フィールド日記

春の七草のかご

2004年1月3日
東京都 渋谷区



お正月が終わると次は春の七草が気になってくるのだが
もう春の七草のかごが売られていた。

1月7日に「七草粥(ななくさがゆ)」を食べると
災いをよけ、長寿富貴を得られるということのようだが
豪華な正月料理で疲れた胃にも
葉物の少ないこの時期に
青菜を入れた粥は体に良いということなのだろう。

ところで春の七草とは
芹(せり)→セリ
薺(なずな)→ナズナ
御形(ごぎょう)→ハハコグサ
繁縷(はこべら)→ハコベ
仏の座(ほとけのざ)→タビラコ
菘(すずな)→カブ
蘿蔔(すずしろ)→ダイコン
というわけなのだが、
野草を摘んで作ろうと思うと東京周辺でもなかなか難しい。

セリは日当たりの良い小川などで見つけられるかもしれない。
ナズナ(ぺんぺん草)はロゼットが地面に張り付いている。
ハハコグサ、ハコベは日当たりの良い原っぱで見つけられる。
タビラコはやはり日当たりの良い田んぼの畦などで見つけられるかもしれない。
(シソ科のホトケノザのことではないので間違えないように。)
カブ、ダイコンは八百屋で入手するのが早道。

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