フィールド日記
クラッスラ・ポルツラセア
ベンケイソウ科
Classula portulacea
2004年1月10日
東京都 渋谷区
代々木八幡神社の鎮守の森は
この地域にもともと生えていただろう樹木が茂る照葉林である。
その森を歩いていて風景になじんだ見慣れない照葉樹があった。
よく見てみるとなんと‘カネノナルキ’ではないか。
南アフリカ原産の主に鉢物として出回っている木だ。
(2003年2月10日のフィールド日記で花を紹介したのでご覧下さい。 花を見る)
誰かが、育てていて不要になったのだけれども
ゴミとして捨てるのも忍びないので
人目を忍んで持ち込んで森の片隅に植えたものが根付いたのだと思う。
街の中の公園を歩いていると ときたまそうした異質な植物に出会うことがある。
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