フィールド日記
薄氷の上を歩くキセキレイ
2002年12月30日
東京都 渋谷区
池の南半分の日の当たる側は氷が溶け
林の陰になる北側には薄氷が残っている。
池の真ん中のその氷のふちを
キセキレイが歩きながら餌を探していた。
水際の砂地を歩くポーズとまったく同じだ。
夏にも小さなスイレンの葉の上に乗るキセキレイを見たことがあるが
体重が軽いので自信をもって氷のふちまで行くようだ。
万一割れても羽があるから怖いことはないのだろう。
ところで池の水は冷たく
餌をもらう鯉たちの動きも鈍く
目の前のパンのかけらもなかなか口に入らない不器用な鯉が面白かった。
動きの鈍い鯉たち。
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