フィールド日記

なんでそんなに叫んでいるの
トップページの文を転載しました。

2003年5月6日
東京都 渋谷区



今年も咲いたメキシコマンネングサ
この植物についてはは去年(2002年4月29日)の
フィールド日記で紹介してあります。



仕事場からの帰り道
夕暮れ時
代々木公園を歩いていると
大勢のひとのそろって叫ぶ声が聞こえてきました。

なにごとかと思って見てみると
十代か二十代前半の若者たちが大勢いて
声の限りに際限もなく絶叫しています。


絶叫する若者たち

数日前、‘戦場のピアニスト’という
ポーランド人でユダヤ系のピアニストが
ナチスの迫害を受けるようすを
淡々と描いた映画を観ましたが
大勢が熱に浮かされたような様子を見ていると
関係はないのですが共通のものを感じます。

植物で、夜の様子を見たいものがあり
夕食を済ませた後9時ごろ
再び代々木公園に行ってみると
彼らはまだ絶叫を続けていました。

理由も素性もわかりませんが
集団で催眠状態に陥っているように見えます。

僕は子供のころから
おおぜいで何かやるのが不得意で
野球チームなどに参加したことがなく
一人で行動するのが好きなタイプの子でしたが
チームワークを固めて
仲間が同じ目的に向かって努力する姿を
うらやましくも思いました。

しかし、
こうした延々と絶叫しているグループは
なんとも異様な感じがしますね。

22:09 2003/05/06 記

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