フィールド日記

餌をやれば喜んではくれるけど・・・


2004年2月15日


今日見かけた小さな春
地面にしがみつくように咲いていたムラサキツメクサ
代々木公園にて



愛らしいピンクの花をみると春を実感しますね

この時期の明治神宮の内苑を散歩すると
あちこちで大砲のような超望遠レンズを三脚にセットした
野鳥の写真を撮る人たちに出会います。

野鳥の来そうな枝に餌を置き
そこにピントを合わせてやってくるのを待つのです。

今の時期はルリビタキのオスがお目当のようですが
シジュウカラが来ると
餌泥棒が来たとばかりににらみつけています。

至近距離で鮮明な画像を撮るための手段なのでしょうが
野鳥観察者が過密な内苑では
食べきれないほどの量が置かれているようです。

野生動物に餌を与えるということについて
よく考える必要があると思いますね。

22:12 04/02/15 記

----------------------------------フィールド日記の目次に戻る●

次のページ
前のページ

[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く

Top page (English)