フィールド日記

アイラトビカズラ
マメ科
Mucuna sempervirens
2004年5月12日
神奈川県 鎌倉市





つる性の大きな木で
葉は三小葉で厚くて光沢がある。

花は暗紫色でブドウのふさのように咲く。

中国(南部、西部)に自生する植物だが
日本には熊本県菊鹿町相良に一本だけ生えている。

以前、花を撮るために熊本の自生地に行ったことがあるので
大船フラワーセンターでこの鉢を見つけて懐かしかった。
菊鹿町のアイラトビカズラはモウソウチクの竹林に
覆いかぶさるように生えていて
花は下のほうの太い幹のそばに咲いていたので驚いたことを覚えている。
この鉢のものも下の根元の近くに咲いていた。

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