
いろいろ見えてくるのですョ。

見るというのは大事ですねェ。

今日はヤブガラシの花に
虫たちが蜜を吸いに来る様子を眺めていたら
いろいろ見えてきましたョ。
(詳しくは今日のフィールド日記をご覧ください。)

花は咲いてからの時間の経過で色が変わるようで
オレンジ色とピンク色の2色あり
咲きはじめた花はオレンジ色だったのです。

ところが図鑑(平凡社刊 日本の野生植物II)には
「はじめ紅色、のちに橙色にかわる」
と書かれています。
今日の僕の観察とは逆にかかれているのですョ。
どう考えても
図鑑のほうが間違っているように思いますけどねェ。

自然の出来事は
本を読んだり人から聞いて知ったつもりになるよりも
自分で見て知ることが大切なようですね。

20:47 2004/07/01 記

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