フィールド日記

ビワ
バラ科
Eriobotrya japonica
2004年3月22日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「夏の花」 164頁,「秋の花」 183頁



ビワの成葉の裏面は褐色の綿毛を密生するが
芽吹きのころはその綿毛が白く、
裏面を見せて伸びていてよく目立つ。

本州(西部)、四国、九州の石灰岩地帯に生えるが
元来は中国から渡来して野生化したようである。

暖かい地方の鉄道沿いにもよく生えている。
列車に乗りながら実を食べたひとが
種を窓からプッと捨てて
その種から育ったものだろう。

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