フィールド日記
初冬の皇居一周のんびりウォーキング
トップページの文を転載しました
2003年12月19日
皇居のお堀にかかる平河橋
右のビルは毎日新聞社
今日は初冬の皇居一周のんびりウォークを
T氏・Wさんご夫婦と三人で楽しんできました。
T氏は野鳥の知識が豊富で
道々、いろいろ教えてもらいました。
お堀端を歩いていて
彼は餌を持っていないのに
いかにも餌を投げているジェスチャーをします。
すると、
池のまん中あたりにいた水鳥たちが
こちらの方にやってきて良く観察できるのです。
来たものの餌がないのでこちらを見上げて待つキンクロハジロ
しかし、鳥たちの期待を裏切ったようで
僕はちょっぴり罪悪感を感じましたが
T氏は平気のようです。
ふと欄干の内側を見ると
警戒心の強いスズメたちが
真下まで来ています。
足元でこちらを見上げるスズメ
いつもここで
水鳥たちにやる餌のおこぼれにあずかっているのに
ちっとも餌が落ちてこないので
恨めしげに見上げていたのでした。
しかし、
野生動物に餌をやることを
否定している僕としては
都会に生きる野鳥たちも
たまには裏切られるくらいでよいのだ
と、思いなおしました。
・ ・ ・
天気予報では冬型が強まり寒くなるといっていたのに
風もなく穏やかな一日
まる一日をかけての楽しい
皇居一周ウォーキングでした。
22:56 2003/12/19 記
----------------------------------フィールド日記の目次に戻る●
次のページ
前のページ
[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く
Top page (English)