フィールド日記
雨の中のビバークでした
2004年5月16日
<新潟県 妙高高原町
標高の低いところではもう実になりはじめているのに
今頃花盛りのウワミズザクラ
新潟県の妙高高原にて
昨日、行程が長くてビバークしましたが
無事下山しました。
ところで
もう、里が近くなったのに
昨日、なぜビバークしたのかというと
缶ビールほどの大きさの
小さなツエルト(簡易テント)を買ったので
ビバークをしてみました。
手のひらに乗る小さな一人用ツエルト
最近の山の装備はずいぶん進歩していて
羽毛の薄いシュラフと、防水のシュラフカバー、
それとセーターのように使える薄い羽毛服を
圧縮できる小さな袋に入れるとザックに軽く収まります。
シュラフ、シュラフカバー、羽毛服が入っている袋
写真の自転車のハンドルにつけた日帰り用のザックには
テントなどキャンプ用具一式
デジカメ一台、35ミリフイルムカメラ一台、交換レンズ
それとノートパソコンなどが詰まっています。
ザックをつけた愛用の折りたたみ自転車
そういうわけで
快適にキャンプできるかどうか
テストを兼ねてのビバークをしたわけです。
昨日のビバークの様子
三脚を支柱にして張ったツエルト
テスト条件としては最適に(?)
夜半から雨になり
朝起きたときには本降りとなっておりました。
結果は、というと、
雨の中でもなんら問題なく
安眠できましたョ。
ちょっとやせがまんかな
ドラえもんの‘どこでもドア’はうらやましいですけど
この小さなキャンプ道具は
僕にとっては‘どこでもベッド’という感じで
フィールドで安心して過ごせる装備になりそうです。
22:01 2004/05/16 記
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