フィールド日記

サルスベリ
ミソハギ科
Lagerstroemia indica
2004年1月19日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「夏の花」 116頁,「秋の花」 686頁



つるっとした幹が特徴のサルスベリだが
葉をすっかり落とした冬木をみると
ジグザクに伸びた枝が
まるで空に向けて稲妻が走っているような感じの
個性的な枝ぶりだ。

中国南部原産で庭木や街路樹として植えられることが多い。

こうした枝ぶりを見ていると
外国からやってきて
苦しんで日本の風土で生きているように見えてしまうが
この伸び方がサルスベリ本来の樹形なのだろう。

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