フィールド日記

昔ながらの竹の生垣??

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2003年3月13日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「春の花」 ::頁


昔ながらの竹の生垣??

明治神宮の杜の一画を伐採して
新しく出来た建物の周りが竹の生垣で囲われました。
ちょっと見には竹ですが違和感があります。


木のように見える棒もプラスチック製

生垣を支える木の杭も
よく見るとプラスチックを成型したものです。


プラスチックの蓋

竹のように見える棒も金属を樹脂コーティングして
竹の模様をつけたもので蓋がついていました。



‘竹’を縛っているシュロ縄のように見えるものも
黒いナイロンロープです。



そうなると下に植えた草も
さてはビニールの造花かとおもったら
本物のジャノヒゲでした。

最近普通の家では、
木の模様をプリントした
アルミサッシの窓や玄関などをよく見かけますが、
明治神宮の深い緑の森のなかで
こうしたまがい物を見ると僕は興ざめです。

こうしたものはけっして土に返らないですしね。

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