フィールド日記

スエヒロタケ
茸・スエヒロタケ科
Schizophyllum commune
2003年12月3日
東京都 渋谷区



どこでも普通に見られる種類の茸だ
山と渓谷社刊 盛口満著 『教えてゲッチョ先生!雑木林は不思議な世界』
という本を読んでいたら
このスエヒロタケのことが載っていた。

その本によるとずいぶんとタフなキノコのようで
ウミガメの骨にも生えたそうだし
なぞのセキに悩まされた女性のタンから分離した菌を培養したら
スエヒロタケが発生ということが書いてあった。

そんな文章を読んだため
今日は撮影のために近づくときも
なんとなく胞子を吸わないように
気をつかってしまった。

(この本は初版が10月25日付けのできたばかりの本で
ゲッチョ先生が以前住んでいた埼玉県の飯能市での
フィールドでの観察記録が主なのだがとても面白かった。
ご一読をお勧めする。)


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