フィールド日記

暮れの青春18きっぷの旅
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2003年12月29日


冬の砂浜にしっかりロゼットを広げるメマツヨイグサ
福島県いわき市の二見ヶ浦にて


今年ももうあと数日を残すのみとなり
正月の準備で忙しい日本列島ですが、
僕は今、折りたたみ自転車をもって
青春18きっぷで
のんびり東北地方の旅をしています。

帰りは新幹線を使う予定なので
青春18きっぷは一回分でいいのですが
5回分つづりで一枚だけ買うことができません。

毎回、青春18きっぷの時期に利用している
鉄道マニアの友人に聞いたところ
一回分わけてくれるとのことで
この計画を思い立ったのです。

昨夜遅くまでかかって年賀状を書き終え
睡眠時間4時間ほどで
早朝6時3分上野発いわき行きの鈍行列車の
車中のひととなりました。
(なお、今日あたり帰省ピークのはずですが
長距離とはいえ早朝の車両はがらがらで
不足分の睡眠は車中でしっかりとれました。)

      ・ ・ ・

ところで、
今日サイクリングを楽しんだ
いわき市付近の海岸では
温暖な福島県浜通りとはいえ
異様に気温が高く南風が吹いています。

例年だとまだ咲いていないヤブツバキも
満開状態です。


満開のヤブツバキ

夏は気温が低く
米が不作となりましたが
この冬もなんか変ですね。

まあ、とにかく
来年は良い年でありますように!

21:43 2003/12/29 記

追伸
いわきの先の四ツ倉駅からまた鈍行に乗り込み
仙台駅で乗り継いで
今、塩釜の神社のそばの旅館です。
この時期、商人宿に泊まる客はいないのでしょう。
今夜の客は僕一人の静かな暮れの宿です。


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