フィールド日記

これだ!というヤナギノギクには出会えませんでした
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2003年11月17日
高知県にて


仁淀川と沈水橋
日高村にて

昨日予告した蛇紋岩に咲くキク「ヤナギノギク」を求めて
今日は一日蛇紋岩の山を探しましたが
残念ながら貧弱なヤナギノギクだろうと思われる花を
数輪見つけただけでした。


他と様子の違う蛇紋岩地の山肌
色づいているのはドウダンツツジ

ところで蛇紋岩のあるところは
山肌を見ただけでもすぐわかりました。

生えている植物が
アカマツ、ドウダンツツジ、トサミズキなどで
アカマツ以外は大きく育たず
緑濃いほかの山肌とはずいぶん様子が違うからです。
そうして
その山の斜面をずいぶん歩き回りましたが
結局“これだ!”
というヤナギノギクには出会えませんでした。

      ・ ・ ・

今夜は佐川町に泊まってます。
まだ明るいうちについたので
町の中を散歩してみました。


牧野富太郎の家のあったところ

ここは
植物学者牧野富太郎の生まれ育った町で
生家跡地は小さな公園のようになっていて
石碑がありました。

富太郎も造り酒屋の息子だったようですが
生家のそばに
町の一角を占めるように
‘司牡丹’の工場があります。


路地を挟んで先のほうまで司牡丹の施設

ビールのコマーシャルのまねをして
熱々のコロッケなどと缶ビールを買って
富太郎の生家跡地で
夕暮れビールを楽しみたいところでしたが
近くには
コロッケもビールも売っている店がありませんでした。

というわけで
早々に宿に入って
ホームーページの更新作業を始めたしだいです。


21:42 2003/11/17 記

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