フィールド日記

うちは‘オシドリ夫婦’ではありません
トップページの文を転載しました

2003年12月13日


昔、
‘コマドリ姉妹’というふたごの歌手がいましたが
深い山で出会うコマドリと
和服の双子の女性グループとは
僕はイメージが一致しません。

明治神宮の池に
この冬もやってきたオシドリをみていると
仲のよい夫婦の表現でよく使われる
‘オシドリ夫婦’という表現は
気の荒いオシドリの雄の様子とは
イメージがあわずとまどってしまいます。

繁殖地での子育ての様子はわかりませんが
どんな根拠で
仲の良い夫婦をあらわすために
オシドリが引っ張り出されてきたのかは
僕は知りません。

ライオンのように猛々しいとか
ハイエナみたいなやなやつだとか
女性の敵の狼男とか
たとえで使われる動物たちは
いい迷惑なのではないでしょうかね。

22:49 2003/12/13 記


----------------------------------フィールド日記の目次に戻る●

次のページ
前のページ

[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く

Top page (English)