フィールド日記
マット状に敷かれた木屑
2004年1月16日
東京都 渋谷区
代々木公園の芝生のなかを突っ切るような感じで
幅 1メートル、厚さが15センチぐらいに
木屑が敷き詰められていた。
人が歩くために敷いたものだが
歩いてみるとぶかぶかした感じで気持ちが悪い。
ジョギングの人も散歩の人も
みなさん木屑の脇の芝生を歩いている。
毎年敷いているのだが
大雨が降ると流されるわけだし
しばらくするとだいぶ散らばってしまう。
なぜこうした事をするのかというと
公園からで出る払った枝や伐採した木を
機械にかけて粉砕して
その破片の処理のために歩道として敷いているわけなのだ。
散らばらないようにするためなのだろうが
以前、
敷いたチップの上から
透明な樹脂を吹き付けているのも見たことがある。
ゴミとして処理するにはお金がかかるからだろうが
製紙会社に引き取ってもらって紙の原料にするとか
もっと有効な使い道はないのだろうか。
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