フィールド日記

観察の眼力
トップページの文を転載しました。
2003年3月6日
東京都 八王子市


沢ぞいに生えたジャノヒゲの実と氷

昨日、知人と木の幹の話をしていて
同じ種類でも、若い木と老木とは違うし
個体差もあるというところまで話がすすみ
さてイヌブナはどうなんだろうという話になりました。

ケヤキについてはフィールド日記で
今年(2003年)1月11日に
個体差があるということを載せましたが
高尾の山の中にイヌブナの森で
よく見ているはずなのに
個体差があったかどうかまでは
思い出せませんでした。

気になって仕方がないので
さっそく今日行って見てきました。

見た結果、
木によって思いのほか様子が違っていました。
今日のフィールド日記で紹介してありますので
ご覧ください。

葉を見て、花を見て、
樹形を見て、冬芽を見て、樹皮も見て、
“ああ、この**の木だ!”
という見方をしていますが
ケヤキのように身近にいつも接している木でないと
なかなか個体差までは
思いが至らないものですね。

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