フィールド日記

形あるものはいつかは壊れる

トップページに掲載した文を転載しました。
2003年3月10日
東京都 奥多摩町


杉・花粉飛ぶ

まだ冬型で風の強い今日あたり
杉の花粉が飛ぶ様子が撮影できるだろうと思い
デジタルビデオを持って
奥多摩に行ってきました。

撮影ポイントを決めるときには
たくさん飛んでいたのに
三脚にビデオカメラをセットしたとたん
風がやんでしまいました。

なんだかいつもそういう目にあう感じです。

上の写真はやっと撮れたビデオ映像から取りました。
ムービーで動いているのを見るとまだいいのですが
こんどもっとバッチリ
花粉の出ているところを撮りたいものです。

ところで、
まず奥多摩湖に行ったのですが
僕がはじめて行ったのは
小学5年のときだったと思います。


奥多摩湖

ネットで“小河内ダム”と検索してみると
昭和13年着工、昭和32年完成。
貯水量1.85億立方メートルの
我が国最大の水道専用ダムだそうです。


小河内ダム

完成から45年たっているわけですね。

僕は“形あるものはいつかは壊れる”と思っていますが
コンクリートも耐用年数が決まっているわけで
このダムの末路はどうなるのだろうか
僕には予想もつきません。

素人考えですが
大地震で決壊して
下流が水害に襲われないのですかね。

ニューヨークの貿易センタービルが崩れるのを
ライブで見たりすると
どんなものでも
人間の作ったものの末路を考えたりします。

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