フィールド日記

庭木の雪囲い?

2004年2月20日
東京都 渋谷区



この藁のお人形のようなものは
庭木を冬の寒さから守るために藁で覆ったものだ。



代々木公園の管理事務所は人のあまり通らない奥まったところにあり
周辺の花木はなぜか他の場所よりとてもよく手が入れられている。

そして松の立派な雪吊りのとなりに庭木の藁囲いがあった。
しかし
これほどしっかりと防寒対策を施さなければいけない木が
植えられていたのか思い出せなかった。

この藁の中で何の木が守られているのか知りたくなり
帽子のようなものを手でつまみあげてみた。



するとすっぽりとまさに帽子のようにはずすことができた。



驚いたことにその中には竹の棒が見えた。

要するに冬の風景として
雪もたいして降らない東京で
庭木の雪囲い風の藁の作り物だったわけである。

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